架空OL日記のレビュー・感想・評価
全111件中、41~60件目を表示
働く女と男への畏敬の念が滲む。笑い、泣いた。
あの刑務所の中に並ぶか。
会話の何処からを切る取るかで客に最適な頃合いと情報量でスッと落とす。
毒付き皮肉りつつも滲む働く女と男への畏敬の念ゆえか終始笑い泣いた。
全員儲け役の凄技女優陣の中で初見の佐藤玲は演技と思えぬ妙演、これは凄い。
最後までみよう
真実より矛先
「中々起きないOLだな〜って💦」っ思ったらバカリズムかよ😓と初まるこの映画。
銀行員のイチOLをバカリズムが演じ女子行員の日常を描くこの映画。
バカリズムらしいネタを映画化。
室内にて一日中業務で過ごす人間でも無ければ、また女性でも無ければ、私(男性)にとってはあまり突き刺さる物が無い映画でもあった。
(OLの仕事内容や休憩を否定する訳では無い)
観る人、好まれる人が凄く限定されると思います。
特に外に出て仕事したり、昼休み中でもゴゴイチの準備や定時退社なんて無いに等く、黙々と完了を目指し行動をしている人間には辛い。
そんなこんなしている間のよそ様の行動なんぞ観たく無い。よそ様はよそ様の生活があるのだ。
何故、自分には合わない日常を見なきゃならんのよ?と。時間を割いてまで。
女性は女性の世界観があるので、この女性感溢れる映画を楽しむのは結構。しかし、男性がこの映画を観てほくそ笑んで楽しんでいたら、、、怖い。
また、映画中の「真実より矛先」は嫌いですね。イジメとかでも原因はそこにあったりしますので。
別映画「聖☆おにいさん」の様に複数話の構成でそれぞれ題名が付いているなら面白かったのかも知れません。
バカリズムの目の付け所は良いかも知れませんが、私は男なのでこの評価。
バカリズムさんの脚本やっぱり良い
違和感なし
めちゃ笑いました
笑った笑った ……最後ふしぎ
文句なし
ドラマの時より笑えるシーンがパワーアップしててめっちゃ笑った 普通に声出して笑った
映画はどうかなーと思ったけど全然違和感なく見れた
コロナ中の映画館だったからかなり空いてたのもあって、たまに横の席にもたれて見てしまった
それくらい見ていて心地よい映画
マキちゃんとサエちゃんが本当にかわいかったなぁ
女5人で「インスタ!」と言うシーンと金髪がツボだった
トイレのシーンで小野寺課長にあそこでなんか小言じみたことか笑える一言を言ってほしかったけど、あくまで彼女たちにフォーカスを当ててる作品だからそれはいらなかったのかと思った
小峰様がアレするときも自分も同じ気持ちになったくらい思い入れが強い作品
主題歌も相変わらず最高だった!
ブルーレイでたら絶対買う!
そんで家でゴロゴロしながら見たい
いい終わり方だったけどシーズン2熱望!(ないな
ロス・・・
ずーーーーーっと流していたい
書籍からのファン。
最初は、男性芸人が「女性あるある」を蔑みを含めつつ面白おかしくやっている感じのやつか...と倦厭していたのだが、読み始めるとそんな浅いものではなかった。
もう、心の底から成り切ろうとしていて、嘲り特有のテンションの高さもなく、非常にストイックな態度でOLに臨んでいる。笑
書籍で一気にバカリズムのファンになった。
とはいえ、バカリも見た目はふつうに男性だし、そのなりきりは文章だからこそ成立するのだと思っていたのだが...劇場で観てみてびっくり。あの「ブログ」を書いていたOLが実写で存在している....!脇を固める俳優さんたちの演技力も功を奏して、驚くほど違和感がなかった。
内容は取り立てて何か述べるようなものではないのだが(笑)、見ていると不思議と引き込まれてしまう。
配信やパッケージで買って、雨の休日などにBGMとして流しておきたいような、癒される良作。
なぜバカリズムなのか?
