ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのレビュー・感想・評価
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現代版『すてきな片想い』ジョンヒューズ
映画を見ている間、ジョンヒューズの『すてきな片想い』がチラチラと頭に浮かんだ(Googleで「すてきな片想い」と検索したら、韓国の『素敵な片思い』が出てきてビックリした(^◇^;))
『すてきな片想い』
ジョンヒューズの映画は思春期の子供たちにはどの作品も見てもらいたいのだが、これは特に16歳の女の子に見てほしい
なにせオリジナルタイトルがSIXTEEN CANDLESなのだから(主人公が16歳の誕生日を迎える、その1日を描いた映画。ドタバタハートウォーミングで、とにかくキュートな映画)
『すてきな片想い』もちょっと性的な事柄が出てきていたが、この映画はその比じゃない
PG12だけど、中高生に見せてもいいのか…、とちょっと二の足を踏みたくなる
でも、それを差し置いてでも、やはり中高生には見てほしい
勉強も大事、将来をキチンと見据えて計画することも大事、でも一番忘れていけないのが今を楽しむこと!
受け身ではいけない、もったいない
もっと能動的に、もっと欲張りになってガシガシと
そして時には『フェリスはある朝突然に』のフェリスのように適当に息抜きしてサボったっていい
香月日輪さんの名言『君の人生は長く 世界は果てしなく広い 肩の力を抜いていこう』にも通ずる世界観
若い時に出会いたかった、そんな映画だった
やなやつばかりと思ったが、皆んな愛おしくなる
アメリカの高校生の馬鹿騒ぎで、最初は皆んなやなやつに見える。
しかし、全ての人が丁寧に描かれていて、最後は皆んなのことが愛おしくなった。
若人の友情ものだが、スタイリッシュなのでで飽きない。
モリーの嫌味も、だんだん優しさを含ませた感じになっている感じ。
監督の人間に対する優しさがあることが分かる映画でした。
追伸: 最初は娘(大学生・高校生)と観ようと思っていたが、一緒に観なくて良かった。
カムアウト(夜遊び)する・・・
80年代のジョン・ヒューズ監督作みたいにパーティで盛り上がろうぜ!といった雰囲気なのだが、違うのはLGBTが当たり前になっていて差別なんてものがない現代高校生たち。何だか必死で勉強してたのが馬鹿らしくなるほど、遊んでばかりのパリピたちもハイレベルな大学へと進学を決めていることに愕然とするモリーとエイミー。
お下品、下ネタ、なんでもありのハチャメチャコメディかと思っていたら、後半には意外にも真面目路線へと舵を切っていった。結局、2人は勉強ばかりで頭でっかちとなり、周りの生徒たちのことが見えていなかったのね。生徒会長ならもっと見てなきゃと思うのですが・・・
そんなこんなで3つのパーティをハシゴした2人・・・いや3人。ジジだってただのパリピじゃなく、寂しいからあちこち顔を出していたんですね。2軒目の推理マニアの集まるパーティも何となく面白そうだったけど、卒業式前にやるようなものじゃない。
アメリカンコメディの代表的なウィル・フェレルも製作総指揮に名を連ねていますが、どちらかというとバチェラー・パーティの女性版みたいな雰囲気で、モリーにしてもフェレルっぽい性格を投影しているかのようでした。個人的にはライドシェアのリフトが一般的になってることの驚きが隠せません・・・
年齢関係なく楽しめます。お勧めします。
題名の通り、卒業式前夜の同級生同士のパーティーの一夜を描いた青春コメディです。
陰湿ないじめや人種差別はほとんど描かず、純粋に二人の一晩のトラブルやハプニングのドタバタを見て笑えて楽しめる作品。
私のようなシニアでも彼らの盛り上がりが羨ましく感じました。
主人公の二人は魅力的ですが脇役の多くの同級生たち、先生も皆雰囲気があり撮影中の楽しさが観客に伝わってきます。
コロナ禍で自粛ムードの時期にこのような作品は元気が出ます。
多くの方に見てほしいお勧め作品です。
楽しかった♥
卒業式までのほんの数日の話なんだけど
モリーとエイミーにはとても長い時間に思える程、沢山の新しい経験をして、ケンカもして、アレもしてコレもして、終いには留置所にまで行っちゃって·····
爆笑若気の至りエピソード満載!!
