モンスター・フェスティバルのレビュー・感想・評価
全7件を表示
SAWのパロディのチープさに好感
ジャケットとあらすじで思いっきりコメディかと思ったら序盤ガチホラーぽくて焦りました(笑)
だけどやっぱりコメディ!!!
コメディにしたから良かったっていうのももちろんありますが、今まで観たホラーコメディよりリアルな怖さがあるので、シリアスなホラーでもいけると思うほどの作りです。
SAWのパロディルームがちょっとチープで笑ってしまいました(笑)
グロいのが苦手な方は厳しいかも・・・?
もったいない!
ホラーのお約束ごと守ろう系の映画、ゾンビから吸血鬼やら色々な映画のオマージュ、露骨なソウのオマージュには笑った。
途中までは次はなにがでてくるんだろう的な楽しさがあり風呂敷広げてどう畳むのかと思えばパパがでてきて話はどんどん興味を失っていく内容に、、
とにかくもったいない。どんでん返しがあればなぁ
一般受けはない…けど
堂々のB級作品だろう。
正直、もっと酷いレベルの内容ではないかと思っていたが、期待を上回ったので評価したい。
低予算で盛り込みすぎると、「なんじゃこりゃ?」な内容で場末のお化け屋敷を見せつけられてため息がでるのだが、意外に付いていける展開を見せてくれた。
そもそも、この作品のあらすじを読んで観る奴は程度の差こそあれホラー映画の愛好家だと思う。
なればこそ、作品内の完璧過ぎないパロディに「お~ここまでパロディしたか~」と感心しながら観るに違いないと思うし、まんまと観続ける私たちを想像して製作者たちもニヤニヤしてるに違いない。
ホラー映画は死なず
ファンも死なずただ見続けるのみ。
予算的にハイクオリティは望むべくも無いため、少々の安っぽいセットとかは考慮して観賞すれば楽しめると思います。
キャビンフィーバーとの違い。
話の設定は似ているのに面白さの差は何かなー、と。
かんじんのホラーキャラクターの描きかたが弱い。メインはかぶり物した人間だし。ドラキュラは燃えなきゃ、飛びもしないし、と思ったり。サイコパスな父ちゃん絡めたのもちょっと無駄。
結局は低予算制作な迫力不足。アイデアで乗りきれなかったみたい。
ホラー映画を殺せ!
ホラー映画を殺せ!
地獄のホラームービーフェス開催!
生温いフェイクはおさらば!本物の血液を、本物のはらわたを、本物の死を、本物の映画を!
ホラーの王道、そのルールを辿って生き抜け。
数多くのホラー映画のオマージュやネタが挟みこまれ、ファン歓喜のポップで楽しい映画。
往年の名作作品に限らず、最近の作品のネタも結構入っているのが嬉しい。名前が出されるだけでウホッとしてしまう。
細かく拾ったらキリが無いんだろうけど、一つ一つ解明だなんてやってられない。
小ネタ探しより今この瞬間目の前に広がる映画を味わおうぜ!
キャラ構成が完璧。
ホラー映画オタクの手頃イケメン主人公、しっかり者だけど処女じゃなかったヒロイン、コンピュータオタクのアジアンデブ、駆け出し女優金髪ビッチ。
行く先々で出会う五人目もナイスな人選。プラスアルファの差は展開の差。
誰が一番好きかな、やっぱり樹木医かな、ザッカリー・リーヴァイとアシュリーのやり取りも最高だったよね。
「映画あるある」の裏をかかれたり、案外王道の展開に収まったり、先が読めない。
僅かな望みは意欲の湧元、生き延びようと奮闘する中で無残に殺される理不尽、それこそ醍醐味。これこそ人生…は、勘弁。
誰かが退場するたびにショックでお口あんぐりしちゃう。ちょっと泣いた。
各ステージの一つ一つ、そこで起こる出来事の一つ一つが魅力的。
樹木医vs樹木医の胸熱感。作品自体は好みじゃなくても役者としてのこだわりとプロ意識の高さに感服。決めゼリフかっこいいかよ。
SAW的な殺人ゲームにヒリヒリし、迫り来るピエロにハラハラし、Jホラーもお忘れなく、近年人気の修道女もドーン!
