見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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グロテスクさとちょっぴり爽快さ
記憶にございませんと目撃者か迷いました(笑)。結局、視聴覚障害者がどうやって難問を解決していくのかに惹かれて観てしまいました。
見終わったら吉岡と高校生が極限まで悪と戦う姿に完敗です。涙も出ます。
ネタバレしたらつまらないので犯人には触れませんが、ただ、女子高生殺人のグロテスクさと、え!、何故あの人が、この人が死ぬのって感じで殺されます。完全に期待をあっけなくくつがえされるので心臓バクバク。最後の犯人との死闘はゾンビ並。
本当に解決した時、安堵感と高杉君の初々しさに感動。サスペンスの醍醐味堪能。良かったです。それからR15+って、私的には女子高生の制服を着た死体が、いくつも並んでるのを正視出来ないからだと勝手に想像してます。
ワクワク、ハラハラ、ドキドキ感満載
元は韓国映画でしたか、
日本でリメイクとのことで、韓国映画お得意のハードボイルドなミステリー&サスペンスの強烈さを少し削ぎ落とし、ヒューマンドラマにも比重を置いた感じ、後半はちょっとやっつけ感もあるが凄く面白かった。
主役二人は特に良いですね。
スケールと映像と演技が凄すぎる
こじんまりとした展開かと思いきや、セブンなんかを遙かに超えるストーリーに驚愕。
カメラも常にはらはらどきするするし、きわめて斬新なもの。
何より、演技か凄い。
吉岡里穂の演技恐るべし。
また、盲目の彼女がどんな風にアクションするのか、その手法と、映像に、腰抜かした。
途中から終盤にかけて、ミステリー、スリラー、アクション、それらが超絶すごい。
映画史上にのこる映画であることは間違いない。
展開の適度なスピード感、画から伝わる音、空気感から緊張感が伝わりま...
展開の適度なスピード感、画から伝わる音、空気感から緊張感が伝わりますが、
後半にもう少しさらなる緊張感があればよかったなと思いました。
犯人は、登場した瞬間にわかってしまうので、もう少し隠して欲しかった部分もありましたが、十分楽しめた作品です。
正面突破
あまり海外のリメイクものにはさほど期待せずに鑑賞しています。(久々に友達と行きました。ポップコーン食ったのも久しぶり。)
一言で簡潔にまとめるのなら「最高!」
グロテスクさとアクション感のバランスが絶妙なもので、演者全員にのめり込んでしまうほどその世界観に浸っていました。
目の見えない役というのは真っ暗な空間にいるのと同じで、とても難しい演技だったと思います。吉岡里帆さんはそれをやってのけました。自分たちも真っ暗な世界にいるかのようでした。臨場感に惹かれました。
高杉真宙くんも前回観た作品の役柄とガラッと変わっていたので新しい高杉真宙くんを自分の頭の中で更新しました。(前観たのは賭ケグルイです。)
今作の予告や序盤を観ている限りはPG12でいいんじゃね?と思っていたのですが、R15の魅力は終盤になって発揮されました。脳天まで突き刺さるナイフなんかジワジワとくる恐怖が圧巻でした。日本映画であのナイフを凶器に使った殺人鬼は初めて見ました。
浅香航大くんの淡々とした演技を見ていると心臓がバクバクと唸っていました。ゆっくりと歩いて獲物を仕留めに行く姿はまるで「ジェイソン」のようでした。
"視覚が無い"という事を逆手に取ったアクションシーンは圧巻でした。点字ブロックを辿り出口へ向かうという発想の転換には驚かされました。
リメイクだからって舐めてかかってはいけませんね。めちゃめちゃ面白い作品です。
なかなか面白い設定なのだが!
犯人が特定されてから結末まで長過ぎで屋敷に入ってからも長過ぎる 組織の人間が勝手に動いちゃダメだよおっさんと犯人との関係が不明確で彼も高校生には見えない犯人がどの様にして被害者に接近したかも省略!!!
