見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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後半が惜しい...
韓国映画「ブラインド」のリメイクの今作。リメイクされるだけあって設定やストーリーが面白くてどんどん引き込まれたけど、後半からのご都合主義な感じが...。自ら危ない方に進んでいくのはこの手のサスペンスやホラー映画のあるあるネタではあるんだけど、「誰かいますかー?」にはさすがに苦笑。前半がいいだけにちょっと勿体ない。
でも、吉岡里帆の演技は良かったし、盲導犬のパルも可愛いかった。
サスペンスを求めるなら
主にサスペンスだけど、ホラー、ミステリー、アクションの要素もありつつである。
ぜんたいてきにはずっと刺激的なジェットコースターを乗ったり、血まみれのお化け屋敷を通ったりした気分だった。
「体感」の激しいものーー五感に訴えるような作品でもある。
思ってた以上にハラハラドキドキした上で、盲目のなつめから勇気をもらった気がした。後者によってこの映画は大きな意味を持っている気もした。
終盤の物語はかなりありえない方向に行ったものの、大きな物語設定においてはそれほど問題でもないと感じた。
むしろそれくらいは許してあげる。
特に好きなのはクライマックスのシーンより、地下鉄での逃亡シーンだった!
携帯で春馬の方向指示を頼りに犯人から逃げたシーンにかなりの緊張感を持たせられた。
特に観客としても、なつめと春馬の携帯画面からしか犯人の確認ができないところが素晴らしかった!
一方、客観的に考えると、この映画の設定がかなりずるかったが、成功したものでもあった。
目の見えない女主人公を通して、観客に二重の恐怖を感じさせている。
一種の恐怖は観客が見えないなつめの境地を共感するところから生じるものである。
この時、観客も盲目のようなものだ。
見えないからこそ、怖い。という単純な仕組みだった。
もう一種の恐怖はサスペンスに類似するものである。
なつめは見えないけど「私たち」は見える。
視覚的な障害で恐怖を知らない、意識もできない主人公を見てドキドキするのがこのサスペンスの醍醐味なのだー
いつのまにか、犯人は地下鉄駅の通路で待ち伏せをして、なつめの目の前にやってきたのはその好例だ。
色々設定がちょっとずるいけど、この映画のもたらした刺激的かつ官能的な体感を、積極的に捉えよう。
惜しいなあ
良作の予感がしたのに色々惜しい
原案となったのが名作韓国映画ということで、全体的にグロテスクでダークで緊張感のある空気を貫いています。盲目の元エリート警官(実習生?)という設定を分かりやすく伝え、正義感の強さや盲目だからこそ敏感な嗅覚・聴覚を活かして捜査に貢献していく序盤の展開もドキドキハラハラ。犯人はすぐ予想がつきますが(邦画の場合しょうがない…)、中盤まではどうなるの⁈と楽しく観ていました。
残念だったのは中盤〜クライマックス。いきなりツッコミ所が大量発生するし向こう見ずな主人公にイライラ…。間抜けに描かれる警察官達もフォロー無しだし、最後の着地も安っぽくて、えー…という感じ。
吉岡里帆さんの演技も良かったし中盤までは本当に楽しめたので、勿体ない!
