パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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最後の落とし込み
最後の落とし込みがちょっと荒く雑に思ってしまった
それまではハラハラドキドキどうなるどうなる!?とまんまと惹き寄せられた
最後ただただ人を殺していって、、
ちょっと展開が急に雑になったように感じた
父の「計画がある」
その計画はなに?
「無計画だよ、計画することをしない、という事だ、だいたい計画を立てると計画通りに行かないのだ、だから無計画が一番なんだ」
、、ちょっとわろてもうた
こんな父、、嫌だわあ、、尊敬するところがない、、と思いたい息子だけどこの事件は息子がひきよせたのもあるから息子は何も言えずただただ父さんごめん俺のせいで、、と。
最後疑問なのが
チカチカ電気で合図を送っていた父、
それを解読した息子、
息子が働いて稼いで、父が事件のあの日からずっとそこに住み続けているその家を買った、
で引っ越しの日に父さんは地下から出てきて下さい、と息子が父へ伝えた、で息子と母が引っ越しした日に父が地下から出てきた、、
のだが、息子のメッセージをどうやって知ったの?
息子が引っ越してくるってどうやってわかったの?
父は地下にずっといたからそんなメッセージなんか受け取れる手段ないわけで、、、
そこだけナゾだった
いや、私が映画から読み取れなかっただけ
金はシワを伸ばすアイロンだ
映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)から。
貧富の格差を実感するシーンが溢れていた。
「奥様は本当に純粋で優しい、金持ちなのに」と夫が言えば、
「『金持ちなのに』じゃなくて『金持ちだから』だよ、
わかってんの?」と言い返す。
「金はシワを伸ばすアイロンだ。ひねくれたシワをビシッと」
この表現が面白くて、選んでみた。
「第92回アカデミー賞の作品賞」を始め、世界的に注目を集めた、
そんな前提知識がいけなかったのか、入り込めなかった。
日本映画「万引き家族」のが落ち着いて観れた気がする。
とにかく、暴力あり、エッチシーンあり、殺人あり・・と、
慌ただしく時が過ぎ、なんでもありの韓国映画らしさ満載で、
どこにスポットが当たっているのか、わからないくらい。
それでも、多くの賞を受賞したのだから、
私の映画鑑賞能力が低いとしか言えない。
「絶対失敗しない計画は何だと思う?」と問い掛け、
「無計画だ、無計画、ノープラン」と言い切るシーンがあるが、
この映画、意外と「ノープラン」だったりして・・(汗)
韓国のコメディー映画と思いきや格差のお話
半地下の住民と言う建物形式は日本ではあまり聞き慣れない貧困を抱えた家族と超富裕層家族の話。
日本では海外で言うスラムのような場所は有りませんしね。
西成のあいりん地区が有名ですが、目を合わさなければそんなに危ない場所でも無いですしね。
仕事を選ばずに本気を出せば、日本は何かと働き口が有りますからね。
このパラサイトを観ていると、やっぱり海外のこういう地下に落ちてる方は大変なんだろうなと思いました。
映画の方は、前半は貧困一家全員が失業中で貧乏ながらも楽しそうに暮らしていて、ひょんな所からスーパーリッチな家の家庭教師を頼まれて、姉、父、母と仲間に取り込んでいくコメディー。軽快で観ていて楽しかったです。
何かとみんな才能があるなと思いました(笑)
現実はなかなか一家全員がこういう才能がある事は無いなとは思いましたが、そこにリアルを追求してはいけない。
後半は、半地下の住民が地下住民と出会い困惑していく様子と、超富裕層の人が、無意識の内に半地下の住民や、地下の住民を人間的に下に見ている様子が描かれています。
地下住民の面々は何やかんやと心根が優しく、地下住民の方や、自分たちのせいで仕事を失った人達がちゃんと職についてるか心配したりしていて、人間味がある話でした。
富裕層の方も特に悪い人じゃなく優しい人達なのですが、どこか無意識に差別している様が見れます。
それを臭いで現しているのですが、その時は半地下の住民って知りませんので気を遣ってますが、知っていればどうゆう態度で接するのでしょうか。
その最終局面で鼻を抑えて鍵を取ったりする所がそういう所なのかなと思いました。
そして、それが許せなかった父親の行動。
最期は真面目にお金を稼ぐ計画を立てて、あの家を買い取る妄想シーンと、未だ抜けれずにいる半地下で暮らす現実のシーンでラストを迎えます。
ここが、現実っぽくて、あぁ-やっぱり…頑張れーー!!って思いますよね。
それは、そんなに金を持ってない自分を見て慰めてるような感覚に近いなと思いました。
お金持ちになって家を買い取るシーンで終わってたなら、それはそれで映画というエンターテインメントを観る上でスッキリしたのでしょうが、そんなの有りえんしって言うんだと思います。
後半から話が暗くなりますが、コメディーからの現実的な格差社会の話や、自分自身をどう変えていくかって言うメッセージが込められた素晴らしい映画だったと思います。
高低差はんぱない世界へようこそ。
面白かった。
息子アレで生き延びるとかすごない?