御都合主義もあるがエンタメ性を評価したい
御都合主義は確かにある
現実的なものを求めると、イマイチかもしれない
が、
エンターテイメントとして楽しめた
十分サスペンスしてたと思う
・伏線回収
・犯人像
・ストーリー展開
・視覚障がいの要素 の使い方
このあたりがよかった
体感型エンターテインメント&ヒューマンドラマ(この映画はフィクションです)
観客にハラハラドキドキ感を与えるために作られた感じ
だから 普通ならあり得ない行動だったり いろいろと突っ込みどころ満載なんだろうね笑
でも、しっかりサスペンスだし作品を通して人間の成長や諦めない心とかはしっかり描かれていて見終わったあともいい映画だったなぁと感じられた。
皆さんがおっしゃっているグロシーンは中盤くらいなので
そこを乗り越えれば楽しめますよ。「ユリゴコロ」、「ミスミソウ」、「ソウ」とかが見れれば全然平気ですね。
グロテスクよりも緊迫感っていう面でR15+なのかも笑
衝撃のおもしろさ
パラレルワールドが期待外れだっただけに、冒頭のタイトル表示がひっそりと何気ない感じで出るあたり、悪の経典を彷彿させ、最初からかなりの期待感。
結果、その期待を超える予想以上の出来で、テンポ良くスピード感もあり、それでいて意外性もあり最後まで楽しめる。
R15+だが、殺害シーンも自然な感じでなかなかのもの。劇場公開の日本映画でここまで描写できれば評価に値する。
何より吉岡里帆が無理なく自然体で演じているのが、違和感なく入り込める。このテーマで演じきれる女優が他にいるかどうか。
脇を固める俳優人もサスペンスものの常連組で安定感もある。
ただ、失明するシーンや犯人の詰めの甘さがおいおいな感じでぬるいとは思うが、それがないと映画が成立しないからまあ已む無しか。
久々にもう一度見たいと思わせられた。
傑作過ぎやしませんか?(興奮)
久しぶりの森淳一監督作品!
あまりの傑作過ぎて言葉を失った。
「Laundry」「重力ピエロ」「リトル・フォレスト 夏・秋」「リトル・フォレスト 冬・春」を撮った監督と言えば日本映画がそこそこ好きな人なら、そりゃあ期待大となってしまうそんな監督。結構常軌を逸する作品を生み出す人。
「見えない目撃者」も始まって数秒でもう傑作だと分かってしまった。結果的に、まぁこれも面白いの一言を言って良いのかわからん作品だけど、めちゃくちゃ面白い作品でした。ストーリーもキャラクターも展開・状況・社会性の取り入れ方とかエンターテイメント性とか人間ドラマとかとかとか…。
まず良い映画が全てこの条件に当てはまると思うけど、一人一人の登場人物が、「主人公」「たまたま出会った青年」「刑事1」「刑事2」…という感覚で見てしまうのではなく、「浜中なつめ」「国崎春馬」「木村友一」…と、それぞれの人生を送ってきて今この職業や生活をおくる人達、と、みんな1人の人間たちとして見れるようにところ。この条件が満たされてて魅力的な映画としての土台が完璧。
そして私は刑事ものがさほど好きではないのですがその理由のひとつに、というかあまり好きではない刑事もの作品のひとつに、どこかで見たようなありきたりな展開やキャラクターやセリフをごちゃまぜにして「事件ものが好きな人達はこんなんが見たいんでしょう」と押し付けてくる作品があるけど、そういうの見たくない。そしてこの作品はそれに当てはまらない。完全な刑事ものではなく、主人公の経験値や過去、レベルや状況などを把握した上で展開されていくのでただ観客を恐怖に陥れるだけのサスペンススリラーではなく人間ドラマの上で成り立っている刑事ものだから好きなのかもしれない。展開もひとつひとつゾクゾクするし、これは同監督作品の「重力ピエロ」も少しベクトルが似てる、あとは李相日監督の「怒り」などにも似てるかも。
