「Who will save you from yourself. 例えるなら唐揚げ定食」ジェミニマン アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Who will save you from yourself. 例えるなら唐揚げ定食
観る前に残念だったというレビューを目にし、検索したら約80億円の赤字!というニュースを見てしまい、映画館内では異様にお客さんが少なかったですし、監督はドラマ畑なイメージのアン・リー・・・等と数々の不安要素があったのですが、いやいや普通に面白かったですよ?
とりあえずガッツリアクションしてました。あのバイクでのチェイスシーン本当に良くできてます。メッチャ手に汗握りました。最後の頑丈なヤツも面白かったですし、バルカン砲で追い詰められるシーンもドキドキでした。アクションも撮れたんですね、アン・リー監督。多才だなぁ。
しかし、若いウィル・スミスが本気で若かったですよね。似たような技術は「キャプテン・マーベル」のサミュエルLジャクソンでもありましたけど、あれはお爺ちゃんからオッサンになったので違いが微妙でした。本作のウィル・スミスは確実に若い!しかもこれが丸ごとCGだって言うじゃありませんか。変な話、俳優が要らなくなる世界って、もうほんのそこまで来てるのではないか?っと思ってしまいます。色々言い分はあるでしょうけど、現実問題として。
まぁ、ストーリーの面についてはプロット読んだだけで想像付くように、「凄腕スナイパーのウィル・スミスのクローンが出てきて、戦った後になんやかんやで仲間になり、共闘してラスボスを倒す」という域から1ミリもはみ出しません。ストーリーには最初っから期待してなくってアクションが観たいんじゃー!という要望だけで行くとキチッと答えてくれています。
本作は例えるなら唐揚げ定食かなっと。誰しも唐揚げ食べたくなる時ってありますよね?何処で食べても当たり外れが少ない唐揚げ定食。決して色々入ってる幕の内弁当じゃないんです。唐揚げ一点盛りなんです。きっと本作に幕の内を求めて観に行った方はガックリして、唐揚げを求めて観に行った方には十分に満足できる、そんな作品だったと思います。
浮遊きびなごさん、コメントありがとうございます。
柔軟な発想ってとっても大事だと思います。まさか、マトリックスと繋げてくるとは!確かにメン・イン・ブラックの格好したらそのままエージェント・スミスでイケますね!ワラワラ出てきそうです。
bionさん、コメントありがとうございます。ストーリーに関しては最初に企画されたのが1997年という事なので勘弁してあげてください(>_<)
でも、アクション楽しかったですよね?若いウィル・スミスが子供のジェイデン君にそっくりなんですよー。
かいりさん、コメントありがとうございます。そちらも人の入りは厳しかったですかぁ。なかなかウィル・スミス単品ではお客さん呼べないんですかねぇ?
ウィルが30年後ジーニーになってたら、その辺のスナイパーよりよっぽど強いですよね!ある意味最強です。