劇場公開日 2020年8月21日

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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのレビュー・感想・評価

全170件中、121~140件目を表示

3.5極彩色の豪速球

2020年8月29日
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鑑賞方法:映画館

いやぁ笑った笑った♪ 男性のソレとは一味違う女性特有のエゲツない下ネタが満載なので、万人にオススメ!って感じでもないけれど、高校生としての最後の1日+αな青春爆走コメディとしては中々に稀有な作品だったと思います。ちょいちょいイラッとさせてくれる生徒会長のモリーですが、何だか絶妙に許せちゃうんですよねー。なんでだろう?と思っていましたが、きっとグリングリンと表情豊かなあの瞳なんだろうな。ちょっとズルい位に魅力的な瞳でした。 よくもまぁ気持ち良く纏められたもんだなってな位に濃厚なキャラだらけの明日を考えない全力での暴走。展開的には王道だったりするので、ちょいちょい息を抜きがちですがそれは罠ですから、ご用心めされ(笑)。

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lynx09b

4.0抱腹絶倒!

2020年8月29日
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製作総指揮の2人も良かったんだろうが、監督が女優オリヴィア・ワイルドという点がこの映画のポイントで、確かに彼女のイメージ(とは言えこれまでダイアン・クルーガーとごっちゃになっていたが…)とはかけ離れた捧腹絶倒コメディ。ただ、そういう背景と作品の良し悪しは分けて考えたい。 だとしても、面白いし、隅々までよくできている。卒業式前夜の一晩の話だけど、それにしては長く、そこはコメディ。女子高生が主人公というのはフェミニストの彼女ならではという可能性はあるが、同じくイケてない女子高生を扱った「エイス・グレード」ほど周囲の同級生は性悪でもなく、教師も含めてどの登場人物も最終的にはそれなりに良いやつ。それがテーマだったりもする。特にジジが笑える。最大の見どころはジョナ・ヒルの実妹ビーニー・フェルドスタインの爆発力、これがこの映画の成功の秘訣という感じ。

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ミーノ

4.0やり残したもの。

2020年8月28日
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真面目に勉強だけしてきたのに……。 遊ぶ事を知らずに、このまま高校生活を終わってしまってよいのか。 いやいや、高校を卒業した後でも、遊べるけどね。 10代にしかできない、今しかできない遊びを思いっきり楽しむ事!! 楽しめた映画でした。 テンポも良いし、途中本当に笑える(笑) ジジ最高(๑´∀`๑) 観たあとに元気をもらえる作品☆☆☆

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minbk

4.0新しい世代の高校卒業物語。

2020年8月28日
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だいず

3.5コンドーム風船

2020年8月28日
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この映画は「リチャード・ジュエル」「トロン:レガシー」などの女優オリビア・ワイルドが長編監督デビューを果たし、女子高生2人組が高校最後の一夜に繰り広げる騒動を描いた青春コメディである。 にしても、ここまでバカ騒ぎできるものかと、ある意味感心するのだが、主人公の1人がレズビアン設定で(グッバイ、リチャードの娘もそうだった。ハリウッドでは、そういう設定が流行りなのか?)2人の珍妙な会話も見物である。感心したのはカメラワークの良さである。特にパーティー中に起こるプールシーンでの撮影アングルは中々、デビュー作にしては上出来である。 にしても多少、出来過ぎ感や過剰感があるが、終始一貫して面白可笑しく、最後はちょっぴり切なく見られる良作である。

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オクやん

3.5面白いけど予定調和かな

2020年8月28日
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鑑賞方法:映画館

面白い、特に2人の痛い褒め合いはすごくよかった!スターがいなくても気にならなかったし、ホープの人が個人的にキタ!むしろいなくてよかったんだけど。ジャンキーの娘も面白かった。 評判もすごくいいんだけど、設定、RPG的な展開、ラストがあまりにありきたりな感じがして、正直何の驚きもなかった。もっと個性的な脇役のエピソードも入れれば厚みもでたのになあ。それとモリーに優等生イメージがどうしてもわかなかった。会話にそれらしい語彙を入れるとか、最後の総代スピーチも中学生みたいで不発でした。 スーパーバッドは大好きで、当たり前だけど女子にもこういう衝動があって微笑ましく見れたので概ね良かったと思ってます。

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マクラビン

3.0お下品バンザイ派ですが、、

2020年8月28日
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私、かなりの下ネタまでオッケーなんですけどね。むしろお下品バンザイ派(とは?)なんですけど…これは…うーん、ハマりませんでした。 なんでしょう、パーティーに到着するまでが長すぎたのとよくわからない脇キャラに馴染めなかったからかなぁ。 主演2人はいいんですけどね。 特にモリー役のビーニー・フェルドスタイン、彼女はジョナ・ヒルの妹さんなんですね。そう言えば似てますね、容姿も路線も。恐ろしい血!!笑 この作品の少年版のような「グッド・ボーイズ」は下ネタてんこ盛りでもすごく楽しかったんだけどなぁ。。

