「脚本が大きく変えられていて、 中国版の犯人像とは違っている。 中国版と比してテンポが良くないなと思っていたが、 犯人が誰か判った終盤から物語は大きく動く。」見えない目撃者 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本が大きく変えられていて、 中国版の犯人像とは違っている。 中国版と比してテンポが良くないなと思っていたが、 犯人が誰か判った終盤から物語は大きく動く。
動画配信で映画「見えない目撃者」(2019)を見た。
劇場公開日:2019年9月20日
2019年製作/128分/R15+/日本
配給:東映
吉岡里帆
高杉真宙
大倉孝二
田口トモロヲ
浅香航大
酒向芳
松大航也
國村隼
渡辺大知
栁俊太郎
松田美由紀
中国版「見えない目撃者(2015)」
を見て面白かったので楽しみにしていた。
吉岡里帆は元警察官。
自らが運転する事故で弟を亡くし、
自分も失明しつらい毎日を過ごしている。
3年後、吉岡里帆は別の事故現場で異変を感じる。
現場で女性が車の男に拉致されたのではないかと言う疑念。
警察署で証言するが、
目が見えない人の証言に警察官たちには
信憑性が薄いと当初は相手にされなかった。
しかし、ひとりの刑事(田口トモロヲ)が
吉岡里帆の証言を詳しく聞いてみると
なるほどと思わせることがいくつかあった。
捜査を進めるにしたがってこれは確かに事件であるということがわかる。
脚本が大きく変えられていて、
中国版の犯人像とは違っている。
中国版と比してテンポが良くないなと思っていたが、
犯人が誰か判った終盤から物語は大きく動く。
そこから緊迫感が最後まで途切れないストーリーで、
胸が熱くなる場面もあった。
吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、田口トモロヲ
のキャスティングも絶妙だった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
コメントする