何だかんだ、クラスメイトは実はみんな良いやつばかりで、嫌なこともされなくて、最後には全てハッピーエンド♥
神出鬼没なジジと
最後の空港でのエイミーが可愛いー(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
日本の蒸し暑い夏の夜に
彼女たちと過ごせてとても爽快でした!
一生に一度だけの、二度とこない瞬間
前評判が良く、かなりワクワクして映画館へ。
自己啓発タイムからのガンガンな音楽、
ボロ車で迎えに来る友人と、謎の掛け合いから始まった時点でニヤニヤが止まりませんでした。。
最高に楽しい、自由、青春、子どもと大人のちょうど間。
ムカつくアイツが、変な彼女が、恋い焦がれていたあの子が、寂しげなアホ男が、ウマの合わないビッチが、校長だって先生だって、そして全て知っていると思っていた親友でさえ、
全く知らない一面があって、知ろうともしていなかった心に気付く。
その瞬間の言葉には言い表せないくらいの嬉しさと、あぁ何でもっと早く、というきっと一生忘れない小さな後悔。
学生時代、別に勉学一筋というわけではなかったし、何でも言い合える友人もいたし、恋愛だって人並みにしたけど、
結局2人のように、その時を主人公として生きてやろうと飛び出したことはなかったなぁと。少し悔しい。いや、かなりかも。
個性的で愛すべきキャラクターで溢れて、
笑いと馬鹿馬鹿しさと下ネタと思わず苦笑いが出てしまうような気まずさと、
そして要所要所で描かれるこの年代特有の切なさ。
これこそ青春映画。
終始流れる音楽も最高。サントラ欲しいな。
テンポは前半はちょっと停滞気味ですが、
目的のパーティに乗り込むあたりくらいから一気に引き込まれるし、感情の触れ幅が大きくてすごくよかった!
プールのシーンは特に大好き。
結構真面目なレビューですが、めちゃめちゃ楽しくてノリノリな映画なので是非気分上げたいなって人、観て欲しいです!
2人の、一生に一度だけの、二度とこない瞬間を一緒に経験できて嬉しかった。
というか人生二度とこない瞬間瞬間の連続だなぁとも思って、自分のこれからの瞬間を大切にして、楽しもうと思えた!!
※フレンズ大好き人間なので、まさかのリサ・クドローが出てきたのめっちゃ嬉しくて思わず前のめりになりました笑
それと、ジジ!!!大好きだ!!!
【”高校生活、真面目に勉強して来たのに、何で遊んでたアンタ達が良いトコに入れるのよ!”勉強ばかりしていた”イタイ”二人の女子高生がサマザマな”実践”を積んで成長する姿をオカシクも愛おしく描いた作品。】
ー今作の監督は”あの”オリヴィア・ワイルドと資料にあり、ビックリした。
だって、「ラッシュ/プライドと友情」のイケイケ美女や、最近では「リチャード・ジュエル」で、彼を執拗に犯人にしようとした記者を演じた人ですよ・・。(深い意味はない・・)
更に、今作品の弾け切った面白さ(特に後半)に、二度、ビックリした作品。
笑いのセンスが凄いなあ・・。-
■印象的だったシーン
・生徒会長のモリーがトイレで、同級生たちの彼女の悪口を聞いてしまうシーン。ドアを開け、”私はエール大学に行くのよ!”と鼻高々に言ったら、まさかの
男と遊んでいる女と思っていたアナベルから”私も、エール大学。学校で会っても声を掛けないでね・・” 男子二人も名門大学、有名企業に進むことが分かったシーンのモリーの驚愕の顔!
・で、弾けたモリーが親友エイミーとともに、高校最後のパーティに出陣!