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ごーるどとまと

4.5クッソつっら

2020年8月28日
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一昔前だと黒歴史はノートに残るだけかもしれないが、今は動画とかも残っちゃうかもだから後日厳しいだろうなぁ。高校生だとアルコール入ってなくてもテンションで変な事とか日常茶飯事だし。記憶してない人もいるかもしれないけど、だいたい高校生とかそんな感じだ。同級生もヤバイし。アホだし。本人らもだが。そんな様子がこれでもかと繰り出されですごい笑った。 作中特に触れられてはないがあの学校は名門なんだと思う。だから皆の進学先もヤバイし、パーティーをやってる家の金持ち感もヤバイ。そんなミドルクラス(の子供)あるあるも炸裂する。しかも主人公の二人は基本Booksmartだからこまっしゃくれてて大人からすると面倒臭い。 卒業式の前日で、よく見たことある展開なのだが、セリフやシチュエーションは2019年用にリニューアルされている。ウガンダとか。絶滅危惧種とか。ハッフルパフとか。でも笑うでしょ。

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mikyo

2.0優等生は眼鏡美人じゃないとダメかな

2020年8月28日
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 冒頭の エイミーとモリーのハイテンションなダンスバトル?を見ながらイヤな予感がした。ひょっとして、この映画が自分に合わないんじゃないかと。  物語が進んでも笑えない、のれない。下ネタもそれなりに面白いんだけど、表情筋が動くにいたらず。  ロサンジェルスのハイスクールのトイレは男女兼用なの?  最後のスピーチのシーンはそれなりにジーンときたけれども、それまでが長かった。

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bion

4.0タイトルなし

2020年8月27日
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先週末に観た1本 オリヴィア・ワイルド長編初監督作品 「ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー」  副題がそのまま全てなんだけど モリーとエイミーと過ごす一晩が とにかく楽しかった。 正直、若者ノリについていけるんかと ちょっと心配だったし、 初監督で頑張り過ぎちゃってるんじゃないの?という印象の前半だったんです。 それが、中盤くらいからかな、 モリーとエイミーの内輪ネタの会話が だんだん面白くなってきて笑いも加速。 そして夜も更け楽しくなってきたところに、、ジジ! なんなんだろ、この人?って思ってると、もう視界に入ってきてるんですよ、ジジ。 このキャラのぶっこみかたのセンスが凄く好きでした。 ジジのキャラクターも好きでしたけど、 ファイン先生やトリプルA、そしてホープ♡ みんないとおしくなるキャラなんです。 男子生徒陣も女子生徒もなんだかんだ いいやつでみんなあたたかくて。 そしてキャラクターのセクシュアル・マイノリティの部分を、高校生達のお話しで描き易かったのかもしれないけれど、 特別感みたいなものを感じさせず、 いたって普通のこととして描いている。 そこがものすごく好感度高かった。  イチゴマジックのところも面白かったし😏  後半も減速させずに盛り上げて くれてほんと爽快でした。  コメディ要素と甘酸っぱさと下ネタで アメリカ万歳的なところも多いけど 二人の友情をまたみたくなったので おかわり決定です!

