ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形のレビュー・感想・評価
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手紙は何を変えないけれど、ただ心を穿つ
不幸な生い立ち
貧乏
権力による理不尽な別れ
それらに対し本作の手紙は何も変えられることは無かった。彼女が変わることができたのは本人やヴァイオレットしかり、人々の尽力によるものであって、手紙の力ではない。
しかし、こうまでも手紙というのは人々の心を穿ち、幸福をもたらすものなのだ。
暖かく、綺麗で、無駄が無い。
TVシリーズをNetFlixでしか見れないため視聴しておりませんでしたが、
映画化を機に加入、あまりの惹き込まれ具合にTVシリーズOVA一気見からの観賞でした。
今作はそのTVシリーズのその後を描く物語ですが、短編として纏まっているため、
初めての人でも楽しめるように配慮されております。
とは言っても出来ればTVシリーズから見た方がさらに楽しめるかとは思いますが。
映画そのものに関しては素晴らしいの一言に尽きるもので、
ストーリー自体もさることながらテンポ良く進むシーンのアニメーション一つ一つが
それぞれ意味を持っているため目を離す事が出来ず、
それでいて情報過多でもないために物語にぐぐっと惹き込まれてしまいます。
無駄だと思えるシーンが全く無い映画とか初めて見ました。
そのせいか90分映画なのに体感30分強位にしか感じず、素で「え?もう終わり?」となってしまいました。
ホントびっくりした。
ストーリーは暖かく、アニメーションは綺麗かつ繊細で、脚本には一つの無駄も無い。
万人に手放しでお勧めできる本当に素晴らしい作品です。
幸せを届ける衝撃の感動作
シリーズ初鑑賞。なんと美しくて愛おしい作品なんでしょう。心を打たれて感動し自然と涙が溢れ出ました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンを中心とした個々のキャラの描き方も素晴らしい。幸せを届ける感動作で一瞬で心を掴まれ衝撃を受けました。
2019-189
様々な“愛してる”が連鎖する作品
「“愛してる”を知りたいのです。」と真顔で訴えるヴァイオレットをTVシリーズの最初は“可哀想な子”として見てたのがこの外伝に至って私もまた“愛してる”を知りたかったのだと気づくみたいなそんな作品。
少佐にもらったヴァイオレットの成長、エイミーとヴァイオレットとシスターフッド、エイミーとテイラーの絆、そしてテイラーとベネディクトの関係…。そのどれもが“愛してる”だけどどれも違う色と形を持っている。そういう作品でした。
二度観に行きましたが二度目の方がより深く味わえました。おそらくまた観に行ってしまいそうです。
神々の手による至高の芸術
とある2人のストーリーは、とにかく感動して泣くほど素晴らしいです!
ただ絵がきれい、音楽が良いというだけでなく本当に全てが良いです。
それぞれのシーンが良いというより、あらゆる瞬間に星の数ほどあるこだわりや想いなどが込められた演出や技術が無数にあり、それらが1つにまとまってこの世界観とキャラ達の葛藤やストーリーを作り出してます。
ただの劇場アニメではなく神々の手による至高の芸術作品です。
TVアニメ版の本編を観ていれば、より感動できたりニヤニヤできるところもありますが、単発エピソードで、本編を観てなくてもストーリーが楽しめるように工夫されてるので、興味があればファンでなくてもオススメです。
あえて気になったのは、来場者特典の3種類の小説が少なくて、初日か2日目で無くなっていたため、特典が再配布される2週目の初日で何度も観る事になったこと(笑)
5回観ましたが、2人の切なくとも素敵な関係に5回とも感動して泣きました。
今回の外伝は、原作小説の外伝に収録されているエピソードの一つを映像化したものです。
これから小説も読んでみようと思います。
素敵な作品と感動をありがとうございました。
この作品に関わった全ての人に感謝です。
エイミーを購入すべし
1部ではエイミーの伝えたい思いを2部ではテイラーの伝えたい思いが実直に現れていて素晴らしい作品だった。またedのエイミーはエイミー側の視点で歌詞を書いており心にグッとくる曲なので曲を購入することをおすすめします。
とっても美しい。
最近ネットフリックスで一気見して劇場版が三週限定で行われるということで、見てきました。
美しかったです。
キャラクターはもちろん、声を吹き込んだ方の感情の動き、そして京アニさんならではの背景。
どれを取っても感動でした。
これから見られる方は是非、感情と背景のマッチ度に注目していただけるとより楽しめると思います。
PS、原作読まれてないと伝わらないことありましたので☆4.5です。
相変わらず美しい作品
京都アニメーションが手掛けたTVアニメの外伝です。
外伝とは言っても、実質劇場版と言うくらいに濃密な作品でした!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは本当に大好きなアニメです。
タイトルは主人公の女の子の名前をそのままとっています。
戦争の兵士として育てられ、心を持たない存在だったヴァイオレットが「代筆屋」という職業を通じて心を成長と共に「愛」を知る物語で、素晴らしいアニメが多かった去年の作品の中でもトップクラスにのぼるくらい大好きな作品です。
その続編にあたる内容なので楽しみでしたが、それを裏切らない素晴らしいものになっていました!