2020年映画館鑑賞36作品目
OLのあるある?いや違うか
バカリズムの原作脚本主演
なぜかバカリズムがOL
彼がOLを演じる必然性が全く感じなかった
『風立ちぬ』の主人公の声当てした人や『新聞記者』で日本人役を演じた韓国人より違和感がある
最後の方でいなかったことするのにも無理があった
バカリズムという芸名も気にくわない
面白い映画なのは間違いないが主役にはちゃんとした女優を起用して欲しかった
志田未来と同じ歳くらいの
山田の教育ママ眼鏡
踊る臼田
貫禄の坂井
日本人役ではないシム
4人が印象的
更衣室でスカートの中が見えそうで心配になったが見えなかった
胸の谷間なら「おっいいね」と思うがパンチラは正直嬉しくない
ローライズの半ケツとかズボンのチャックを開けているのと一緒でかっこ悪いというか間抜けというかみっともない
バカリズムくらい見えたほうが面白かったけどそういうタイプのお笑い芸人じゃないのかもしれない
おしりと金髪のやりとりが面白かった
もしかしたら矛先やジャンボラーメンの件などは男目線で女子を残念な生き物として取り上げているんじゃないか
女から男に戻ったのもやっぱり男でいいやと思いからか
女の園に憧れてはみたものの華のない今の自分が1番だと
うーん・・・わからない
あーあるある!の連発でした。
リアルOL会話。
書籍もドラマも見ていなかったので、この聞いたことのあるタイトルのみで
観に行ってみた。自身も過去にOLだった時代があるのでとても良く分かる。
あのダラダラと不毛な会話が続く更衣室、ランチの時間、帰宅途中の買い物。
幼なじみでも同級生でも親友でもない同僚との空気感や、先輩との距離感や、
そして上司の悪口大会、、、あぁどれも懐かしい。というか、あのまんまだ!
自身も金融系制服着用だったので、冬場は足元がめっぽう寒かった。更衣室・
ハロゲンヒーター問題には大きく頷き笑った。そして必ずといっていいほど、
ああいう新人ちゃんというか、KYなことばかりやらかす子が必ず一人いて、
振り回されながらも面白かったなぁと懐かしい…まぁとにかく上司や職場の
悪口が多かったので、あだ名は必須!たまに関係ない人の前でも出たりして。
バカリズムがよくこれだけOLのことを分かってるなぁと感心しきりだった。
さらに違和感のない溶け込み方。ああいう人がいたような気さえしてしまう。
内容はストーリーというより、コントで一週間を見ているような感じなので
飽きる人にはそうかもしれないが、OL経験があったり、特に職場での女子
同士の会話に精通していたりするとより楽しめる。これは穏やかな方だけど。
なので最後の、タネ明かし?は必要なかったかも。架空から現実に戻される
意味ではもちろんいいのだが、いや別に違和感ないから、そのままでいいよ?
と言いたくなるのである。なんなら、彼女らが定年まで追ってくれてもいい。
それぞれが勿体ないくらい個性を発揮する女優陣なので観てるだけで面白い。
やめられない、止まらないかっぱえびせん的な映画
ギャラクシー賞は伊達じゃない!!!