ーエイミーのパンダ問題など、”男には想像でしか分からない”のだが、とてもオカシイ。校長先生も内職で大変だし・・。-
で、エイミーは好きな女の子に告白しようとするが、ナカナカお目当てのパーティに辿り着かない・・。ジジは瞬間移動の技を持っているのか、どこにでも出現するし・・。ー
・漸く辿り着いたお目当てのパーティで、エイミーはあっさり撃沈するが、何故かそりが合わなかったホープとトイレで・・”そこ、別の穴・・”
ーうわわわ・・。アメリカの女子高生って凄いなあ・・。オカシイ・・。-
・モリーもアナベルの真の姿を知り・・。
ーそうだよねえ、勉強してなければ、エール大学には入れないよなあ、多分・・。- そして、初めてエイミーの進む道を知り、大ゲンカ。
ーエイミーはモリーのいう事を何でも聞く只の友人ではなかった・・。キチンと夢を持っていたのだなあ・・。-
・そのエイミーが勇気を奮い、皆を助ける場面では、少し沁みる・・。
ーモリーの生徒会長挨拶のシーンも勿論、良い。-
<様々な”実践”を積んだモリーとエイミーは、ちょっと皆から敬遠されていた友人たちとの絆も深まり、夫々の道を歩んでいくのであった・・。
それにしても、コミカル&エロの絶妙な絡ませ方は、日本の高校生が主人公の映画では、観たことがない。お国柄かなあ・・。>
■蛇足
・エイミーのパンダ問題、家人に使い方を聞いてみようかなあ・・。張り倒されるかなあ・・。
一回きりの卒業前夜!
本人は大人のつもりでもまだ親がかり。将来に夢があり実現に向けてやる気満々、でも頭の中は好きな子とあっちの事でいっぱい。欲望は後回しで、他の同級生が楽しく遊んでいる間も勉学に励んで掴んだ有名大学合格!どう私!ドヤ顔!ところが遊び呆けていた筈の同級生達もしっかり有名大学に合格してるやないの⁈エッそんなんあり⁈なんで⁈なんか損した気分。わかるわー。取り戻すわよ今まで我慢してきたことを!。ハチャメチャなぶっ飛び具合が面白くて楽しくて、ずっとニヤニヤしながら観てしまった。監督が女性の方だったので妙に納得。10年後の彼女達がどんな大人になっているか楽しみだな。いい人生送ってねって応援したくなる。
面白いには面白いんだけど、
前評判の良さで期待値上げ過ぎてしまっていたのか、期待していたほどではなかったかなー。
サブキャラたちに焦点合わせ過ぎててモリーの活躍が霞む……
エイミーは弱そうに見えてしっかりとした自分を持っていてカッコいい♫
個人的にはホープの造形美に見とれてしまった😍😍😍
みんな大好き ₋GIGI₋
卒業式前夜、勉強一色の生活を送ってきたおかげで名門大学に進学が決まったが、周りのふざけた連中も同じく華々しい進路が決定していたことを知り、一夜で高校生活の青春を取り戻そうとする、2人の女子高生の物語。
元々観る予定は無かったのだが、評判が良いようなので鑑賞。
結果として非常に面白いアタリの作品だった。
上述の通り、そもそも主人公の二人とも勉強一筋には見えなかったり、携帯の電池切れたんじゃなかったのかだったり、なんかいきなり恋愛が始まったり…等々あるが、こういったコメディ作品に対するツッコミはナンセンスということで(笑)
ここ最近見たコメディと比較しても笑えるシーンは多かったし、友情物語も良かったし、一瞬だけあるホラー描写もグッド。ジジが出るたびに劇場内からクスクス笑い声がw
だが、個人的に一番笑えたソーセージとプレーンのピザをハーフで…のくだりで、笑っていたのが(恐らく)自分ひとりだったのが納得いかない!
というか、このテの映画でよくある卒業パーティー…。
向こうの高校生は本当にこんなパーティーをやっているのだろうか??
サービスデーなので開放している席は埋まっていたようですが、できればまた満席の劇場で観れる日がくればなぁ。コメディは観客皆で笑って観るに限る。
観終わった後、ピザが無性に食べたくなったが、昼にマックをドカ食いしたことを思い出し、カロリーメイトとサラダだけ買って帰宅。
ハイスクールうる星やつら
面白かったです
主人公女子、同級生、先生、両親とどのキャラクターもとても魅力的!ナイスキャストだ
脚本もよくできている
序盤の学校パートに出てきた登場人物たち
パーティの夜に再登場して…という
最後に一捻りあるのもよかった
一番笑ったのはピザ屋の車内のシーンですw
一晩で取り戻す
パーティー会場を探す件が鬱陶しい、人形描写は必要か、優等生で頭の良い高校生の割に、幼過ぎて頭の悪さが目立つジョナ・ヒル妹。
学校生活、周りがあれだけ良い奴等なら、世界中でイジメなんて皆無、皆が暖かく見守ってくれていた結果、地味に性格の悪さが露呈したジョナ・ヒル妹。
でも二人の可愛らしさが魅力的、主要登場人物のキャラも強めで、楽しい世界観に浸れる。
ライアン役の娘が可愛くて気になる存在感、他にもこれからが楽しみな若手ばかりで、この中からスターが出て来るかも?
