「傑作「男と女」の続編」男と女 人生最良の日々 ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作「男と女」の続編
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「男と女」は私が満点をつけている映画の1つであるが、これはその続編である。
色々な意味で切なくて悲しい映画だった。2人の50年後の話であるが、こんなことになっていたとは。かなりショッキングな50年後であった。ジャン・ルイ・トランティニャンの姿を見て、最初は誰だかわからなかった。彼と認識した時、すぐに自分も歳をとったんだなと実感してしまった。
ただ、続編として、また、50年後の2人の現在の描き方については良かったと思う。前作に思い入れがある私にとっては、所々に前作の感動的なシーンが散りばめられていて、それだけでも泣けてくる。音楽の使い方は、最高であった前作に比べれば落ちるものの、この映画でも割と効果的に使われていたと思う。
前作と監督、音楽、主演の2人、さらに子供役の2人も同じだったとは驚きである。
ラスト近く、パリの街中を信号で止まらずに車が疾走するシーンはどうやって撮ったのだろう?
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