おともだちがくれた石のメタファーは読み解けず。
乳首いじる方向のくだり好きやわー。
殺さなくてもいいんだよ。
最初から引き込まれて、ワクワクしながら見ていた。
ソファーでヤルシーンもワクワクした。しかし、主人公一家の殺人や、韓国美人の妹が死ぬのは、やるせない。お父さんが家主を殺したのも良くない。息子、娘のエロイシーンがもっと、あって、主人公一家が殺人をしなければ、まあ、いいかな、
引き込まれている
最初から作品の中に引き込まれている。気づくと、この家族の一員になって応援したい気持ちが芽生えていた。
本当は、紛れ込まれた家族がかわいそうなのに、、、、
不思議とどんどん引き込まれている。
普遍的不条理からの脱出
舞台演劇を鑑賞しているような錯覚は、パク家の居間の巨大なガラスが、映画の中のもう一つの映像スクリーンとして扱われているためか?家の中で移動する登場人物を距離を置いて捉えるカメラワークは、建物のスケールの大きな箱のような空間で起こるドラマに対して、見る者の客観性を際立たせる。しかし、人物の設定が、物語が進むにつれ一人一人の内面の葛藤を突き付けられるように大変うまく構成されている。そのため、客観性と主観性がうまくバランスを取り、映画の中に観客を引き込まずにはいない。誰もが気づいている社会の不条理を、明るい陽射しの庭でそれこそ、明るみに出し、最後に自分の本能のままにパク氏を刺した父親は、初めて家族に憤り、怒りを最も激しい形で表して見せた。俳優の演技力と配役の妙、人間の抱える矛盾、尊厳、いろいろなものが交錯し、人と人とをつなげるものとは何か、自分の力でといった時に感じる違和感のようなもの、結局人間は関係性の中でしか生きなれない、他者との比較を辞めることはないのではないかという悲壮な感想さえ持つ。この映画は、自分の人生を引き受ける勇気と責任を説いているのではないかといえる。
貧富
「貧富」だけでなく、富&貧&極貧(地上&半地下&地下)がそれぞれ描かれているから、富裕層vs貧困層だけでなく、貧困層vs貧困層(半地下vs地下)で見ると面白いと感じた。それぞれの貧困層の方々が、富裕層の方に対してどう思っているのかという点における違いとかが面白い。
評価としては至って普通の3点しかつけられません。。。
アカデミー作品賞受賞に加えての高評価に期待を膨らませて鑑賞したためか、見終わった後にはガッカリ感というか、なぜこれがこんな高評価???という不思議さに包まれた。
ストーリー的には、雇い主一家がキャンプに出掛けるところまではうまいことやるなーとストーリーに引き込まれて観ていたものの、留守宅に一家全員で上がり込んでグラスも割りつつの飲み食い散らかし場面で興ざめし、地下住まいの家政婦夫が出てきた時点でちょっと引き戻されたけど、土砂降りになった時点で雇い主一家が帰ってくるというお決まりパターンにまた興ざめ。
さらに、家政婦夫が送ったモールス信号を(お化けに怯える)小さな子どもが解読したのにもかかわらず、土砂降りの中、庭のテントで朝まで一人ぼっちで眠るなんて設定に違和感覚えまくり。。。
その後のストーリーは上手いことまとめられてたし、上流社会と貧困層、最下層の闇を表現できていたのでそれがうけたのかなとは思うけど、自分としては5点をつけるような映画ではなかった。
想定外のストーリー
思いもよらぬ展開でとても面白かったです。
途中家族の行動が心配になりました。
伏線の回収がわかりやすく私でも理解できました。登場人物が多くないのも分かりやすかったです。
金持ち家族が帰ってくることにとてもヒヤヒヤしましたが、そこから地下室に繋がるとは思いもよりませんでした。
匂いについて、確かに気になり人いるなと、知り合いを思い出しましたがそれを言われることをそこまで嫌がっているとは思いませんでした。
私は貧乏な方に感情移入しましたが、友達は金持ちの方に感情移入していました。
色々と詰め込まれた映画
巷でかなり話題となっていたため、見ました。
貧乏な人が裕福な家に嫁ぐ話と聞いていて、よくあらすじを見ずに見ました。
実際見てみると、半地下と言われる下水のたまるエリアに住む決して裕福ではない家族が、立派な石をプレゼントしてくれた友人の紹介から、偽装書類を作り、お金持ちの家の娘の家庭教師を務めることになりました。
