フリー・ガイのレビュー・感想・評価
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モブも主役の時代
ディズニープラスにて視聴。
今の時代らしく、モブでも誰でも主役になり得る!というテーマの作品。
トゥルーマンショーとレディプレイヤー1を足して2で割った感じだけど、単純に楽しかった!
ちょくちょく日本のシーンが入ってて嬉しかったし、小ネタ満載で飽きない。
あと、音楽もいい!
SFとしては傑出した設定だが・・・
設定の専門性をやわらげる意味でおちゃらけた設定や演出が興に欠いた向きがあった。もっととんがってハードなSFとして生真面目な演出に終始した方が傑作になったような気がする。
散りばめられた小ネタ
あれっ!なんか観たことあるような設定だなー?と思ったら、現代風トゥルーマン・ショーか。そこに「マトリックス」と「インセプション」の要素を加えて3で割ったような感じ。その他にも、あれっ、このシーンはあの…。オマージュが随所に散りばめられていて、制作会議であれも入れちゃおうぜ、あっこれも、とかワチャワチャ花が咲いてそうだな
セット
カフェのセットは、バック・トゥ・ザ・フューチャー
銀行のセットは、ダークナイトかなー
因みにBTTFのカフェのセットとその外のセットは、グレムリンと一緒
BTTFのカフェ外のセットは、ブルースオールマイティと恋はデジャブと一緒
その同じセットで久しぶりに同じように良い映画だった
レディ・プレイヤー1の斜め上をいく作品だと思う
個人評価:4.3
これこそ映画だ。エンターテイメントだ。まずは見る側を楽しませる。そしてサービス精神。またホスピタリティに溢れている。
キャストも当て書きの様なハマり役。ライアン・レイノルズの困った顔って、なぜあんなに笑えてチャーミングなんだろう。またジョディ・カマーも綺麗でキュートで魅入ってしまうキャラクター。
モブキャラにスポットを当て人生を語る。毎日会社に行き、帰って寝るだけのライフスタイルなんて、まさにモブキャラで、私達もリアルではないと感じさせる。スピルバーグのレディ・プレイヤー1の斜め上をいく作品だと思う。
控えめに言って大傑作
近年稀に見る傑作だと感じました。
映像も素晴らしく、脚本の完成度、演技の見事さ、いずれにおいても高いクオリティを実現していると思います。話の切り口が斬新で、冒頭から作品の世界観に引き込まれると怒涛の展開で一気にラストまでなだれ込みます。
現実世界と仮想現実を行き来するという意味では「マトリックス」を彷彿とさせます。しかしこの作品では現実世界での虚無感がなく、仮想現実と現実世界が根底でつながっており、現実世界も魅力的に映っていると感じました。
思わず唸るような脚本の巧みさは見事としか言いようがありません。
俺たちはみんな自由だ!
ライアンレイノルズによる悪ふざけコメディかと思いきや、
分かりやすいテーマもちゃんと提示されてて、
明日一歩踏み出す勇気を貰える良い映画でした。
しかしレイノルズの悪ノリ全開でとても笑えたし、
ゲーム、映画オタクには笑って泣ける作りになってて
流石だなと思いました。
ただの良い日ではなく、素晴らしい日を
に始まる名台詞の数々、
ゲームの中のモブキャラに教わる事がたくさんありました。
子どもたちもオープンワールドのゲームやる時は、
モブキャラを傷つけないようにプレイするはず。
言われた事をただただこなす日々じゃなく、
俺たちは自由なんだから、好きに生きてみよう。
と言うテーマや、
モブが人工知能を持つと言うアイデア、
愛の行方、
僕自身、子どもがフォートナイトをやってるときの言葉遣い
は気になる所だったけど、
子どもたちもこの映画を見て、
いきがってる事をカッコ悪いと感じただろうし、
笑えるコメディだけど、
とても作り込まれた深い映画でした。
やむをえず仕方なく渋々否応なしに吹き替え版で見た
市場へ売られていく子牛の気持ち。声優さんたちがよくこなれていて、15分くらいで違和感なくなったのが救いだった。
恋に落ちて自由意志を持つようになったAIのお話。「新たな一歩を踏み出そう」とか、「悪いことはやめて良いことをしよう」みたいなポジティブメッセージはすなおにうけとめられた。ただ、無知ゆえの無垢さに好感を持っていた部分が大きいので、これからはどうかな。
ただしラストは…それこそ新しい一歩を踏み出して欲しかったけど。
想像より面白かった 自分の人生は自分が主人公でいいって 考えたら気...
想像より面白かった
自分の人生は自分が主人公でいいって
考えたら気が楽になった
自分の人生だし好きな人と好きなことをして
行きたいって思った
最初から最後まで面白い
導入からエンディングまで面白い。
起承転結があってわかりやすい。
アクションもカッコいいし、下品じゃないコメディが清々しい
映画好きやゲーム好きの小ネタも面白い。
アップグレードしたDisney+で視聴したけど、新作も見れてよし!
制作陣は間違いなくゲームファン
ゲームファンなら楽しめる内容間違いなし バグや表現などゲームあるあるが散りばめられ、笑いのセンスも抜群で思わず吹き出した
ゲーマーなら知っている有名人やイースターを見つけるのも楽しめたし、タイカ監督が出てるだけあってマーベルファンも思わず声を出してしまう場面もあった
コナミをもじった会社の扱いもゲーム事情をよくわかってるなと
ただのゲームを題材にした作品ではなく生粋のファンも納得の出来栄えでした。
気づいたら熱くなってた
一見チープなんだけれど、主人公(モブ)の明るさと真剣さに惹かれてしまった。
現代版トゥルーマン・ショーと仰っている人が居る通り、初めてトゥルーマン・ショーを観た時の感動を思い出させてくれる素敵な作品だと思います。
現状を打ち破りたい人には特に刺さるんじゃないかな
元気もらえました。
そうか、ラブストリーだったのか。
こういう物だろう、と想像していた内容の斜め上を行っていた。
「レディープレイヤー1」をひねって、ひとつ足したような、
ナルホド、な設定がまず面白い。
そんな物語はリアル世界のサスペンス進行と、ゲームとして存在するバーチャル世界での主人公の自我の目覚めが交互に描かれている。
この双方、ごっちゃになりそうだがならず、むしろ絡みがみごとだ。
終盤になればなるほど双方の駆け引きにハラハラさせられる。
ありがちなのがリアルとバーチャルがシームレスな面白味なるも、
そういう意味で本作ははっきり分かれてこそ面白味が増すのだから、
斜め上をゆくそれが理由と、意外で目新しさを感じた。
ゲーム世界を仮想と片付けてしまわず、仮想だけれど日々成長し、
詰め込まれたいわゆるモブキャラクターたちだろうと、生活があるひとつの世界なのだ、という設定の優しさがいい。
そんな優しい世界は守りたくなるし、
住まうキャラクターたちを背景でなく個人と知れば、
なんだか他人事に思えず、がぜん応援したくなる。
けれどその優しさこそリアル世界でゲームがプログラムされた時の名残なら、
さらにどんでん返しと、意外にもこれは遠回りなラブストーリーなのだと知れて、
とんでもない温かさを覚えた。
ゲームは悪だと言われがちだけど、やっぱり物事は何事もとらえ方次第。
その不意打ちが心地よい一本だった。
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