リトル・ジョーのレビュー・感想・評価
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【"ル・ポラン" ”ハッピーフレグランス” ”不稔性”であるがゆえに、新種植物”リトル・ジョー”が人々に振りかけたモノ】
ー劇中、尺八をベースにした不思議な音楽が随所で流れるのが、印象的な作品。あの、”ドン”という音は、太鼓かな・・。眠けを誘う・・。-
・植物開発に従事するアリスはその匂いで人間を幸福な気持ちにさせるという”リトル・ジョー”を作り出し、ラボの中で栽培する。アリスの開発を危険だと反対する研究者たち。息子ジョーに贈り物として、一株”リトル・ジョー”を持ち出すアリス。
だが、彼らの言動がそれまでとは、どんどん異なったモノになっていく。
ーミステリアスな雰囲気は堪能出来るし、”リトル・ジョー”の妖しきピンクや不思議な音楽も印象的であるが、ストーリー展開が相当に粗い作品。勿体ないなあ・・。-
<鑑賞後、幸せな気分になれなかったのは、”リトル・ジョー”の匂いを嗅がなかったからかな・・>
ソフトドラッグ
新種の植物の研究開発をする会社で、安全が担保出来ていないウイルスを使用してつくられた、人を惹きつける香を発する花が巻き起こす話。
オキシトニンの分泌を促す、有害な花粉を放つ花により、主人公を除く研究者や、主人公の子供が狂っていくストーリー。
SEと和なテイストのBGMで不気味やミステリアスさを醸し出しているけれど、ちょっと引きの固定された画角の中で人物が動き回るシーンが多く、数十年前の作品の様な淡白さというか空々しさというか、そんな空気感を感じるし。
淡白だからこその不気味は確かにあるし、つまらなくはないのだけれど、内容的には既視感バリバリ。
終わり方もそれだけ?ともの足りなさを感じた。
音楽が…
新しく開発された真っ赤な花の花粉を吸い込むと人格が変わってしまうのではないか?と言う疑いを元に話が進んでいく。
お話の内容はそこそこ興味深くて星3つだけど、陰陽師のようなバックミュージックが何ともミスマッチだ。
これほどまでに音楽が耳障りに感じた映画は初めてだ。
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