松永天馬殺人事件のレビュー・感想・評価
全6件を表示
NOT GROOVING
松永天馬を知らずに鑑賞。
ソロシンガー松永天馬がバンド「アーバンギャルド」の松永天馬に殺された!?
真意は如何に、心理は如何にと元アイドルで女優の冨手麻妙と松永天馬が追っていく話。
あらすじを記しても良くわからないが、スタートから面倒臭くて支離滅裂な言葉遊びと能書きの連続。
音楽も、詳しくないから正しい表現か判らないけれど、FUNK風だけどそれほどノリが良くないし、表現含む歌唱力も足りず、Aメロ途中で飽きてしまったり、内輪ノリに入り込めれば面白いのかも知れないが…まあ、そこに入れなかった自分がセンス無しとされるのだろうね。
池袋の小劇場で鑑賞したが、入る時から自主製作作品でありがちなイヤ~な盛り上がりの雰囲気が満ちていて、オープニングの説明や終盤までの能書きの蓄積からもしかしてという最悪の予感的中。
自分の好みかどうかは別として、映画としては0.5点、エンターテイメントとしては2.0点という感じ。
もし、映画の出来が良かったら、表現力や歌唱力がもっとあったら、それこそエンターテイメントとしてももっともっと面白くなっただろうにと感じた。
ちゃんとやって、ちゃんと出来てこそ面白いと思うのだが…やはりその辺の思想がオッサンなんだろうね。
4DIE X
断定します、これは事件的な映画体験です! 前衛的でクラシカル、奇想天外で原点回帰。 冒頭から「これは普通の映画ではない」とすぐに気付く。 DIEナミックでメタメタな脚本についていくだけで精一杯。 こんなんでDIE丈夫か?と謎に心配になってくるほど支離滅裂かつ意味不明極まりない。しかしその熱量と愛は伝わってくる。 DVDやサブスクで気軽に安く沢山の映画が観られる今この時DIE。 音楽やドラマやテレビ番組も本も共通して「若者が離れていく」と言われる今この時DIE。 違法アップロードによりタダでコンテンツを消費できてしまう今この時DIE。 だからといってそれらが死んだとは個人的には全く思っていないんだけど、ジワジワ首が絞まっているのもまた事実でしょう。 そんな現状に喝を入れつつ、作り手たちの面白いことしよーぜ!という気合が満ち満ちていて観ていてとても楽しかった。 映画にハマってからというものどんな映画でも観られるうちに劇場で観なければとの信念で鑑賞を続け、私の人生私が主演なのよと常に思って高飛車に歩いているので、背中を押してくれたような気になって嬉しかった。 オススメの映画聞かれて、ちゃんと上映中の作品を提案してみたのに「レンタル出たら観てみる」じゃないんだよ! 観られるうちに映画館で観るのよ!…っていう。 DIE胆な演出は中盤あたりから「もしや…」と予感してしまったけど実際に体感するとどうしたってテンション上がるじゃない。 下ネタを繰り入れたパートがDIE好きで、件の演出がなくても十分だけど。 楽しさはピカイチ、物語が面白いかと聞かれるとイマイチ。 でも改めて断定します、これは事件的な映画体験、問DIE作です!
品性下劣
書き殴り感のある脚本からは知性は感じられず。稚拙。冨手麻妙は意外に可愛かったし、松永天馬氏のソウル感のある歌はかなりツボ。映画からは手を引いて音楽に絞りなよ、って思いました。 何にも増して、このラスト、「一般劇場公演」可能なのか? まぁ、正直に言うと、盛り上がったけどw
全6件を表示