劇場公開日 2020年2月21日

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スウィング・キッズのレビュー・感想・評価

全69件中、41~60件目を表示

4.5ファック、イデオロギー

2020年3月14日
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ジャクソンの言う、パフォーマンス・タイトルだ。

「共産主義も資本主義も知らなければ争わなかった。」パンネの言葉は重い。

第一次世界大戦後、民族自決をベースに多くの国家が独立したり、新しく出来たりしたが、それは結局、第二次世界大戦を引き起こしたことで失敗に終わり、今度は、イデオロギーの争いが世界を飲み込んでいく。

人間の本性は、民族やイデオロギー云々の前に、争うことなのではないかと思ってしまう。

この映画は、楽しくも悲しく、そして切ない。

ただ、人間の本性は争うことではなく、きっと、共生することだと思わせてくれる。

娯楽作品としてもいい映画だと思う。

パンネがかわいい。踊る姿にグッとくる。

日本も世界を相手に映画をもっと作れればいいのにと心から思う。
ネット右翼のエセ民族主義は、時代遅れだ。

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ワンコ

4.5すご〜〜く、よかった!!

2020年3月13日
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すご〜〜く、よかった!!

朝鮮戦争の南側捕虜収容所、つまり北朝鮮の捕虜を収容しておく場所で、タップダンスに目覚める北側の主人公の話。

終盤、捕虜収容所内でのクリスマス講演の冒頭で、ダンスチームを作ったジャクソンが観客(兵士や捕虜や赤十字の人たちね)に告げたタイトルは、「ファッキン、イデオロギー!」 そりゃ所長も渋い顔しますわ。

本作を観ると、その思いは強くなる。思想や主義は必要なものだと思っているが、なぜ対立して互いを傷つけあってしまうのか。宗教も同じだと思うが、そもそも人間を幸せにするための手段であるはずの思想・主義(や宗教)であるはずなのに。(朝鮮半島は、第二次大戦の結果、日本の占領下から5年間の米ソによる分割信託統治を経て統一政府樹立をめざす米英ソによる協定があったが、それを知った朝鮮半島で左派と右派の抗争になってしまい、米ソが収拾に失敗した結果、現在も続く南北分断となっている。:Wikipedia「朝鮮統一問題」から抜粋)

一方で、音楽と踊りは、傷つけあわず、いろいろなものが共存できるんだなあ、とあらためて思った。タップダンスには興味はないし、本作観たから踊りたくなる、ということもないのだが、米国人であろうが朝鮮人であろうが関係のない、音楽や踊りへの共鳴を強烈に感じた。
音楽や踊りは嗜好なのに対し、思想・主義は、政治(つまりある領域がまとまって行動すること)の基準となるものなので領域内ではひとつに絞る必要があるのだからしょうがないことなのかもしれない。ただ、主義と主義が対立し傷つけあうことに必然性はないようにも思える。

・・・なんて難しいことにまで思いをはせる時間はない。十分、堪能しなければ損だ、と思わせる映画でした。
特に、軽快?な前半と重苦しい終盤のちょうど境い目に、収容所と街、離れた場所で、主人公 ロ・ギス と通訳 パス・ヘス のふたりが、見事に踊る「モダンラヴ」最高!! このシーンは、何回でも見たい! このシーンだけでも、みんなに観てほしい!!!

ラストソングは、ビートルズ ”フリー・アズ・ア・バード” まだ終わっていない朝鮮戦争への強烈な反戦映画ですね。
ストーリーはは、最初の方はややもたつく感があるのだが、133分の長編なので、後半観てるときにはそんなこと、とっくに忘れてる。
おまけ:ジャクソンは演技はそううまくないけど、タップダンスは凄いな、と思って観ていたら、アステア賞受賞者だったのね。納得。

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CB

5.0私の中でのアカデミー賞。観て欲しい作品です。

2020年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

ダンス映画の躍動感が好きで気になっていて、評価が思いのほか高く仕事帰りに見てきました。

1917も私の中では限りなくアカデミー賞に近い作品ですが、こちらの作品はそれ以上で、この何年かの間でみた作品の中で一番と言えるくらい刺さりました。

あらを探そうと思えばダンスにCG使わないで欲しかったとかあるんですけど、人種や性別、イデオロギーの違いからバラバラの5人を、もどかしくなったり笑えたりしながら朝鮮戦争時の捕虜収容所の中で1つのダンスチームとしてまとまっていく様子を見守っているうちに気持ちが入っちゃいました。

国を分断されたという複雑な想いは私たちには計り知れず、ラストへの流れは同じ民族同士の想いのすれ違いから避けられないものだったのかもしれないけど本当に悲しかったです。だからこそ感動を共有できるリズム、音楽、ダンスからのメッセージを強く感じました。

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えぷりん

3.5ファッ◯ン⭐︎イデオロギー

2020年3月8日
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映画もそうだ。
自国主義もクソっタレ。

あーー、

ナイス韓国Movie

byジャパニーズ🐒

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グリーン

5.0色んな表情

2020年3月7日
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52本目。
演出、編集が上手いし色んな表情を見せてくれる作品。
でも最後は言葉にならなかったな。
あとエンドロールがすごく好き。

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ひで

4.0ダンス最高!