主人公が遭遇した事件の後に次々と知り合って行くキャラクター達も、「この主人公がこの人達と知り合っていくとその後はどんな話の展開になっていくんだろう?」とわくわくしていくような人間味のある人達が多い。しかしその分展開によっては悲しみが倍深くなる。それもある種、「ただ"人が死ぬ"という展開に対しての涙」ではなく「"この人物が死んでしまう"という涙」に繋がるから、前者のような展開を売りにしているお涙頂戴系の失敗作版のような映画にもなってないから凄い。(私はお涙頂戴系の映画が嫌いではなく、それを上手く描けていない失敗作が嫌いなだけです。"人の死"という人生で1番重たい題材に対して失敗してしまうのなら、一生明るい映画だけ撮ってればいいのにと思ってしまうから)。そう言った意味で森監督は上手いと思ってしまった。
ちょこちょこ入れてくる笑える部分も、内容が重たいだけあって劇場内の観客達からの笑い声はほぼ聞こえなかったけど、森監督らしさが出てて良かった。キャラクター達の可愛げのある部分が愛おしさも感じられた。魅力の1つだと思った。
キャストの人達も皆んな良かった。このキャスティングで本当に良かった。
なんか本当、素晴らしい映画だった。久しぶりに映画観てこんなに終始しぬほど泣いた。周りの人に迷惑かからないように試行錯誤して号泣した。
大好きな作品がひとつ増えました。
劇場でこそ伝わる緊張感
韓国映画がベースと知らずに鑑賞。
日本人に合った演出方法は観ていて緊張感が伝わり、切なくも心を強く持った主人公に好感をもった。
ただスリラー系やサスペンス要素は私としては物足りなさを感じてしまい、特に怖いとは思うシーンは少なかった。
普段から血や残虐性の描写は見慣れていせいもあり、ストーリー展開にてツッコミどころも多々あった。
しかし時折刺激的で挑戦的なキャストの役作りには見入ったのも事実なので、見慣れたコメディやアクション映画よりは見る価値は有り。
化粧気のない吉岡さんに5点
どう展開するのかほんとに見えない。彼女がどう活躍するのかも見えない。
佳境に入れば“暗くなるまで待って”を思い出して(古いか)そうだ、がんばれと入れ込んでしまう。よく頑張った。
パルにも5点。
細かい伏線も最後に生きてきてエンドロールへ。
映画として4点なのは多少無理のある展開のため。2時間に収めるために当然展開は無理をする。そこを何とかしてほしいのが一観客のわがまま(わがまま言うために金払ってる)。
吉岡里帆のポテンシャル
ストーリーは一本道だが、かかわる刑事たちが物語に従って変化し、主人公との関係性が変わっていく様子は王道の成長物語であり、とても面白く鑑賞できた。ネグレクト、家出少女、その少女を商売にする悪党たち、JKビジネス、SNS、サイコパスなど、現代的なテーマも盛り込まれ、意外に社会的な作品に仕上がっている。
吉岡里帆が若くして映画の主役に抜擢される理由が解る気がした。黒木華、高畑充希、二階堂ふみなど、活躍する若手女優には必ずその人なりの雰囲気があって、吉岡里帆にも、やはり個性的な雰囲気がある。彼女の場合は透明感のある頑張り屋さんという印象で、芯の強さも感じる。
本作品のヒロインはまさにそういった雰囲気にぴったりの役柄である。事故で弟を亡くし、自分自身も失明して人生に絶望しているが、警察官を目指した頃のやる気はまだ残っている。警察官の仕事は市民の安全を守るのが第一義だ。大抵の警察官は市民を取り締まるのが仕事だと勘違いしている節があるが、警察学校を卒業したばかりのヒロインには、市民の安全のために頑張るんだという気持ちがあった。
得てして頑張り屋さんというのは世間の常識に素直に従うタイプであり、時代のパラダイムを拠り所とすることが多い。世間に対して斜に構えていては頑張り屋さんにはなれない。決して斜に構えている人が頑張らないというのではなく、反体制的な人、反抗的な人は、どんなに努力しても頑張っているとは言われないのだ。芸術家は特にそうで、頑張って絵を描いたり小説を書いたりしても、それを頑張っているとは表現されない。一生懸命にデモ行進や演説をしても、それは頑張っているとは言われない。つまり頑張るというのは世の価値観に沿った行動に対してのみ使われる言葉なのである。
