ブレイクスルー　奇跡の生還

前半、「(産みの)母に捨てられた。」が口癖だったのに、目覚めて直ぐの言葉が「ママ」。
思春期もあるし、みんなの前で家族の事を言わせるなんて、今の日本の教育現場とは違うな、と思った。本人が両親の大きな愛をしっかり認識して誇りと捉えられたらいいと思うが。
ー愛が世界で一番強い。神の愛が一番。ー
でも、この母の愛も相当強い。母親役の熱演に引き込まれた。実際のお母さんも凄かったんだろうなと感じる。
人の善人さがわかる。教会で助けた人、祈った人達を集めて紹介する場面も良かった。日頃、とても大切な事をしておられる方々が時々でも
スポットライトが当たる時があってもいい。
最近日本でも少年達の同じような事があり、残念な結果となった。やはり奇跡と言うしかない。

救われる。奇跡って起こるんだなと思う実話。凍った湖に落ちて心肺停止状態に陥り医者すら諦めた少年がどこも損傷することなく無傷で目を覚ます。実の子ではないが熱心に愛情を注ぐ母親は教会に勤めており、仲違いしていた牧師も付きっきりで病室に詰め、寄り添うことで絆を深める。父親より牧師が目立ってる。それ以外にも神の声を聞いた救命士だったり、少年の友達が祈ったり、全編通して宗教色がかなり強い作品だが、何はともあれ奇跡が起きてめでたし。しかし、助かった者に心無い人事を言う輩には残念。

タイトルでネタバレ、原作小説アリの作品なのだけれど、母親がかなりの名演技で凄く良かった。母の愛が起こした奇跡。

映画何だけど、見たらかなり泣ける。其れに実話と知りさらに驚く。

神様に愛されているんだね。