2020年3月7日
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D.Oのダンスが凄いわ!魅せてくれました。監督の思い通りに作られてたけど、もう少し言いたかった感じするなぁ。次にまたお願いします。サニー以上を。

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ミヤミヤミヤ

4.0純粋な戦争映画です

2020年3月5日
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 タイトルと実際見終わっての印象を比べれば、あきらかに戦争映画で音楽映画ではない。

 戦争とは理屈はどうであれ、最前線には庶民が送り込まれ、その背後にあるのは、大国同士の覇権争い。
 しかし、実際には戦争はイデオロギーや愛国心が国民を戦争に導いていく。この映画のなかでも、資本主義社会主義の争いが意味のないもの、というセリフが2度ほどでてきた。
そして、庶民は常に死と背中合わせの毎日をおくり、上官は常に安全なところにいる。

 まあ、そうは言いながら、映画を通してのスイングジャズや、ビッグバンドの音楽、タップは楽しめたけどね。

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まさ

3.5「だよな」な甘辛ミックスストーリー

2020年3月4日
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鑑賞方法:映画館

元は小さな劇場で演じられていたミュージカルらしい。映画化されるにあたってブラッシアップされたんだろうとは思うものの、その片鱗を見せるちょっとズッコケ要素も含んでいたりする。もうちょっと隙ない作りにしてほしいと思うか、このくらいがいいかは個人差があると思う。

舞台は朝鮮戦争時の北朝鮮や中国の捕虜収容所。馴染みがない場所なのだが、その辺の説明はあまり深くは掘らないので、韓国では教養としてよく知られた場所なのかもしれない。役者は北のアクセントで頑張っているらしいけど、それも分からなくて残念。

主演のD.O.は(坊主頭なりに)綺麗な顔のアップショットが何度も出てくるので、(坊主頭だが)EXOらしさはかなり残しており、見ながらこれは彼ありきの映画なのか、企画があって彼がマッチしたのかとても気になった。

多分大元のミュージカルが米映画のスウィングキッズにインスパイアされているのではないかと思うのだが、タップダンスメインなのにこのタイトルだったのが唯一納得できなかった。米映画はナチスドイツ時代のスウィングユーゲントからとってる名前なのだが、いい題名が思いつかなかったのか?50年代なんてロックンロールの宝庫なのに。

監督のインタビューでは、ジャクソン役のオーディションには力を入れたらしく、確かにジャレッド・グレイムズのタップダンズには皆を惹きつけグループをまとめる説得力があって素晴らしかった。

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みき

4.5ファッキンイデオロジー‼タイトルに違和感

2020年3月2日
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悲しい

朝鮮戦争、巨済島の捕虜収容所でタップダンス‼
1951年の話なので出て来る曲は軒並み生まれてさえいない。
David Bowie / デヴィッド・ボウイのModern Love / モダン・ラヴは1983年の曲、でもこのシーンが一番良かった。
もうちょっと短く出来た筈だと思うし冗長なラストではあったけどそれが韓国映画。
それにしてもタップダンスて何でこんなに魅了されるんやろか。
タップダンスシーンだけならララランドを軽く超える躍動感。

サムシクのくだり必要かなぁ。。。

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公開しない

3.0考えさせられる映画だがラストシーンは残念

2020年3月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

難しい

スウィングキッズは前から気になっていた韓国映画で観てきた。朝鮮戦争時代の収容所での話で米軍のダンス担当が捕虜を集めてダンスショーを開催する。南北朝鮮の捕虜の気持ち、心境、EXOディオは北朝鮮軍役だが思想が強くても米軍ダンサー役のタップダンスに最初は抵抗してもダンスに惹かれるが、北朝鮮軍の捕虜の仲間の気持ちの葛藤に揺れる心境、気持ちが見事に演技として良かった。タップダンスさえあればイデオロギーなんか関係ない。色々考えさせられた。残念だったのはラスト、エンディングシーン。これがあまりにも雑。ネタバレになるので省くが、エンディングシーン、ラストシーンにもう少しメッセージ性が欲しかった。監督がサニーでブレイクしただけに。しかし、主役の2人のイデオロギーとの葛藤、韓流ドラマ・映画で実績があるEXOディオの演技は見事で3点にしたが、エンディングシーン、ラストシーンは残念。EXOファンはぜひ。