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まず本作はヴァイオレットが関わることになる2人の少女の物語で前半と後半に分かれていますが、前半と後半でつながってる内容です。
前半は、とある経緯で貴族の娘イザベラを訪れたヴァイオレットと3カ月間の交流を描いた物語になります。
正直最初は少し退屈に感じたものの、イザベラとヴァイオレットの交流は興味深く、後にヴァイオレットに話すことになる妹のエピソードは本当に感動します。
貧しい生活に苦しむ中でも妹に対して健気に愛情を注ぐ姿に涙が出ました。
「さよならの朝に約束の花をかざろう」でエリアルに愛情を注ぐマキアを思い浮かべました。
ただ、前半に関しては首をかしげる所がありました。
ヴァイオレットがイザベラを訪れる経緯です。
もともと手紙の代筆屋なので、TVアニメでは手紙を書く依頼を受けて出張していたのですが、本作では何故かイザベラに生活の作法を教えるために訪れます。
民間の代筆屋に頼む依頼では全く無いし何故そんな依頼をヴァイオレットにしたのかが全然理解出来ないので、そこで結構気持ちが離れました。
ヴァイオレットの交流や妹とのエピソードがラストを含めて素晴らしかっただけに勿体無く思います。
後半では、身寄りの無い小さい女の子のテイラーがとある経緯でヴァイオレットの勤める郵便社を訪れます。
テイラーが「郵便の配達屋になりたい」と頼みこみ、ヴァイオレットやベネディクトと一緒に行動する物語です。
まず、テイラーの声優を務めた悠木碧の演技は度肝を抜かれるほど素晴らしかったです!
完全に今作のMVPですね!
物語やキャラクターの良いところを彼女の演技でさらに素晴らしいものになっていました。
そんなテイラーが郵便社達との交流を通じて成長する姿に心を打たれました。
後半の欠点としては、孤児院にいたテイラーがどうやって孤児院を抜け出して郵便社に来たのかが解らなかったくらいですかね。
あと作画は全体的に綺麗でした!
TVアニメでもクオリティが高かったのですが、今作はより進化していて、水や光、街の背景を美しく彩られています。
特にキャラクターの目に涙を浮かべるシーンはこちらももらい泣きしそうなくらい良かったです。
一応外伝という形ですが、劇場版とも言っても良いくらいクオリティの高いものに仕上がっていました!
来年の1月に公開予定だった劇場版は延期になりましたが、もちろん完成するまで待ちます!
