「現代の情報化社会の炙り出し」家族を想うとき 赤羽のプリンスおやじ(1960年生まれ)さんの映画レビュー(感想・評価)
現代の情報化社会の炙り出し
便利なスマホなどの情報機器に頼り、束縛されつつ、懸命に生きる様を描いた秀悦で心に染み入る作品でした。細部に至るまで、現代社会であればいずれもがあり得るシチュエーションばかりで、よくぞここまで盛り込んだものと感心します。人生において絶えず揺れ動くマインドを最小限の一つの家族のごく一時期の一面に限って描き切ってto be continued・・・。皆、多かれ少なかれ心が折れそうなギリギリの立場で踏ん張っていることを再認識できます。
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