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ナベさん

4.0複雑…

2020年3月2日
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泣ける

笑える

悲しい

いろんな事情が絡み合ってて…超複雑…(ーー;)

悲惨な朝鮮半島

なぜ北と南に分裂しなくてはならなかったのか
歴史がモノをいう可哀想な民族

朝鮮戦争、人種、国籍、性別、兄弟、陰謀…

しかし上手く良く出来てる映画だと思います

タップダンスが重い内容を明るく笑いをもたらす

デブだけど栄養失調の中国人ダンサーの憎めないキャラ

最後のシーンは、鳥肌全開で凄まじかった!

もうこんな残虐さは起こらないで欲しいものだ

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H1DE!

4.5ダンスをしている時にだけ成立するフェアで対等な関係

2020年3月1日
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軍隊と捕虜、将校と兵士、白人と有色人種、男と女、共産主義と資本主義、共和国の勇士と反動分子、自由主義者とアカ。差別や格差、排斥や対立が何重にも絡み合う捕虜収容所で結成されたダンスチーム。何かのためではなく、ダンスそれ自体の快楽に惹かれる主人公。ダンスの持つ根源的な快楽性ゆえに、踊っているその間にだけ成立する、フェアで対等な関係。そのあとのつらい展開が予測されるだけに、クライマックスのダンスシーンは、ほんとに終わって欲しくなかった。

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jinmin

4.0Free as a bird

2020年2月28日
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悲しい

楽しい

興奮

タップダンスのサクセス青春ストーリーかと思いきや、
なんと戦争映画だった。ビックリ!
でも、権力に弄ばれる紙より軽い命が踊りを得て輝き出す素晴らしいコントラストがよりダンスシーンの迫力を増し、心を鷲掴みにされました。
いやぁ、主人公の躍動感は素晴らしいし、タップダンスの先生ジャクソン演じる俳優さんは映画『タップ』グレゴリー・ハインズの弟子とは!
アメリカ兵士の演技もダンスも総じて下手なもんで途中安っぽいなぁと感じる場面はいくつかあるものの、
脇を固めるキャラクターたち一人ひとりが良く、
映画『フラッシュダンス』やマイケル・ジャクソンの『ビートイット』PVのオマージュなど、ニヤッとしてしまうシーンもいくつか。
前半チャウ・シンチー、後半シリアスな戦争映画になりますが、同じ民族が断絶した歴史を考えるとなるほど深い。
お隣の国なのに知らないことがいっぱいあるね。
いつの時代もイデオロギーに縛られず、自由な鳥のようにいたいものです。

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アンディ・フク

2.0悪い面の韓国映画

2020年2月27日
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華麗なタップダンスも、過剰な演出と音楽、そして少しばかしの、おちゃらけ的な内容では霞んでしまう。普通に真面目に見せればいいのに。ストーリーも大して広がりも無く、上映中、何回もあくびが出て、何分か寝落ちしてしまった。
にしても主人公はどっちなの?

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オクやん

4.0見所多し

2020年2月27日
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時々なんだか妙に安っぽい(米兵グループのダンスとか)ところがご愛敬だが、特にタップダンスのシーンなど見所も多い。
実際に祖国が分断されている韓国らしく、単純な善悪の話に陥らないところが良いし、ラストも賛否あるだろうが考えさせる。
中盤のデビッド・ボウイ「モダンラブ」が使われたダンスシーンは疾走感もあり実に良いのだけど、個人的にはそこは「フットルース」だろう、という思いは否めないね。イントロも似ているし…
ヒロインのパンネを演じたパク・ヘスが純朴な感じが残っている割に動きも歌も良くて実に魅力的。こういう人が次々に出てくるところが韓国の躍進を感じさせる。

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ぱんちょ

4.0朝鮮戦争と言う背景

2020年2月25日
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音楽と踊りに騙されて?
ついつい朝鮮戦争下の捕虜収容所という、かなり複雑な背景を忘れてしまいそうだった。

でもこの背景は、後半胸に深く響きます。

イデオロギーのための戦争なんて、いけてなさすぎ、悲しすぎ、です。

途中のデヴィッド・ボウイ、いけてました。

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Momoko

4.5ファッキン・イデオロギー!!!

2020年2月25日
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ファッキン・イデオロギー!ファッキン・イデオロギー!!ファッキン・イデオロギー!!!!!!ああーーあーーー!!!!!

もーーーー今すぐ叫び回り踊り回りドラム叩きサックス吹き喚き散らしこの胸掻き毟ってやりたい!!
なんて恐ろしい映画なんだ!!ファーーーック!!!!👍!👎!👏!!