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今作のスタッフクレジットは、今作に関わった全てのスタッフが名前を刻まれています。
その中には事件で亡くなった方もいます。
中には知っている名前もお見掛けしたので胸がしめつけられる思いでしたが、素晴らしかった本作を作ったスタッフにとりあえずお礼を言いたいです。
今作も、そして今までも、素敵な作品をありがとうございました。
改めて、亡くなった京都アニメーションのスタッフのご冥福をお祈りします。
星5以外ありえない
京アニありがとう京アニありがとう。
本当にその言葉につきます。
個人的で申し訳ないのですが、大学時代関西に住んでいて、けいおんやゆーふぉや中2病やら聖地巡礼もして各スタジオをもショップも行っていて、こんな小さなビルと住宅街で作ってるんだと凄い驚きと感動がありました。本当に京アニは本当に色々と僕にとっては青春で。
おそらくアニメが好きな方ならわかると思うんですが、モっていかれるアニメがそれぞれあると思いますます。モっていかれるの意味はあえて割愛します。きっと伝わると思います。
この作品はモっていかれます。もう本当に本当に言葉がないです、ありがとうただありがとう。そしてどうか観賞してほしい映画です。
モっていかれる感覚を多くの方が共有できればと思いレビュー書きました。
しっかり伝わるメッセージ
90分でよくぞここまで、まとめ上げたなと感心しました。アニメ本編ももっと尺があったらなぁと思う部分があったので、劇場版にして正解だと改めて思いました。
お互いがお互のことを想い合ってる。ヴァイオレットの成長もですが、あの姉妹の切ない物語はとっても見入ってしまいました。作画の丁寧さは、やはり京アニ。どこまでも妥協しない素晴らしいとしか言いようがありません。本編でも何度か涙腺がきましたが、エンドロールにトドメさされました。
ヴァイオレット「会いたい人はいますが、会うことはできません」という言葉が二つの意味でくるものが、あります。制作にたずさわれた方々、本当にありがとう。
悠木碧の声が気になって…
泣かせよう感がすごくて引き戻されました。あの人は幼女の声、向かないと個人的には思いました。
ディアンヌの声は好きなんだけどなぁ。
それにしてもヴァイオレットが綺麗で可愛くてっ。大きな画面で見られて感動。ダンスのシーンは本当に圧巻だった!
初見で2~3回泣きました。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形』鑑賞。
*声の出演*
石川由依
*感想*
まずはじめに京都アニメーションで起こった火災で被害に遭われた方々に心よりお悔やみ申し上げます。
アニメは観たことがなく、YouTubeで5分で分かるヴァイオレットエヴァーガーデンの動画を拝見してから観に行きました。
初見でしたが、本当に素晴らしい作品でした。絵が綺麗だし、キャラクター描写が美しかった。どうして今までアニメを見なかったんだろう。そこに関しては後悔してます。
劇中で2~3回泣きました。隣の女性グループも泣いてました。あれは泣けるよ…声優さんも上手かったな~
最後のスタッフロールにもグッと込み上げるものを感じました。京都アニメーションにはただただ感謝しかありません。
初めての人でもオススメしたいです。
何度も書きますが、僕は2~3回泣きました。泣くのを我慢してましたが、ダムのように泣きました。
最新作、絶対観に行きます!!
TVシリーズ、その後。
初見では登場人物の立ち位置に追いつけないので
予習をされたほうが良いと思います。
あと、茅原実里さんの主題歌を、鑑賞前と鑑賞後に聞かれると
幸せになれます。
余計な感動を押し付けない、じんわりとくる優しさに
涙が滲むくらいがちょうど良い物語でした。
TVシリーズよりエピソード毎に、様々な愛を
表現しており、今回もまた別の愛の形を表現しています。
ヴァイオレットのぎこちなさを知っていればいるほど
外伝ではこんなにも成長したのだなぁなんて、
妙な親心さえ抱けまます。
とはいえ、ニュースの惨劇を知ってしまった方は
エンドロールの名前で嗚咽してしまわれるかと思いますので
ご注意を。
髪とドレスの表現だけでも十二分に観る価値がある
と言ってしまうとチープですが
さすがは京都アニメーションと言える作品に満足、
最大級の敬意を表します。
これぞ京アニ!これぞヴァイオレット・エヴァーガーデン!
大好きなアニメが映画化。
期待通りの美しさと感動がそこにはありました。
京アニが描く美しいあの映像を映画という大画面で観れたことに感謝。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは毎回、それぞれの愛の形を魅せてくれる。時に優しく、時には儚く、時には激しく。
今回もとても素敵なひとつの愛の形をわたしに教えてくれました。
今の時代では伝えたい言葉を手紙という形に残すことは少なくなりました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界では連絡手段が限られてるからこそ、あんなに素敵な手紙が書けるのだろうなと感じます。
現代っ子だからなのかわたしは自分の想いを書き出すことが苦手です。でもたまにはわたしも大切な人に、手紙を通して自分の想いを伝えていきたいなと思います。
美しい愛に泣きました。
こんなに素敵な作品を届けてくれてありがとう。
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