劇場公開日 2019年9月6日

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ラスト・ムービースターのレビュー・感想・評価

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3.5かつてのセックスシンボルはまさにこれからが勝負の季節だったが

2020年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

まるで古い蝋人形のような風貌で、かつてのスーパースターが招かれて地方の映画祭へと嫌々ながらも馳せ参じる。途中、演じるバート・レイノルズが痛いセルフ・パロディっぽいセリフを幾度となく吐きつつ。レイノルズのキャリアを知るファンは複雑な気持ちに違いない。一方、若い映画ファンはハリウッドの栄枯盛衰の過酷さを思い、笑いたくても笑えない奇妙な感覚を覚えるかもしれない。もし、興味を感じたら以下のことを知っていて欲しい。マッチョスターのシンボルとして人気最盛期はマネーメイキングの分野でクリント・イーストウッドと渡り合ったレイノルズは、大学時代に打ち込んだアメリカンフットボールで鍛えた裸体を、女性誌の"コスモポリタン"で披露して以来、絵に描いたようなセックスシンボル路線を歩み始める。しかし、次第に監督として頭角を表していったライバルのイーストウッドとは違い、その後もイメージを刷新することなく出番を無くしていく。そんな一瞬の閃光、時代の徒花的な存在だったレイノルズだが、だからこそ、ポール・トーマス・アンダーソンの「ブギーナイツ」で演じたポルノ監督役がぴったりだったし、もし、生きていたら「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に登場する牧場のオーナー役は適役だっただろう。つまり、生きていたら、まさにこれからが勝負のシーズンだったのだ。

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清藤秀人

4.0ベタな小品だけど、そこがいい。

村山章さん
2019年9月30日
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バート・レイノルズにどっぷりと浸かっていた時期は特にないのだが、この人のパブリックイメージみたいなものは感じていた。今どきは流行らないような、胸毛の濃いマッチョ野郎で、シリアスさを吹き飛ばしてくれるような明るさを持っている陽気なアメリカ人。そんな映画スターが調子のいい全盛期を経て、やがてかつての輝きを失ったからこそ『ブギーナイツ』のような当たり役が生まれたと思っているが、それにしても、演技者としてあまり評価されないまま晩年を迎えていたように思う。

本作は、厳密には遺作ではないが、確かに遺作に見えるように作られている。少なくとも監督が、バート・レイノルズというスターの人生とキャリアと劇中の主人公をダブらせて、総決算のような映画を意識していたことは間違いないのではないだろうか。物語はベタだし、エッジさを狙っているところもないし、言うなれば平凡な人情噺だ。でも、それがバート・レイノルズという個性にぴったり合っているからこそ、この平凡な映画になんとも言えない感傷を感じずにはいられないのである。

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村山章

4.0生きていてこそわかること

2021年5月11日
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笑える

知的

難しい

私も55歳になった、もう若くないと自分に言い聞かせなければならない歳になっている
ただ、まだまだ諦めたくはないので悪あがきは今もこの先もできる限り続けていくつもりでいる
この作品の主役ヴィックを見ていると私の父の姿とダブってしまう
まだ元気だがいろいろと諦めていて家から外に出ることも殆どないのだ
今の私はそんなの嫌だ、まだまだ諦めないぞと思うが父の歳になり身体が不自由になった時、はたして同じ気持ちでいられるか疑問だ

この作品でヴィックは若き自分と話しているシーンがある
若きヴィックは生き生きとして自由奔放で怖いもの知らず
年老いたヴィックはその先の事まで全て知っている
自分が今まで間違いだらけだったことを知っている
若きヴィックに何を言っても言うことを聞かないことも知っている

私の父も若い頃はそうだった、誰の意見も聞かず一人で商売を始めてそこそこ忙しく毎日羽振りよく事業は上手くいっていた時もあった

ヴィックはレイノルズであり私の父でありいずれ来る私の姿でもあるのだ
その時私は若き私と話せたとしたら何を言ってやれるだろうか
いや、まだ遅くない「今」この気持ちになっていることを大切に忘れずにこの先を進んでいこう

『この先からはラストシーンについての感想になります
見てない方はご注意下さい』

バート・レイノルズは最後の最後に笑ったのです
彼はまだ諦めていなかったのだと、まだ明日を見ているのだと思うのです

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カルヴェロ1952ll

4.0世代間化学反応

odeonzaさん
2021年3月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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odeonza

5.0生きることが愛おしくなる。

ちゆうさん
2020年9月21日
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泣ける

笑える

幸せ

春・・・遥か先に見える希望の光のみを見上げ坂道を駆け上がる時期。
夏・・・間近に見える希望の星に手をかけ、逃すまいと必死に掴もうとしている時期。
秋・・・希望と不安が綯交ぜになったなかで現実という目の前の相手と対峙して奮闘している時期。
冬・・・果たして自分のしてきたことは正しかったのか?自分が歩んできた軌跡は美しいのかを考察する時期。