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とみまる

5.0パワフルでキュートな青春コメディの快作だが、観る人を選ぶかも

2020年8月27日
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LAの高校を舞台に勉強一筋の優等生コンビが、卒業式前夜のパーティへの参加を決意して、騒動を繰り広げるながら、同級生への理解を深める。 主役の二人組であるエイミーが、相方のモリーを迎えに来て妙な仕草で、意志疎通する場面から、快調なテンポで物語は進み、学校の雰囲気や主な人物を、15分ぐらいでチャッチャと紹介をしてゆくので、これから観る予定の人は、人物をなるべく覚えておくと楽しめます。 最新のLA高校事情が、垣間見える描写も面白く、発端となるトイレの盗み聞きの場面は、何と男女共用トイレだったり、教師もピアスやアルバイトを当たり前にしていたりと、日本から見ると興味深い。 80年代にジョン・ヒューズが提示したスクールカーストへの現状とマイノリティな人々の学校での現実も分かる。 以下ネタバレあるかも 卒業式前日の朝からその夜のパーティに参加して、卒業式までの短い時間の出来事を描きつつ、多くの人物に光を当て、分かりやすい悪役を提示しない筋立てには関心します。 通っているデビー・クロケット高校のネーミングから保守的な人物かなと想像していた校長(机に毛皮の帽子がある)が、生徒を追い込む悪役ではなく、隠れて小銭稼ぎのアルバイトをしていたりと当節は世知辛い。 様々なドラマがあり卒業式に向かう終盤には、もう少し彼らの学校生活を見ていたいと思い、個性的て愛嬌のある若者達を愛おしくも感じる。 音楽や曲の使い方も絶妙なのだが、惜しまれるのは、歌詞の部分に日本語字幕が入っていればもっとシンクロして共感し易くなったのでは?と思う。 演出のオリビア・ワイルドは、長編初監督にしてこの手腕は驚異的。 エンディングクレジットの水風船を使った役者紹介なども粋で、日本の監督でエンドクレジットロールに本編のNGシーンを見せる事が、観客サービスだと思っている人は、これを見習って欲しい。 個人的には、劇中の車で、ボルボ240やポンティアック・ファイヤーバードをクローズアップしているのが嬉しい。 両方ともにデザインや存在感が好きな車種なので、劇中でのファイアーバードの走りぷりやボルボ操作性に関する台詞なども納得出来る。 下ネタ多めで、行儀の良い映画ではないのでそこが引っかかる人やカリフォルニアに住んでないと理解し難い小ネタなどもありますが、パワフルでキュートな青春コメディの快作で、今後の日本のドラマや映画にも影響を与える一つになると思います。

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ミラーズ

4.0卒業前夜は大胆不敵に

2020年8月27日
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笑える

楽しい

興奮

期待は裏切られなかった。野望や欲求を抱えながら、甘くほろ苦さもある10代最後の一時に発せられる喜怒哀楽と、感情表現豊かな言葉遣いや楽曲にもセンスが光る一本。全てを味わい尽くしたいとする行動力が現れるこの手の場面、このパーティーセンスは日本人では敵わない。だから羨ましくもなる。そう、もっと連んで分かり合えば、檻の中の価値観は一変する。

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室木雄太

3.0レビューのよさから鑑賞しましたが、久しぶりに大居眠りこいてストーリ...

2020年8月26日
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レビューのよさから鑑賞しましたが、久しぶりに大居眠りこいてストーリーほぼ記憶なし。 仕事で疲れてるとはいえ、こんな寝るのは珍しいので、どんだけ引き込まれない内容だったんだろうかと思う。残念~。

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きょん

3.5あいつらは私達のことを何も知らないのよ!

aさん
2020年8月26日
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a

4.0友情を確かめあう高校最期の日

2020年8月26日
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泣ける

笑える

楽しい

ハリウッド映画でよくある、高校最期の日を締めくくるプロムで起こる出来事を描いた映画。 何回も擦られたこのテーマですが、友情と掛け合わせるとやっぱり感動してしまいます。 多くの場合は最後に警察がやってきて、、、というオチで、この映画も例外なく当てはまりますが、あまりそこは重要ではなくて、勉強ばかりしてきた2人の女の子が羽目を外すことで友情を確かめ合ったり、傷つけ合ったり、少し泣いてしまうような映画です。 ただ、目的地までなかなか辿り着けないのは、観ていてもどかしく、ネタもそんなに用意していない感じで、取ってつけたようなシーンになっているのは、少し残念でした。 是非劇場で学生時代の自分を投影させてご鑑賞ください。