P.S
犬好きの私にはあのシーンは耐えられませんでした…。涙
最高
今まで作品に恵まれていなかった感のある吉岡里帆さんの、間違いなく代表作となる作品。
前髪伸ばしっぱなし、ほぼノーメイクで挑んだ今作は、ガラリと彼女の印象や評価までも変えてしまうと思われるほど、見えない芝居が自然で物語にすんなりと入り込めた。
素晴らしい演技だった。
リメイクではあるが、日本風にアレンジしたストーリーも秀逸。
日本では珍しいサスペンススリラーで終始ハラハラドキドキだった。何と言っても会場が静まり返るラストは一見の価値あり。
そしてヒューマンドラマとしても価値があるのにも驚きだ。
主役のなつめ、そしてバディの春馬の成長は最後に感動を与えてくれる。
非常に良くできた作品。
是非映画館で見て欲しい。おススメです。
緊張感あります
デート向き(ちょっとグロ多め)
今年観た邦画のなかでは1番!最高!おすすめ
もともと韓国映画で中国では先にリメイクされている
今回は2度目のリメイク
吉岡演じる交通事故で目が不自由になった元警察官と高杉演じるスケボーが得意な落ちこぼれ高校生がいいコンビ
スケボー少年は初め乗り気じゃなかったがヒロインの熱意で積極的に協力するようになる
吉岡が自分のせいで弟を死なせ目が不自由で精神病を患う元警察官という難しい役を熱演
彼女は過小評価されている
高杉の車とのアクションは迫力があった
吉岡が地下鉄を使い犯人から逃げるシーンもハラハラドキドキした
初めはそれほどグロくなかったが死体が発見されてからかなりグロくなる
犯人役が非人間的で敵役としてかなり凄味を感じた
クライマックスは刑事さんまで死ぬので緊迫感が増す
こういうのが大好きなんだな僕は
これがサスペンスよ
それに比べたら新聞記者なんか笑っちゃうよ
子供は劇場で観れないのが残念
どうしても観たいなら中学生は年齢ごまかして観るだろうけど
警察官になるような人がああいう事故起こすわけない
拾うなら車を停めてから拾うでしょ普通
その死んだ弟のアクセサリーで命拾いするわけだが
グロテスクさとちょっぴり爽快さ
記憶にございませんと目撃者か迷いました(笑)。結局、視聴覚障害者がどうやって難問を解決していくのかに惹かれて観てしまいました。
見終わったら吉岡と高校生が極限まで悪と戦う姿に完敗です。涙も出ます。
ネタバレしたらつまらないので犯人には触れませんが、ただ、女子高生殺人のグロテスクさと、え!、何故あの人が、この人が死ぬのって感じで殺されます。完全に期待をあっけなくくつがえされるので心臓バクバク。最後の犯人との死闘はゾンビ並。
本当に解決した時、安堵感と高杉君の初々しさに感動。サスペンスの醍醐味堪能。良かったです。それからR15+って、私的には女子高生の制服を着た死体が、いくつも並んでるのを正視出来ないからだと勝手に想像してます。
ワクワク、ハラハラ、ドキドキ感満載
スケールと映像と演技が凄すぎる
展開の適度なスピード感、画から伝わる音、空気感から緊張感が伝わりま...
正面突破
あまり海外のリメイクものにはさほど期待せずに鑑賞しています。(久々に友達と行きました。ポップコーン食ったのも久しぶり。)
一言で簡潔にまとめるのなら「最高!」
グロテスクさとアクション感のバランスが絶妙なもので、演者全員にのめり込んでしまうほどその世界観に浸っていました。
目の見えない役というのは真っ暗な空間にいるのと同じで、とても難しい演技だったと思います。吉岡里帆さんはそれをやってのけました。自分たちも真っ暗な世界にいるかのようでした。臨場感に惹かれました。
高杉真宙くんも前回観た作品の役柄とガラッと変わっていたので新しい高杉真宙くんを自分の頭の中で更新しました。(前観たのは賭ケグルイです。)
今作の予告や序盤を観ている限りはPG12でいいんじゃね?と思っていたのですが、R15の魅力は終盤になって発揮されました。脳天まで突き刺さるナイフなんかジワジワとくる恐怖が圧巻でした。日本映画であのナイフを凶器に使った殺人鬼は初めて見ました。
浅香航大くんの淡々とした演技を見ていると心臓がバクバクと唸っていました。ゆっくりと歩いて獲物を仕留めに行く姿はまるで「ジェイソン」のようでした。
"視覚が無い"という事を逆手に取ったアクションシーンは圧巻でした。点字ブロックを辿り出口へ向かうという発想の転換には驚かされました。
リメイクだからって舐めてかかってはいけませんね。めちゃめちゃ面白い作品です。
なかなか面白い設定なのだが!
御都合主義もあるがエンタメ性を評価したい
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