ウルフズ・コールのレビュー・感想・評価
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フランス軍のプロトコルっておかしくない?
潜水艦ものってだけで期待して観たのにガッカリでした
序盤は面白かったのに、さぁこれからってなってから「なんで?」の連続
そもそも主人公が全然魅力的じゃない
黄金の耳と言われてグランシャン艦長から信用されていたはずなのにあっさり大麻検出で外されるし、すごく重要なところで職場放棄して逃げ出すし、びっくりレベルの弱虫
それに一度出た命令は取り消せないっていう決まりには驚きというより、これが本当ならこわすぎるフランス軍です
何か想定外の事があった時はどうするのでしょう
グランシャン艦長も提督もリーダーとして魅力的じゃないし、唯一オマール・シー演じるドルシ艦長だけが良かったと思います
ウルフズ・コールも何かよくわからないまま終わるし、ただの悲劇ですか
どんでんがえし?
ちょっとかっこいい潜水艦もの、と思ったらいきなりベッドイン。なんだそれ。大麻の伏線なの?フーリエ変換はどうなったんだよ。ベッドインにつなげるためだけ?
あ、この人死亡フラグ立った、と思ったら逆の人が死んだ。どんでんがえしなのか。
なんか納得いかない字幕が結構あった。フランス語解らないけどさ、それソナーじゃなくて機雷だろ、とか信頼性じゃなくて確実性だろ、とか。こういう軍事物はちゃんと監修入れた方がいいと思う。
タイトルが不親切
タイトルは群狼作戦(複数の潜水艦による有名な戦術)にちなんだものかと思われます。
「狼の声(=ウルフズ・コール)が聞こえる」と主人公が語るシーンがあるけれど、何故狼に例えたのか?という説明が作中ないのは残念です。
終盤は緊張感があったものの、あまりシーンのメリハリをつけておらず盛り上げに欠け、可もなく不可もないという印象です。
潜水艦に対する多少の知識があれば見られる作品だと思います。
俳優さんたちは真剣な演技が素敵でした。
主人公の存在感は?
国際的な謀略に巻き込まれた潜水艦乗組員達の奮闘を描く物語。
「外れがない(?)」と言われる潜水艦映画に、サスペンス色を付け加えた映画です。
深海での攻防が緊迫感を煽り、サスペンス部分の意外性もあり、設定としては良質に感じます。ラストに向けて、軍人としての使命感で命を賭して闘う様子は感動的に感じます。
それだけに、中盤での青春映画チックな差し込みは必要なかったように思えます。潜水艦映画の肝である密閉空間の緊張が緩み、それが映画全体の緩みにも繋がりました。
若手ソナー担当が主人公だからの差し込みだったのでしょうが、この映画内容なら、艦長を主人公に当てた方が無理がなかったかもしれません。実際、ラストに向けて主人公の存在感は希薄になっていましたから。
もう一つ苦言を言えば、クライマックス前に「軍人として~」みたいな議論がありましたが、あれは真面目に話をしているのですかね?フランス軍がその意識だと怖すぎるのですが・・・
ウルフズ・コールがどうしたちゅうねん?
かなり製作費もかけてリアリズムある作品だとは思いますよ。
でもこの種の潜水艦もの、アメリカ映画に慣れている私にとっては映画の展開がいまいちの見込めないのでした。
後半、潜水艦二隻出てくるのですが、お互いが何をしているのか分かりませんでした。つまりは映画の編集がまずいのですね。
ウルフというけど、オオカミがどうしたのでしょう?
それなりに見られた作品だったのですが、ドラマチックでないのが残念。
ツッコみどころ多し。直情的な主人公の潜水艦アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:謎の潜水艦や、敵の真の目的を突きとめるべく奔走する、主人公の活躍が痛快。
否:登場人物達が皆感情的に行動したり、そもそもの設定やストーリー等々、ツッコみどころを挙げだすとキリがない。ラブシーンもあり。
謎の潜水艦に敗れた主人公が、任務を外されながらも、その正体を突き止めるべく孤軍奮闘する姿が、痛快に映ります。そして一度は袂を分かった艦長との深い絆も、注目のポイントです。
ただ、主人公のシャンテレッドも艦長のグランシャンも、軍人なのにメチャメチャ感情的で、はたから見ても勝手な行動を取りすぎなのが、どうもツッコみたくなってしまいます(笑)。また、良くも悪くも潜水艦アクションなので、どうしても似たような場面が多く、観ていて迫力に欠けてしまうのも否めないところです。
基本的には、サスペンスやアクション映画が好きな方は、観ておいて損はない作品といえるかもしれません。
なおPG-12がついていますが、潜水艦アクションなので、てっきり残酷描写があるためだと思っていましたが、まさかの性描写があるためでした(笑)【+薬物吸引描写】。
ウルフの音が何なのかは想像とはちょっと違ってたんですけど、実写部分...