吉岡里帆はまだ頑張り屋さんの雰囲気だが、更に経験を積んでディパレートな雰囲気やデカダンな雰囲気、消え入りそうなか弱さなどの演技もできるようになれば、少し先を行く黒木華に追いつけるかもしれない。
そうは言っても、現時点で既に演技はかなり上手で、本作品の盲目のヒロインの役は堂に入っていた。目は大きく開いているのに見えていないと観客が納得してしまう表情は、演技の努力と演出の賜物だと思われる。最初から最後までブレずにこの表情を貫くことができた点は、役者としてのポテンシャルの高さを窺わせる。
総じて作品としての出来はよかったが、主題歌にやや不満がある。シーンの効果音はとてもよかったのに、エンディングで流れる歌は作品との相性が悪くて若干興醒めしてしまった。ちょっぴり残念だ。
吉岡里帆さん、いいじゃないですか!
映画館で予告編を何度も観てたので興味を持って映画館におもむきました。ハラハラ、ドキドキ2時間超を感じさせない展開で面白かったです。吉岡里帆さんはこれまでいい作品に恵まれなかったのか「可愛いくていい性格がにじみ出て大好きなんだけどなぁ…」が正直なところだったんですがゴメンなさい、役者としても申し分ないこと、改めて認識させていただきました。脇役というか主役とも言えそうな田口トモロヲさん、とってもいい味出してましたよね。大倉さんも含め脇がしっかりしている映画はやはり面白いですね。その割にはあっけないやられ方だったかと思いますが。色々辻褄の合わないところを指摘される方も多々いらっしゃるようですが、純粋にハラハラ出来ればサスペンスものとしては成功じゃないでしょうか?これからの吉岡里帆さんの活躍を期待できるいい作品だと思いました。
割とよかった
吉岡里帆の熱演もよかった。
ストーリー展開もてテンポいいし、グイグイと引き込まれた。
まあ、やられる刑事のノコノコ感はお約束の範疇でしょう。
後から中国リメイク版を見たけど、さすがに今作の方が良かったということも付け加えておきます。
期待以上に面白かった!
そして予想もしていなかった怖さが印象に残ります。
吉岡里帆さんの演技が素晴らしい!!
視覚障害者の役を見事に演じていた印象。相手の目を見ないで会話するシーンや階段を下を見ないでかけ降りるシーン。素晴らしいです。
付け加えると薄化粧もなかなか良い感じ(笑)
ストーリーの完成度もかなり高いと判断です。
目の見えない人が想像する見え方の表現方法も巧いなと思いました。
それにしても警察よりも一般市民が事件を解決させるのは如何なものなのか(笑)
観賞後、道路の点字ブロック上に自転車とかで邪魔しているのが気になってたまらなくなります!( ´∀`)
まぁまぁ
全体的にはドキドキするし飽きずに見ていられるけど、いや、いくらなんでも危険に対して無謀に突っ込んでいきすぎだろ、警察、、とか、一般人を事件に巻き込みすぎだろ、、とか、バレバレすぎるしツメ甘すぎだろ、犯人、、とか、現実離れ感が強かったですね。。わりとシンプルにあっさり犯人がわかってしまう感じもストーリー性としては弱かった気がします。
吉岡里帆はやはり綺麗で、盲目の人らしい演技をやりきっていたと思います。辛い過去から立ち直っていく強さが素敵でした。明るい笑顔が好きなので少しこの役だと寂しいですが、かっこよかったです。もし仮に盲目であそこまでできたらすごすぎますが、、
まぁまぁグロテスクな殺人シーンや死体損壊が出てくるのでその辺好きじゃなければ無理に見なくても、、という気がします。
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