今時な青春映画過ぎて、個人的には「初体験/リッジモント・ハイ」や「ブレックファスト・クラブ」位が丁度良い、古いか!?
自分には少し眩しかった
大好きな『サード・パーソン』や『ライフ・イット・セルフ』に出ていた美女・オリヴィア・ワイルドの初監督作。好き放題やったという感じの快作でありました。
これは卒業間近の女子高生二人のドタバタ。
勉強に多くの時間を費やしてきた二人は、遊んでるだけだと思っていた同級生たちが軒並みレベルの高い大学に行くことを知りショックを受け、最後に弾けようと卒業パーティーへ。
同級生たちは破茶滅茶な遊び人たちかと思いきや、羽目を外し過ぎないところをみると、結構いい高校なんだろう。二人が発する下ネタも無理してる感じで可愛いかった。
学生時代にいい思い出があればもっと楽しめたんだろうけど悔しいなぁ。自分には少し眩しかった。
不思議なバディ・ムービー
いわゆる「スクールカースト」ものだと思うが、展開、場面展開など、今までの映画にはないものであった。結局、悪い人は誰も居ないという胸がすく映画だったが、高校自体はセレブの子供たちなのかな、ちょっと違和感あり。
パンダは笑った。
予想通り
予想とは違う展開を期待したが何にもなかった、そんな印象。
そんな訳で、パーティーまでたどり着くのが長くて長くて、着いてからの人間模様が面白かったのにたたみかける様で残念だった。
そもそも、面白い部分も見せつけないと気が済まないなんて、自己顕示欲が強すぎてイタい。
そこを面白おかしく描いているから楽しめるのだろうけど、あんまり楽しめなかった。
この青春に祝福を
セクシャリティや出自やエゴやらの問題を抱え込んで、この世界で上手くやっていけない人々の青春と人生も祝福されるべきなんだよ馬鹿野郎という素敵なストーリーでした。コメディとしても充溢で、某シーンでの「カーディ・Bか?」は最高。
優等生女子たちの成長物語
パリピの同級生たちが有名大学に進学することを知った優等生女子が、遊んでいた高校生活の思い出を作ろうとイケてる同級生のパーティに参加しようとする物語。
親友がレズビアンだったり、超金持ちが人望なかったり、先生の携帯番号を知ることが誉れだったり、SNSであがる動画からパーティ会場を詮索したり。今どきなアメリカの高校生活が描かれていた(実際どうなのかはわからないけど)。
主人公2人は優等生で先生からの信頼も厚い。待ち合わせ場所で2人して踊るシーンやお互いを褒めまくるシーンなんかも絶妙にダサい。そこが逆に好ましかった。そんな彼らを邪険にすることなく接しているんだから周りの同級生も優しい。たぶんかなりの進学校だからそこらへんの民度も低くはないということなんだろう。彼女たちの一晩の成長を楽しんだ。
ただし、もっと笑えるのかと思っていたからそういう意味では少し残念だった。タクシーの中で鳴り響くあの音は笑えたけど!
女性・女性・女性
ミッシェル・オバマ
ルース・ベイダー・ギンズバーグ
LGBT
人種
#MeToo
劇中にアメリカの今の『キーワード』を分かりやすく入れ込んで、エイミーとモリーを主役に、オリビア・ワイルド監督が、はちゃめちゃしたクールな作品でした。ひと昔前の男の特権、私達もやってみたよ♡今時は白人エリート男性が主役を張れるわけじゃないのよ♡
エイミーとモリーが、次世代のミッシェル・オバマやルース・ベイダー・ギンズバーグになりそうで、そうしたら未来はもっと良くなりますね。あなたもエイミーとモリーだよ。そんなメッセージを感じました。
テンション↑↑↑元気でます!!
冒頭のつかみの音楽、へんてこダンスと空気感に一気に心鷲掴みにされた。
二人の掛け合いや、映画の盛り上げ場面の音楽のチョイス、かけるタイミング、最高👍🏻
もういっかいみる!!!
最初はうざかったクラスメイト達も、どんどん憎めなくなってきてなんか愛くるしくなってくる。
友達に会いたくなる映画でした。
そしてホープ役のダイアナ・シルヴァーズちゃんめちゃくちゃ可愛い。ダントツです。
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