いやぁ、笑った笑った。
劇場でこんなに笑ったのは久し振りです。
そして、劇場版を作るに当たって、既存のコンセプトに一切手を加えないで作りきった、升野さんと住田監督の勇気と才能に心からの賛辞を贈ります。
とは言え、原作かドラマ版を御覧に成っていない方々には、正直この作品の世界観が理解出来ないと思いますので、万人にお奨め出来るとは申しません。
でも、御存知の方々には「絶対にオススメ!!!早く劇場へ!」と断言出来ます。
ドラマ版から2年後という設定からして笑ってしまうのですが、キチンとその設定に沿ったストーリー展開や追加キャストの生かし方が出来ており、観終わった時に改めて映画としての完成度の高さを実感できました。
話の中身は、相変わらずの小ネタのオンパレードですが、ディテールがしっかり作られているので、ドラマ以上に楽しめました。
何よりあのメンバーに再会出来た事の喜びと言ったら…、大笑いしてしまいますw。
女性の労働環境とかジェンダーに関する事とか、難しい解釈をしようと思えばいくらでも出来るのでしょうが、この作品に関しては深夜ドラマ時代のノリのまま、素直に笑って楽しめれば充分だと思います。
個人的に紗英ちゃんと酒木さんのファンだったので、変わらない天然の紗英ちゃん、当たりはキツいけどお茶目な酒木さんに「また会えた」感覚は何より嬉しかったです。
興収や賞レースとは一切無縁の作品ですが、何よりこの作品をこよなく愛する人達だけに楽しんで頂きたい、素敵な映画です。
升野さん、心からありがとう!!!
観察眼
異次元の会話だった。
女子が男子に見せない顔とでもいうのだろうか…会話の発生の仕方や、その内容、または目的のようなものが全く理解できない。オチもない。
いや、シーン的なオチはある。が、会話がエンドレスに続きそうで区切りが永遠にこなさそうなのだ。
やり取りされる台詞の口調もあったとは思うが…アレを脚本通り1文字1句変えてませんとかなら女優陣は稀にみる天才だし、脚本家・バカリズムは不世出の脚本家であると思う。
いや、脚本家として既に申し分ないくらいの才能であるのだが…着眼点も観察眼も凄いなと思うのだ。
男子には予想もつかない日常なのだが、絶妙にやってそうと思うのだ。女子は共感しまくりなのだろうか?始業前のロッカールームでは、あんな意味不明な時間が生まれてるのだろうか?井戸端会議をする為に6時30分に起きるのか?
…後1時間くらいは寝ていられそうで、必要性が多いに疑問だし、アレ毎日やるの?
終業後のロッカールームでも…いや、もうとっとと帰れよ!と思う。
会話の大半を愚痴と悪口と不平が占める。決して楽しいと男子からは思えないのだが、まぁ楽しそうに、次から次へと出てくる。
男性と女性では思考性が違うとの話はよく聞くが、コレを書いたのは間違いなく男性で、バカリズム氏だ。
…いやぁ見事だ。
構成自体はNHKが喜びそうなコント形式ではあるものの1本の作品として成立していて、落とし所が明確にある。
ぶっ飛びそうになったのだけど、LGBTな側面が、ぶち込まれてくる。
あの一瞬。
何気に通りかかった教会の前で、美しい花嫁とそれを取り囲むように楽しそうにしてる女性たちを見かける。
その時、瞬時に脳内を駆け巡ったエピソードが今までなのか!?
ほんの数秒に満たなかったであろう思考の飛躍に、まさに世界とも称される脳内で展開される想像力…脳内世界の無限の広がりと全能とも思える無制約さ。そんなモノを持ってきたバカリズム氏に脱帽。
…ぶったまげた。
あまりに詳細な女子ワールドが、彼の妄想であったり願いであったり憧れであったり…とんでもないドンデン返しもあったもんだと、その構成力に唸る。
かえって彼のこれまでの生き辛さのようなものまで、こっちは想像しちゃう。また、それっぽい表情の彼がいるのよ!
今まで異次元だと思って見てきたもんだから、彼がいる男性って区分は、彼にとっては異次元なのだろう。とてつもない疎外感に日々苛まれながら生きているのであろう…。
コント設定として馴染んでいた男性OLキャラが、まさかの必然性を携えて物語に、一切の矛盾なく、カチッと音を立ててハマった瞬間だった。
「あぁくだらなかった。でも笑ったなぁ」なんて感想を予想してたのに、まさかまさかの幕引きであった。
いやぁ、度肝抜かれたわ。
今年度の俺的アカデミー最優秀脚本賞にノミネート!
全111件中、41~60件目を表示