そして人は四季の軌跡を残し、死期を迎え鬼籍に入るのだが・・・

この作品は上記の全てが詰まった、小さな小箱である。
それもとびきりの小箱。
この小箱を開けると、涙し、感動に震える。

すばらしきかな人間。

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ちゆう

4.0素晴らしい

2020年9月13日
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これまでの人生が詰まらないと思いがちだが、誰もが色んな人に支えられて輝いた人生を歩んでいるのだ。生きていることが素晴らしい。周りの人に感謝して謙虚に楽しく生きようと思わせてくれる素敵な映画だった。

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@Jankichi@

4.0良きアメリカ映画でした。 バート・レイノルズ熱演だったし、リルの変...

tunaさん
2020年9月11日
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良きアメリカ映画でした。
バート・レイノルズ熱演だったし、リルの変化がストーリーを強く印象づけていました。

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tuna

4.0バート・レイノルズ最後の主演作

2020年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(バート・レイノルズ)は今は年老いてしまったが、昔は映画スターとして名をはせていた。
そんな主人公のもとに映画祭の招待状が届き、出かけてみることに。
ところがこの映画祭はファンだけで立ち上げているしょぼい映画祭だった。
主人公と運転手役の女性との珍道中が始まる。
バート・レイノルズはとてもいい作品に巡り合ったようだ。

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いやよセブン

4.0スター

2020年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

フィクションなのだろうがレイノルズの半生のような作りになっている。見せ方が上手く楽しめた。70、80年代よく映画を見ていたのにレイノルズの作品をほとんど見てこなかった(見たのはグレートスタントマン)。亡くなっていたことも知らなかった。スターは年老いてもスターだった。

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フェルメール

4.0「終活」ムービーの秀作

2020年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ここ数年、イーストウッドの「運び屋」レッドフォードの「さらば愛しきアウトロー」など、老人になった往年の映画大スターが主演を務める「終活ムービー」が次々公開されている。
それら特徴として、作中の主人公に演者自身を投影するメタフィクション的な構成の作品が多いんだけど、本作はそうした他の作品と比べても、かつて一世を風靡した老俳優ヴィック・エドワーズに演じるバート・レイノルズのキャリアや人生が色濃く反映されている。
ストーリー展開はベタで目新しいとことはないし、傑作とは言い難いんだけど、ラストではヴィックやリル、映画祭に集まる連中全てが愛おしく思える秀作だと思う。

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青空ぷらす

5.0いい映画

2019年12月11日
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鑑賞方法:映画館

犬で終わり、犬で始まった。

結婚式のサプライズゲストで歌いおえた時、そして、さいごのスピーチがおわったときは、(映画館なのに)拍手をしそうになった。

テネシー州のカントリーミュージックがしっくり合っていたやわらかい映画だった。

ウィリー・ネルソンの『To Get Here』の歌詞が良くて席を立てなかった。

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night runner

4.5魂が舞い戻る場所。

2019年11月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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bloodtrail

4.5【バート・レイノルズのほろ苦くも、見事なラスト・ムービー】

NOBUさん
2019年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 俳優として、毀誉褒貶の人生を生き抜いたバート・レイノルズが、”この人、誰が観ても貴方でしょう”ヴィック・エドワーズを演じる。
 酸いも甘いも経験した俳優ヴィック・エドワーズは豪邸に一人暮らし。可愛い女性のお尻を嬉しそうに眺めながら買い物もする。

 そんな隠居生活を送る彼のもとに、故郷の近くの映画祭から招待状が届くところから物語は動き始める。
 クリントもデ・ニーロも出席したと聞いて、重い腰を上げたのだが・・。

 俳優ヴィック・エドワーズ=バート・レイノルズが、自らの人生を付き添いのタトゥ入りまくりのリル(アリエル・ウィンター)に自虐的に語るシーンや、若き自分と共演するシーン”「トランザム7000」の暴走シーン”や”「脱出」の小舟のシーン”で彼が自信満々の若くてヤンチャな自分に語る言葉の数々。

 そして、5度結婚した彼が、最初の妻を訪れ過去の自らの所業を涙を浮かべ詫びるシーンや、映画祭のスタッフ・観客たちに話しかけるシーンは涙なしには観れない。

<後半の様々なシーンの言葉を遺したくて、この映画に出演したとしか思えない俳優ヴィック・エドワーズ=バート・レイノルズ、見事なラスト・ムービーである>

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NOBU

4.5風呂入るときは鼻輪は外すのね・・・

kossyさん
2019年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 自身を自虐的、懐古的に描いたバート・レイノルズ最後の主演作となった。大学時代のフットボールのネタや結婚を5回もして貧乏になったというネタなんてのは彼の人生そのままなのだろう。いきなり過去映画の『トランザム7000』が映し出されてびっくりするけど、フィルム合成によって当時の姿と老人になった姿を同時に映し、会話も成立させるのも見事。トランザムは映画館では見てないため、ちょっと興奮した!

