「正当ともいえる爆発」レ・ミゼラブル ルーローハンさんの映画レビュー(感想・評価)
正当ともいえる爆発
見ていてヒリヒリしました。
目まぐるしく動く画面に酔いそうになるが、気持ちよくなる映画じゃないですからね。
「憎しみ」の1995年から変わらぬ現実。
植民地支配からの歴史、グローバル時代の格差固定、世代間の意識。
色んなグループに分かれ分断された中、関係を取り持つ事はもはや不可能なのか。
日本ではテレビなど相変わらず、フランスといえばオシャレで綺麗なパリでそこには白人しかいない。
実際は、歓喜に沸いた18年も98年当時もフランス代表において白人は少数なのに。
我々日本人もいつまで他人事でいられるか。
終わりはあれしかなかったでしょうね。
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