そこから話は急展開し、続々と計画を立て、姉は子供のカウンセラー兼、芸塾学を教える先生。
夫は、専属運転手。
母は、家政婦になります。
友人は、その娘に惚れていたけど、息子とお金持ちの娘が結ばれてしまいます。
家族がキャンプに出かけた日に、半地下家族は豪邸で好き勝手過ごしていると、桃アレルギーを結核に見立てられ辞めさせられた家政婦がボロボロになりながら訪れました。
地下に忘れ物をしたといい、家に上げてもらう家政婦。
防犯カメラでも仕込んでたのか?とか思っていたら、
地下の地下に隠し地下があり、そこにその家政婦の旦那が暮らしていました。
予定外すぎてちょっと引いてしまうくらいびっくりでした。
ここにきたときに家政婦の顔があざだらけでしたが、何故だったのか結局わかりませんが、なにかしら苦労することがあったのだろうとわかりました。
盗み聞きしていた母以外の家族全員が足を滑らせ、家政婦夫婦の前に階段で落ちてしまい、正体がバレます。
地下の地下をお金持ちのこの家族はなぜか恥ずかしがり隠していたそうで、ずっと見つからず家政婦の旦那は生き延びていたそうです。
色々あり、揉めに揉めてるときに、キャンプから家族が急遽帰宅するってなって、もう大慌て。
あんな雑な片付けかたでよくバレなかったなと。
地下の地下にいた家政婦と家政婦の旦那は、夫の手により、拘束されて、地下に閉じ込める形になりました。
片付け中娘が姉を切ってしまい、その手で拾った、お金持ちの娘の日記を息子に渡します。
血でもついててバレるのかな?とか思ってましたが特になにもなく、ただ指を切ったシーンなだけで繋がりはゼロでした。
モールス信号が読める子供。
過去に地下室からお化けが出てきたと、それがトラウマで仕方ないという話で、そのときにはもう半地下家族はテーブルの下に隠れていましたが、地下の人のそのお化けの正体を知っているため複雑です。
そして父がいないと思っているので、あの人はいい人だが、地下鉄の地下の匂いがする、とお金持ちの旦那が奥様と話していて、かなりショックを受けているようでした。
その後どうにか切り抜けましたが、地下から送る家政婦の旦那のモールス信号を庭にいた、子供は『助けて』と言われているのをメモに取っていましたね。
だけど結局そのメッセージも特になににも繋がってはいませんでしたが、モールス信号を重要だと言うヒントとしてあのシーンを作ったのでしょうかね。
そして、半地下は豪雨により水に埋もれ浸水してしまいます。
息子は友人にもらった立派な石をもち、地下の地下の人たちを始末する決意をします。
息子のパーティーがあると言うことで、全員各々招待されたため、再び家に集まります。
自分がここに相応しいのかどうかを娘に問いかけてる時の息子のなんとも言えない表情が切なかったですね。
息子は決意を固めて石を持って始末しに行こうとしましたが、家政婦の旦那にやられてしまい、頭を足で殴られて倒れてしまいます。
その隙に家政婦の旦那は、自分の嫁を殺されたことへの怒りや苦しみなど、たくさんの憎しみから半地下家族全員を殺そうとします。
庭に多くの招待客がいる中、かなりカオスな殺し合い修羅場が訪れます。
あの時間は狂気的すぎて、日本映画の告白や、教室などの、狂気的な頭がぶっ飛んでる系統の映画のニュアンスがありました。
息子はまた再びトラウマだったお化け(家政婦の旦那)を見てしまい、失神して命があやうくなります、もめ合ってる中で、車のキーを貸せ!とお金持ちの旦那が言いましたが、父がポッケから取り出したキーは家政婦の旦那の背中の方に落ちてしまいます。
それを拾いに行ったお金持ちの旦那が、地下の匂い、半地下、地下鉄のあの匂いを嫌がるように鼻を摘んでキーを取り逃げていきます。
そこで父のプッツンが来てしまい、夫がお金持ちの旦那の刺してしまいます。
息子は一命を取り留めましたが、お姉さんは刺されて死んでしまいました。
母と息子はまた元のあの家に住み、旦那様を刺した後行方不明になった父を探します。
あの家がよく見えると言う理由から、息子は山を登り望遠鏡で家を眺めていました。
すると、モーレス信号が。
息子もスカウトに入っていたのでモーレスが読めます。
解読するため何日も通ったのでしょう。
解読できた内容は、父からの手紙でした。
父はあの地下の地下の中にいると。