 カントリー・ミュージックが似合う街からの招待状。5回目となるナッシュビル映画祭には過去にもデ・ニーロ、イーストウッドたちが受賞しているという。愛犬も亡くしたことだし、参加を渋っていたのだが、この有名俳優たちの名を出されると、「しゃーない、行ってやるか」状態になるという、過去の栄光を引きずった老俳優。70年代のスターなので、知る人ぞ知るといったスターなのだが、テキサスの映画オタクたちは盛り上げようと頑張っているのが微笑ましい。

 テキサスに降り立ったものの、映画祭のショボいところに憤まんし、オープニング上映が開始されると一人で飲み始めるヴィック。さらには翌日のスピーチもドタキャンしてしまい、アシスタントであるリルとノックスビルへと足を延ばすのだった。そこではスタジアムがメインだったため、彼の学生時代の話も続くが、『ロンゲストヤード』も使われるか?と思いきや、歓声のみに終わった。残念・・・。あと登場するのは知らない映画でした(汗)

 リルを演ずる女優アリエル・ウィンターがまたキュートで、彼氏に浮気されて気になってしょうがないのだけど、そこんとこは人生の達人ヴィック老人が「ろくでもない奴やめとけ。付き合うならシェーンにしろ」などとアドバイスを出すところもいい。また、抗うつ剤に関して色々試してる経験が明かされ、まるで抗うつ剤オタクか?!と、劇場内一人で笑ってしまいました。そうそう、レクサプロは激太りするんだよね・・・まぁ、性欲減退よりはいいか。

 そして老人ホームに住んでる、最初の奥さんとのエピソードが終盤のメイン。笑わせる内容が多いのに、ここだけ涙がポロポロ・・・おかげで乾燥しがちな目が良くなりました。

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kossy

4.5なんとなくいいとてもいい

2019年10月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ハリウッドスターの栄枯、人生、人の優しさや許容、夢など様々な要素が自然に詰め込まれていて何気ない出来事に感動してしまう映画でした。
予備知識として必要はありませんが買ったパンフレットで根底に実在した人物などが書いてあるので鑑賞後、映画を気に入れば購入をお勧めします。評価が☆5じゃないのはパンフレットに書いている事実に寄せてです。

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ユカリンナ

4.0出色の老人ロードムービー。

エクさん
2019年10月6日
Androidアプリから投稿

グワリと涙があふれた。

死の恐怖にさらされるかなり老いた俳優が、老いのつらさ、死の恐怖を踏みしめて、おのれの過去の過ちを真っ正面から抱き締めて、未来を向く。

老いた者のロードムービー。

悩みを抱えた若者との出会いと心の交流。

若者の悩みはいつの時代も老いた者にはなかなか理解ができない。弱い、負け犬の一言で片付けたくなる。それは若者も同じなのかもしれない。偏屈者で片付ける。

そこからの魂の交流。

ありふれた物語の形式なのかもしれない。

でも、何故だろう、力をもらった。

バード・レイノルズの演技が、苦しんだ老人の真に迫っていたのだろうか。

この作品が老いも若きも関係なく、悩める人間たちに寄り添おうとしていたことだけは確かだ。

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エク

5.0ノックスビルランプーン ラスト バケーション

2019年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

よぼよぼの犬を看取り哀しみに打ちひしがれる爺。
過去の栄光と逃れられない老い。
オタ兄とパンク妹の誘い、旧友の勧めで遥々出かけた先で思いがけない心の旅が。

アリエル嬢のやりすぎと思えるような演技をガイド役に老優の人生を共に旅するロードムービー。

必ずしも順風ではなかったスターのキャリアとプライベート。深い愛情と敬意で綴る鎮魂の一編。

泣ける!

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労働4号

3.5バート・レイノルズに思いを馳せた事があるなら是非!

松王○さん
2019年9月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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松王○

5.0素晴らしい作品

jamjamさん
2019年9月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

過去と今の自分と向き合い明日への力漲る作品でした。

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jamjam

4.0良作!誰でも何かに後悔しながら生きてるが最後ちゃんと自分との向き合...

おれさん
2019年9月22日
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良作!誰でも何かに後悔しながら生きてるが最後ちゃんと自分との向き合えば全てが肯定される。そんなことを教えてくれた。何より俳優さんのお芝居がくそ泣ける。

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おれ
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