ノロマな王道ゾンビとピキピキしながら走る邪道ゾンビの対比も面白い。ちなみに私は邪道ゾンビのほうが好き。
現実に起こすにはスプラッタ系が簡単なのはわかるけど、どうせなら乱立する悪魔祓い系も含んで欲しかった。
あれでももしかして、邪道ゾンビっぽいやつって悪魔に取り憑かれた人間だったのかな。
憑かれると大体ヘド吐くし。君のヘドを浴びるように飲みたい。
破茶滅茶に話を広げた割に、最後の砦に急にミニマムな世界に収めてくる手法に脱帽。
何その伏線。強引に納得しちゃうじゃない。
ホラー映画オタクは世界一強い。
恐怖感は少ないけどスリル満点でとにかく楽しい。ユルい設定ヌルい展開何のその、映画あるあるをふんだんに盛り込んでぶちかましてくれる心意気の良さ。
ツッコミ所に突っ込む隙を与えない勢いの良さ。
正気に戻るの早すぎワロタとは思いつつ。大好き。
この手の映画は少し昔のロックをサントラに使うことが多い印象だけど、ゴリゴリのエレクトロを持ってきてくれたところも好き。
バンドサウンドより電子音派。
最後のセリフがめちゃくちゃかっこいい。
樹木医の決め台詞はちょいダサでラブリー。
なぜホラー映画を観るのか。いけないことだから。
恐怖の疑似体験は生命の悦び。
ホラー映画は死なない!
血はたっぷりだけど
子供の頃ハロウィンの夜に母親を殺された経験を持つ主人公が、父親の反対を無視して、ホラー映画をモチーフにしたBLOOD FESTというイベントに参加したところ、実際に殺戮ショーが始まり巻き込まれる話。
ブタの面をしたナタやチェーンソーで襲って来るヤツに始まり、ゾンビ、バンパイヤ、ピエロ、and more様々なホラーキャラが襲って来るけど…結構速い段階でどういうことかは示されて、後はホラーというよりスプラッター。
ただね…示した通りにちゃんと辻褄合わせくれよというものが多過ぎるし、追い詰められる恐怖感が殆どないっていうね。
コミカルな流れもあるけれど、能書きが多くてダルいしテンポも悪いし。
しかも辻褄合わない無茶設定でどう対処するか能書き言われてもねというところもあるし。
血が流れてヒャッハー言ってれば良いという訳ではないんだよね。
オマージュ的映画?
数年前に、目の前で母を惨殺されてから、ホラー映画のオタクになったデェックス。父から反対された通称“Blood Fest”に女友達と隠れていくことにしたのが災いしてか、フェスティバルの会場が、地獄絵図に代わってしまう。助かるには、反対側にある裏門までいかなければならなくなるサバイバル・ホラー・コメディ映画の展開になる。
この映画、製作人が皆オタクなのかもしれないが、そうそうたる有名どころのホラー作品や登場する怪人・怪物が勢ぞろいしているような作りがしてあって、もうゲップが出そうになる......?失礼しました。ラストのほうでは、貞子さん風な方も出演されていて、スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」の低予算ホラー版というといい過ぎになるのか?
個人的にラストの展開がどうしても納得がいかないような作りにわざとしているようで面白みが、失せていくように感じた。
イギリスのサイエンスフィクション情報誌、Starburstのコメント「この映画、どんな種類の映画なのか、はっきりわからないことで、イライラさせられる。」またアメリカの月刊誌、Film Journal Internationalは、このように述べている。「この映画、特に怖いということでもないが、 'それとは違って、内容は、面白いもので、幅広いジャンルのホラー映画を照らし合わせることでホラーファンとして(ホラー映画自体)良く知っているという気分になる機会を与えてくれる。」
途中流れの悪いシナリオも散見するが、サクッと観ることが出来た。
全7件を表示