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jo

4.0人間讃歌

2020年8月26日
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オリヴィア・ワイルドの初監督作であり、バラク・オバマが選ぶ「2019年の映画」の1本と相成った「Booksmart」...タイトルだけ知っていたので、英語力のない私はずっと本屋の話だと思っていた。いや本屋なら bookstore だろう。公開決定時の副題と予告編で気づいた...。 じゃあ "book smart" ってどういう意味よ、といえば " Having knowledge obtained by reading and studying ("book-learning"), rather than by practical experience." (from Wiktionary)。 ひらたく言えば本ばっかり読んでる頭でっかちタイプのことだそうだ。対義語は "street smart"、わかりやすい。 主人公のモリーとエイミーは所謂 "book smart"なふたり。チャラチャラした同級生を見下してアイデンティティを維持していたモリーだが、皆遊んでるようでレベルの高い進路だと知ってしまう。プライドばっきんばっきんである。 プライドがぽっきんしたモリーはエイミーを巻き込んで卒業前夜のパーティに繰り出すのだが...。 冒頭の瞑想っぽい音声からミシェル・オバマとルース・ベイダー・ギンズバーグの写真。意識高い系を隠さないモリーと、意識の高さは持ちつつ、押さないタイプのエイミー。この表面的な「強さ」が後々反転するようにできている。巧み。 卒業前夜の彼女たちには本当に色々起こる。まず目的地に中々辿り着けない。しかしこの映画は悪党(大体この手の映画だとジョックが悪役だよね)が居ない。皆変だし欠けているところもあるが、それぞれが何か持っている。夢とか、趣味とか、愛とか、友情とか。そういう「本ばっかり読んでると気づけない同級生のこと」に気づき、単純だけど「世界を広げる」一夜を過ごすのだ。 なんでも分かり合えていたつもりのモリーとエイミーも、きっちり互いをぶつけ合う。嫌なところを見つめる。とにかくこの映画は人間讃歌である。 青春に正しさなんてないし、どこかで転んでもまた立ち上がって周りを見ればいい。そう思わせてくれる爽快さを感じる。 モリー&エイミーの組み合わせが最高に愛おしい。どちらかだけでは鼻持ちならず、もしくは頼りなく見える。同じ "book smart" でもタイプの異なるふたりの冒険が素敵。ビーニー・フェルドスタイン(ジョナ・ヒルの妹だと今作で知った)のあの強引さと脆さ、ケイトリン・デヴァーの底力。一見平凡と見えるテーマを彩るキャストの個性と通底する明るさ。楽しい映画。老若男女、観た後で様々思いを馳せられると感じる。

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andhyphen

1.0面白さがわかりませんでした

2020年8月25日
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つまらなかった。途中退席しなかったので星ひとつ。 ヒロイン2人に共感できず、面白さが理解できなかった。 キャラクター設定はそれぞれ際立ち、良かった。 だから、パーティーはひとつにして、キャラそれぞれの深掘り回顧シーンを入れたら良かったと思う。 そして1人でも共感できるキャラがいれば、面白かったはず。惜しい。

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SUZUKI TOMONORI

3.5ちょっと今までと一味違うハリウッドの青春映画。もう一プッシュあったら。

2020年8月25日
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ナベウーロンティー

4.5センスのいいバディもの

2020年8月24日
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実にセンスのいい「冒険もの」「バディもの」でした。 ぱっと見は、『アメリカン・グラフィティ』みたいな、いわゆる「ワンナイト」もののテンプレートに沿っています。 「勉強に捧げた高校生活だったが、一晩で青春を取り戻すために、卒業パーティの夜にはじけよう!あわよくば初体験も…」って女子高生2人組の一晩のお話なので、セリフも少々お下品。 そこから、どことなく『ハングオーバー』シリーズや『スーパーバッド 童貞ウォーズ』『グッド・ボーイズ』を思い出しもするんですけれど、それらと一線を画しているのが、主役の二人がうぶな女子高生ってこと。 タイトルにある"BOOKSMARAT"とは、「知識はあるが、要領が悪く、実行能力に欠ける」という意味で、頭でっかち耳年増な状態。 言ってしまえば「なりは大人だけど、心は小学生並」ですよ(だから、下品なのはセリフだけで具体的な描写はなしなのも、観てて安心)。 実際は単なるワンナイトものではなく、「冒険もの」「バディもの」なんですわ。 コメディとして落とし込んでいるけど、「パーティに行く」だけでも、彼女にとってほとんど未踏のジャングルに行く大冒険と同じ。 まるで一人で電車に乗るのが大冒険だった、千尋(『千と千尋~』)みたいなもんです。 そこで、酒やドラッグを経験したり、キスしたりってのは、彼女らにとっては街を牛耳るマフィアを殲滅させるのと同じくらいな命がけの挑戦で、それを二人が時に喧嘩しながらも突っ込んでいく姿は『リーサル・ウェポン』や『ラッシュアワー』『マイアミ・バイス』などの相棒映画が近いイメージ。 そして、その周りにいる登場人物たち(親に先生、同級生)が、多くの「冒険もの」「バディもの」に出てくるような悪人ではなく、皆今の時代を反映した特性を持ち、キュートで個性的な面々なので、観終わった後にすごくハッピーになれるんですよね。 (おっさん的には、過ぎた青春を思い出しつつ照れるところもありますが) 実に上手い構成と演出。 たぶん先に脚本があったと思われるので、全ての手柄は監督にはよらないと思いますが、それでもこのハイセンスな仕上がりは監督の手腕が大きいのかと。 本作が初監督の女優オリヴィア・ワイルドによるフィルムですが、こんな素晴らしい監督が生まれたことをお祝いしたい気分。

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コージィ日本犬

3.0ダブルミーニングな意味を持つライトでポップ、程好く過激で下品な青春バディ映画です♪

2020年8月24日
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笑える

楽しい

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松王○