ストレンジャー・シングス 未知の世界
2016年製作/アメリカ
原題または英題:Stranger Things
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2022年7月13日2話目まで見たが、
平井和正先生の「幻魔大戦」
石森章太郎先生の「サイボーグ009」
そして
大友克洋先生の「AKIRA」
を多いにリスペクトしてるね。
要は手塚治虫先生のDNAだね。
10月12日 フェニックス劇場にて
A16にて15時00分より劇を鑑賞。
英語が全く分からないが、演出がうまく出来ていた。怖かった。
★シーズン1~4
本作はNetflixのオリジナルドラマシリーズの中でも非常に人気が高いという事で、観始めて感じたのはこれもNetflixオリジナル映画の特徴と全く同じで、今までにある映画・アニメ・コミック・ゲーム等々のサブカルチャー史というか作品の良いとこ取りで作られていて、観る側の年代年代で様々な作品を想起させ懐かしむ楽しさが満載の作品に仕上げているという感じです。
それが本作では引用されている作品があまりにも多く、物語でもシーンでも1話1話の中に次々に何かの作品を思い出してしまう様な作りになっていて、私の様なサブカルチャーで産湯につかって生きて来た人間には面白くない筈がないというドラマになっていました。
一々元ネタを上げるだけでも気が遠くなるほどのパロディーorパクリorオマージュのオンパレードなので、この監督と制作者のオタクぶりが覗えます。
その例をほんの少し書いておくと、時代背景が1980年代なので特にその当時の映画のパロディーが多く使われていました。
基本になるのは『スタンド・バイ・ミー』『グーニーズ』『IT』の様な少年少女のジュブナイル映画をベースに、ストーリーも80年代アメリカ映画のホラー&SF&ゾンビ&アクション&青春コメディ等々のジャンルムービーの他にも、日本のゲーム『サイレントヒル』『バイオ・ハザード』や、様々な漫画・アニメの寄せ集めの様な感じです。
それらを臆面なく使いまくった、何時か何処かで観たことのあるシーンばかりの、ある種サブカルチャー史の様な作品になっていました。
物語の舞台になるのも、田舎町・学校・簡易遊園地・ショッピングモール・モーテル・山・森・湖・川・地下研究所・キャンピングハウス・廃墟の家等々、アメリカ映画では定番中の定番の何時か何処かで観た場所ばかりなのも良いです。
それだけだと、ただ懐かしいだけになってしまいそうですが、映画の作りそのものもアリカ映画が積み重ね作り上げて来た映画セオリーに忠実に作られているので、そういった歴史を知らない若い人達にも楽しめる作品だからこそこれだけ人気があるのでしょう。
更にオールドファンも意識しての配役なのか、主役の一人に80年代以降の映画シーンで活躍したウィノナ・ライダーを起用したりしている。
ただ、テレビドラマのシリーズって主要配役が変わらないのが原則で、本作の場合ジュブナイル作品ということで主要な配役が最初は実年齢の設定に近く、シーズン1(設定年度1983年、2016年配信)、シーズン2(設定年度1984年、2017年配信)、シーズン3(設定年度1985年、2019年配信)、シーズン4(2022年配信、設定年度1986年)とドラマ内では4年の経過が、現実としては6年が経過して子供俳優の成長が著しくて、特に私の様に一気見してしまうと、凄く可愛かった子供達が急に成長して大人になってしまったような、違和感が非常に激しかったです(爆)
後、主役の女の子ミリー・ボビー・ブラウンが色々な女優の顔に見えてくる(似ている)のも上記した特徴にリンクしていて面白かった。
80年代好き、サブカルチャー好き、ジャンルムービー好き、クリーチャー好き、ゲーム好き、ジャパニメーション好き、漫画好き、どれか1つでも当てはまる人は見て損はないと思います。