ウルフの音が何なのかは想像とはちょっと違ってたんですけど、実写部分がかなり出てくる映像と見たことある役者さんがたくさん出ていて見応えありました。靴下くんの特殊な能力と反して弱々しさは突っ込みところはあるけど、靴下くんに限らず作品の中で失うものをきっちり描いて作品全体として個人的には好きでした。
楽しみにしていた
横浜映画祭で見逃してしまい、公開を楽しみにしていたのに気が付いたのは興行終了直前!
各映画配給会社さま、告知お願いしますよ……本当に!
内容は「私が思う仏人」っていう仏っぽさが所々出ていて和んでしまったw
米とも独とも日本とも違うよな……それでも軍に所属して任務に励む当たり前に厳しい仕事というのは出ていて、各国共通だと思った。
仏でも原子力潜水艦は通常運用されてないのかというのが新しい気づき。
やっぱり潜水艦ものは面白い!!
色々な国の潜水艦もの見たいぞ!
自業自得を基本とした、自給自足型ストーリー
ガッカリ。
その一言につきます。
ちゃんとお金かけてるだろーに、
ちゃんと音には拘って作ってるだろうに、
ちゃんとした役者さん演じてるのに、、、、
エンドロールのフランス語読めないからわからない
のですが、この映画フランスの海軍は協力してるの
かな?もし、しているなら海軍の懐の深さに脱帽。
よくぞ、こんな、情けない軍隊を描いた台本に
OKを出したよな。
まさかこんな、下らない物語だったとは。
もう、なんか、途中わらっちゃいます。
全ての出来事が自業自得かつ、ご都合展開山盛り、
自分で撒いた種を自分で刈り取り、そして
勝手に傷つく、、、、。
、、、んなアホな、、、と何度呟いたことか。
潜水艦アクション映画では、、、無いです。
そんなバカな!なアクションは山盛りです。
緊張感なんてこれっぽちもありません。
期待するとほんっと後悔します。
ただ、、唯一良かったのは主人公が迎える
最後の状況です。ありがちですが。
ただ、ありえないけどねっ!それ。
そんなことできないからっ!
あー、ちゃんと作れば面白くなりそうなのに。
っぽくない
131本目。
今まで観たフランス映画のイメージがあるから、そういうものに興味がない国民なのかなと。
そういう意味ではフランス映画っぽくない。
韓国映画っぽいのかな?
でもまぁ思っていたより見応えはあった。
かなりの傑作だと思う
現代を上手く捉えた緊迫感たっぷりの潜水艦ものである。冒頭からラストまでリアリティのある場面が続き、息をつく暇もない。安易な結末にしないところは流石にフランス映画だ。タイトルは英語にせず、フランス語の直訳の「狼の歌」でよかった。狼が主人公と誤解される恐れがあるなら「狼の歌がきこえる」あたりでいい。
山本周五郎の時代小説を読んだことのある人ならお分かりと思うが、真剣での果し合いはテレビドラマの時代劇みたいにスマートにはいかない。どれほど力の差があっても、掠り傷ひとつ負わないということはあり得ない。肉を斬らせて骨を断つという言葉があるように、互いに真剣を持っている状況では、タイミングによっては弱い武士が強い武士を倒すこともありうる。だから戦場では甲冑を着て備えたのだ。
兵器による戦闘も同じである。一方的に勝つことはありえないのだ。その意味では本作品の戦闘シーンは現実味がある。そして兵士の死にも容赦がない。日本の安いドラマでは死に際に最後の台詞を言ったりするが、死はとてつもない痛みが伴うから言葉を発することはほとんど不可能である。本作品の兵士たちはポイとゴミを捨てるみたいに死んでいく。冷たい訳ではない。それが現実なのだ。
世界の核保有国は五大国の他にもいくつかあるから、推定では10カ国くらいだと思われる。英米仏露中の五大国は核拡散防止条約で核兵器の保有を国際的に認められている。第二次大戦で日本に核兵器が使われた時は航空機による爆弾の投下という形だったが、現在ではICBM(大陸間弾道ミサイル)とSLBM(潜水艦発射式のミサイル)に核弾頭を搭載するのが主流だ。ICBMは発射基地を設けるか、発射台付きの巨大な運搬車で発射させるかだが、いずれも衛星による監視で発見されてしまう可能性がある。対してSLBMは潜水艦に搭載され、潜水艦は極めて発見が難しいので、戦略としてはSLBMが勝っている。