国も思想も生き方もバラバラの5人、「スウィング・キッズ」が刻み込む、魂のタップダンス。

戦争の無情、その中にある情熱と楽しみと笑顔、その中にあるイデオロギー、その中にある絆と愛と友情、その前に立ちはだかる戦争の無情。
無限ループに落とし込まれてどうしようもなくもがくしかない。はぁしんどい。しんどくて好き。

喧嘩もコミュニケーションも、ひとまずダンスで。
殺伐とした空気に音楽が流れ身体は動く。
そんな「ザ・ミュージカル」なシーンに笑い泣きしていたのに、一瞬で真顔に変えられてしまうシビアな展開。
どんなに楽しく情熱がこもっていようと、戦争の抱える暗闇と常に隣り合わせであることを示される。
底抜けに明るくなんてなれない。なれるはずもない。

立場、主義、仲間、家族、憎しみ、規模も中身もそれぞれ違うけれど、皆ジレンマを抱えていた。
それを全力で振り切り、全力で楽しみ、全力で訴えかけるタップショーに号泣。

ギスのただならぬ気負い。
小憎たらしさ満点の彼。
小憎たらしいでは済まなくなった瞬間の、サーっと血の引く感覚。嫌だったな。すごく。
どうしようどうしようと、祈るような気持ちで観ていた。

誰もが主義思考に振り回されているだけだと気付けないのは、戦争のせいに他ならない。
それでも、タップシューズを履けば全て忘れて踊ることができる。どこまでも遠く走れる。
どこまでも遠く、扉をブチ開けて、本当に行けたら良いのにね。はぁしんどい。しんどくて好き。

タップダンスのあの鋭い音には興奮と共にちょっとした緊張感も覚えるもので、それが戦時の空気と混ざって良い相乗効果になっていた。
絶え間なく鳴り響く小気味良い音にどれだけの熱が込められていることか。

Sing!Sing!Sing!は偉大なる名曲だなと改めて思う。
中高と吹奏楽部だったので、何度も演奏したことがある。クライマックスであの曲が使われて本当に嬉しい。またドラム叩きたいな。バリサクも吹きたい。
ダンスチームと共に、音楽隊にも拍手を。

5人のキャラがとても好き。
ジスの抱える複雑さと彼の格好良さといじらしさは言わずもがな、常にどこか困ったような表情のジャクソンの力漲るダンス、人情派ビョンサムのオーバーな愛情表現、しっかり者童顔お姉さんパンネの優しさ、踊れるデb...ぽっちゃり君シャオピンの超絶かわいいゆるキャラ感。

「スウィング・キッズ」という名前も良い。
戦争の前にも後にも未来が待ってる。
みんな無限の可能性を秘めた子供なんだよね。本当に。はぁしんどい。しんどくて好き。はぁーーーすき。面白かった。

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KinA

5.0韓国映画、萬歳~

2020年2月25日
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予告の印象と全然違う
いい意味で裏切られた
この監督「サニー」もそうだったが、見終わったあと作品のあいつらにまた会いたくなる
前半からの後半
思い出しても・・
「サニー」のあの娘でてた(ののしりのジニ)
主人公ずっと誰かに似てる誰かに似てると思ってたら、ラスト間際に思い出した
四千頭身の坊主のほう
映画のほうが全然カッコいいですけどね
もちろんいい蹴りも出てたし、現時点で今年ベスト

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たれぞう

3.5思っていたのと違う

2020年2月24日
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悲しい

予告編やタイトルから『スウィングガールズ』のような、 師弟愛や友情を描きつつ素人集団が努力の末、最後に素晴らしい演技を披露するというストーリーだと勝手に思っていました。
そういう要素がないわけではなく、華麗にタップダンスする場面は華やかでテンションもあがります。しかしダンスシーンは長くは続かず、収容所の人種間の争いがメインで描かれ、カタルシスが得られない。そうこうしているうちに、ラストはまさかの展開に驚かされました。
この映画か描きたかったのは、人種やイデオロギーの違いによる戦争のバカバカしさであり悲惨さだと思います。
そもそも、『スウィングガールズ』的なものを求めて観たのが間違いでした。戦争映画で華麗なダンスシーンでカタルシスが得られるわけがなく。観終わってから気づきました。
自分は思っていた映画と違って面食らいましたが、最初から戦争映画として観たら面白い映画だと思います。

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仮面貴族

3.5うーむ…

2020年2月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

映画前の番宣から気になっていた一本。
番宣からのイメージからするともっと軽快でスッキリ楽しめる作品かと勝手に想像してたけど、前半と後半で全く違ういかにも韓国!って映画だった💦
それでも個人的にはパラサイトならこっちかな。

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キチ
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