劇場公開日 2019年9月20日

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「ご都合主義」見えない目撃者 にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ご都合主義

2022年11月3日
PCから投稿

なんだろう・・・。
物語を作るための物語という感じ。

目が見えなくなった理由がいまひとつピンとこない。
盲目で殺人犯を追うって面白そうじゃない!?
というアイディアありきでシナリオ下記はじめて
ディテールは無視という感じ。

警察は非協力的で、
それでも障害をもつ主人公は諦めないという
対立構造の作り方もいいかげんな感じ。

猟奇殺人犯に六根清浄とかいう
理由をつける、なんじゃこれな展開。
セブンの二番煎じな感じ。

盲目=暗闇の中で対峙する殺人犯。
羊たちの沈黙の二番煎じな感じ。

警察の応援を待たずに突っ込む安っぽい展開。
しかも急いで突入する意味がまるでゼロ。
都合よく拾う拳銃。
屋根裏部屋という意味のない設定。
死体処理場は風呂だとかいう、単純な展開。
屋根裏の隠し部屋に行く前に普通風呂行くでしょう?

警察官は簡単に殺すクセに、
主役級二人はなぶり殺しにするという優しい殺人犯。
まだ殺されていない人質。
夜が明けてから到着する警察の応援。

はい!みなさんはこういう展開好きなんでしょ?
ディテールとかこだわらなくていいんでしょ?
という、観客を小ばかにしたようなシナリオ。
最後に、なにかの拍子で主人公の視力が
回復するというアホシナリオじゃなかったのが
唯一の救い。

にゃろめ