本作品はSLBMの多元的な危険性を表現するとともに、軍事命令の不可逆的な面の危険性についても思い知らせてくれる。軍隊は戦争をするシステムであり、他国の国民を殺すことが目的である。そして一度引いた引鉄は戻せない。最高司令官たる大統領はその仕組みを熟知していなければならないが、統治が人治である限り、ミスは起こるし、悪意が実現されることもある。軍隊や核兵器の存在そのものが人類に対する脅威なのだ。
フランスは大統領制だが、政策の実行部隊は首相以下の閣僚である。ちなみに現在の軍事大臣はフロレンス・パルリという57歳の女性だ。大統領から軍事大臣を経て元帥、大将から二等兵までのヒエラルキーとなっている。基本的に上意下達でその逆はありえないが、意見を言う自由はあり、上官に反する意見を言っても罰せられるという軍規はない。役割分担がしっかりなされており、専門家としての意見は上官も耳を傾ける。
フランソワ・シビルが演じたソナー員は潜水艦における専門家である。将来はAIが取って代わる役割かもしれないが、動植物や海底からも様々な音が発生している海の中では、情報処理としての音の聞き分けににおいて、聴覚と記憶力の優れたソナー員のレベルにAIが達するのは用意ではないと思われる。そのあたりは他の乗組員も承知していて、だから優れたソナー員はその意見が尊重される。この辺の関係性は人権の国らしい合理性がある。命令系統と平等な人権という、場合によっては相反するかもしれない人間関係が立体的に描かれ、作品に奥行きを与えている。
俳優陣はいずれも見事な演技だった。フランソワ・シビルが演じた主人公の「靴下」は優れたソナー員としての自負があり、仕事に一生懸命で追求するべき音はどこまでも追求する粘り強さを持つが、書店員の女から口移しにマリファナを吸わされても恨まない度量も持ち合わせている。ラストシーンの戸惑い、迷い、後悔、絶望などが合わさった複雑な表情が素晴らしい。
オマール・シーはフランス映画に欠かせない俳優である。今年はハリウッド映画の「野性の呼び声」にも出演し、味のある演技を見せていた。本作品ではユマニスム代表みたいな役柄で作品の立体的な構造の一角を好演。
映画「スペシャルズ!」で無認可の福祉団体を率いるユマニストを演じたレダ・カティブは本作品では核弾頭搭載の原子力潜水艦の館長だ。命令系統の遵守か核戦争の回避かという究極の選択を迫られる。苦悩に満ちたその表情は役者としての面目躍如である。
ハリウッドのB級大作「TENET」も世界を救うという設定の話だったが、もしかしたら世界が滅びるかもしれないと想定される事態を回避するというややこしい話だったのでいまひとつピンとこなかった。対して本作品は実際に飛んでくるSLBMに対して核弾頭搭載のSLBMを撃ち返すという話だから、非常に現実味がある。世界を救うために僚船と戦うという設定はよく出来ていて、映像も音響も各シーンにぴったりだった。かなりの傑作だと思う。
エンタメ度は低いけ。リアリティー度が高め。
期待していたストーリーでは無くてかなり重たい内容の作品だった感じ。
だけど観たことに後悔はありません。
ソナー操作員シャンテレッドが主役。
「お前の耳で国を支えろ」と言われる程の能力の持ち主。
ソナー音から潜水艦のスクリューのプロペラの枚数が解るのは朝飯前。
上官がパソコンにパスワードを入力するキーボードのタッチ音でパスワードを解読する能力の持ち主(笑)
出だしはエンタメ度が高くてその後のストーリーに期待したけど徐々にシリアスな展開に。
ラストの予想もしていなかった後味の悪さに気持ちが深く沈んだ感じ。
潜水艦って攻撃されるとあんなにも燃えるものなのか?気になるところ。
乗組員が酸素マスクを着用するなんて思ってもいなかったけど艦内って良くできてるなって感じ。
シャンテレッドがこれからどう生きて行くるのか?
気になります( ´∀`)
軍人ならビッとしてよ〜
一言で言って面白かったですよ
ただハリウッド映画で描かれる潜水艦モノを期待すると肩すかしを喰らいます
全編を通して、なんとも軍人達の描き方に緊張感が無い
詳しい事を書くのは避けますけど、え?!って場面が多目です
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