「霊感商法」スペシャルアクターズ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
霊感商法
「裏経典」というのが重要なアイテムとなっていて、これを主人公の和人が見つけたためにパソコンから引き出すのがメインの作戦。もうオバケを使って旅館から手を引かせるなんて子供だましすぎてつまらない。
現在、あるカルト宗教団体の問題がとりざたされているせいで、ついついのめり込んで見てしまったが、そのおかげで「カメ止め」の監督だということを忘れてどんでん返しにはまんまと騙されてしまった。
ただし、作品の質は偉大なる「カメ止め」にはまったく届かず、バカバカしい新興宗教を嘲笑するに留まっていた気がする。さすがに大がかりな団体を描くためには巨額の投資が必要だし、穴だらけの幹部の行動に惹かれる者はいないだろう。しかも教祖様に魅力がない・・・
20代の若者、40代の主婦というのが言いえて妙だったなぁ。
コメントする