東京干潟

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東京干潟
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解説

多摩川の河口でシジミを獲り、捨て猫と暮らすホームレスの男性の姿から、現代社会のさまざまな問題を見つめるドキュメンタリー。多摩川の河口でシジミを獲って暮らしている、80代半のあるホームレスの老人。彼は捨てられた十数匹の猫を殺処分から救うため、日々世話をしながら、干潟の小屋で10年以上生活していた。シジミと共存していくため、成長途中の稚貝は獲らないというルールを自らに課している老人だったが、近年は一部の人々の無計画な乱獲で、シジミの数は減少していた。また、2020年東京オリンピックに向けて干潟には橋がかかり、沿岸には高層ホテルが建てられていく。東京という大都市の最下流から、変わりゆく街の姿を複雑な思いで見つめる老人の姿を通し、環境破壊や高齢化問題、格差社会、ペット遺棄など、現代日本が抱えるさまざまな問題を浮き彫りにする。同じく多摩川河口の干潟を題材にしたドキュメンタリー「蟹の惑星」が同時公開。

2019年製作/83分/日本

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
製作
村上浩康
撮影
村上浩康
編集
村上浩康
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映画レビュー

4.0干潟

ちゆうさん
2021年2月19日
Androidアプリから投稿

蜆爺さんを見ていると、これはいかにも昭和の代表的な人物だなと感じる。
この年代の人はコミュニティをとても大事にする。職場仲間も猫ちゃんたちも皆自分の家族同然のふれ合いをしている。家族であればこそ喜びも悲しみを分かち合える、そんな風情が彼からは見てとれる。
でも年々東京からこういうコミュニティも失われていくんだろうな~ぁ
SNSなんかとてもそれに変わるようなものになり得ないと思うし、そういう意味じゃ今の世の中こそが干潟だよね。東京はまさに干潟です。

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ちゆう

3.0多摩川河口のホームレス

2021年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

多摩川の河口でしじみを取りながら、その日暮らしをしている80代の男性を追う。
捨て猫が可愛そうで飼っているが、しじみ代はエサ代に持っていかれる。
このホームレスの人生は日本の戦後とリンク、これからの日本への警鐘になっている。

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いやよセブン

4.0「どんなものにも生きる権利がある」

Imperatorさん
2019年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

同時公開されている「蟹の惑星」と、同じ時期、同じ干潟で活動する、80歳半ばの老人を描いたドキュメンタリー。
事故で失った片目を隠すことなく、河川敷に小屋を建てて、たくさんの捨て猫と一緒に住んでいる老人は、「あんた環境省の人?」と、向こうから監督に話しかけてきたという。その堂々としたオープンな姿を見て、監督は「これは映画に出来る」と直感したらしい。
一方、老人は「俺なんか映して映画になるの?」と思っていたようで、自分の特異性には無自覚であった。

監督は4年間にわたって通い詰めて撮影し、何度も繰り返しインタビューして、老人の生き様を浮彫りにする。
大きいシジミだけ採るのはなぜか、なぜ素手で採るのか。どのような気持ちで捨て猫と暮らしているのか、なぜ河川敷に居着いてしまったのか。そして、これまでの人生はどのようなものであったのか、なぜ片目を失ったのか。
80代とは思えないがっちりした体躯をもつ、この心優しき老人は、チューハイを片手に、「どんなものにも生きる権利がある」と何度も語るのだ。

漁師による乱獲と、工事による環境破壊で、シジミは激減しているそうだ。
また、バブル期を彷彿とさせるオリンピック特需の東京を眺め、その先に何があるのかと、老人は苦々しい。
しかし、それでもなお、台風の後、濁流で増水した危険な多摩川のほとりで、なぜか老人は元気なのである。

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Imperator

5.0丁寧に描かれた最高のドキュメンタリー!

nayoさん
2019年7月30日
iPhoneアプリから投稿

冒頭から、片時も目を離せない無駄のないシーンの数々。見る人の感性に委ねられる、押し付けがましくないメッセージ。
表現したい物がある人が、優れた表現力をもって、丁寧に描いた最高の作品。
今もう一度観たいし、30年後の東京でもまた観たいドキュメンタリーだと思いました。

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nayo
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