「ドランらしい作品」マティアス&マキシム KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
ドランらしい作品
クリックして本文を読む
最初のパーティーから始まる心情描写にはグッと引きつけられたのだがそこから同じような展開が最後まで続くため個人的には途中で飽きてしまった。
春先に上映されたドノヴァンの様にドランらしい作品といえる。
決して好きになる事が過ちではないのだが、その葛藤を時には相手に強く当たる事で自分自身の心を落ち着かせ、時には相手を傷つける事で相手を離そうとするなど恋愛映画にはよく見るシーンがある多いため個人的にはもう少し目新しさなんかも勝手ながら期待してしまった。
推薦状を意図的に渡さなかった事が分かり、最後は笑顔のマティアスがマキシムを待っているところで終わる。
最近は立て続けにこのような最後は匂わす形で終わる作品に個人的には当たることも多く、この辺りも若干消化不良であった。
タイミングが違えば自分とマッチしていたのかもしれない。決して悪い作品でないが今回鑑賞するにあたってはあまり自分と合わなかった作品ではあった。
コメントする