あの時、逃げ道はここしかないと思ったと。
父はそこで住みながらいつか息子がこのモーレス信号の手紙を見てくれるんじゃないかと希望を胸に毎日モーレス信号を送っていました。
そして息子は父さんに手紙を書きます。
僕には計画がある。
お金持ちになって、あの家を僕が買う。
そうしたら父さんは、上がってくるだけだ。
あの家を買い、息子と母親が庭にいる中、地下から上がってきた父。
抱きしめ合い、映画が終わります。
最後そのあのに、この計画の手紙を書いていた頃の映像に戻るため、本当に家が買えたのかどうか。
あれが現実なのか想像なのかは、人の受け取りかたですが、現実になっていたとするなら、とんでもない計画性だし、どうやってお金持ちになったんだとか色々気になってきます。
とりあえず一番うまいこと潜入できてたのは母でしたね。
トータル情報量多めですが複雑じゃないため
すごいスムーズに頭に入る映画でした。
サスペンス、カオス、ホラー、サイコパス、コメディ
、エロ、なんか色々が混ざり合ったような映画に感じました。
コメディ要素はないけど、なんかフッてなってしむうことがあったり。
見てよかったです。なんか色々な感情にさせられる詰め放題映画でした!
字幕と吹き替え両方で見ましたが
字幕だとシリアス感がすごいです。
吹き替えだとちょっとバラエティー要素というか
ポップに見えます。
怖かった。子役可愛い
韓国映画はどの作品も結構面白いのです。
その中でもよい出来でした!
子役の男の子可愛かったなぁー
映像からひしひしと伝わる底辺感。
そして下には下がいた…
って本当に下にいたから笑える。笑
最後のシーン、お姉さんがなくなったのはわかったけど金持ち親子はどうなったのよ。
本当グロかった…
あんまり暴力的で殺人的なのは好きじゃないのです。
アメリカ製のテントは水漏れしない
とても面白い映画でした。テンポ良くコミカルな前半から、シリアスに展開していく後半−ラストまで、強烈に引き込まれました。
いたるところに象徴的・印象的なシーンとキーワードが散りばめられていて、何度見ても新しい発見と考察ができそうです。
作中に登場する3つの家族には、どこも共通して家族愛があるんですよね。ただ違うのはお金を持っているかどうかで。
家族を守ること、お金のこと、貧困と格差、明日は我が身な社会…などモンモンと考えさせられる内容でした。
血塗れの主人公を背負う娘さんの姿は美しいなと思いました。また、主人公が最後に「計画」を立てることは、私は希望のあるラストとして受け取りました。
素晴らしい映画をありがとうございました。
バカな面白い映画からの~・・・
いろんな意味で濃い映画。
ラストシーン、一瞬の希望をみましたが、
やっぱりそれはただの夢で、現実は厳しい暮らしがただ続いていく。
あの描いた夢を実現してほしいのに。
貧困層から脱却する方法はないものなのか、、、
こんなはずじゃなかった…。
格差社会を描いた作品とのことで、おもしろそうだなーと以前から思っていました。
豪華な暮らしは見ているだけでいい気分になります。
広くて綺麗な部屋。
オシャレなお洋服。
ファッションとしての小型犬。
一方で、庶民の生活。庶民より下ですね。全員失業中では…。
臭そう。汚い。でもそんなこと気にせず生きる。
これをたくましさというのでしょうか。
さて、作品についてですが、
とにかく疲れました。ハラハラドキドキは全く求めてないし苦手なので、心の準備ができず。
そしてあんなにたくさん人が死ぬとは思わず、ぐったり…。
半地下ならまだまし。社会的にも存在しているから。
社会から見えていない人がいる。
気付かれもせず、助けてももらえない。でも生きている。
そんな状況ではモラルなんてありません。まともな神経では生きていけません。
韓国のお話。ではなくきっと日本にもあるんですよね。
では、裕福な家庭なら幸せなのかと。
高校生の娘さんは、何ですかね。家庭教師にすぐ手を出しちゃう。かわいいから男はコロッといっちゃう。つまんねー世界だな、と思ってるのかな。
小学生の弟は、多動傾向。どうにか治したいと、親はお金で解決しようとする。それは個性なんだから受け止めてあげればいいのに、親としては許せないんでしょうね。
何が幸せなのか。
大雨で家が水没する地域。体育館に避難する人たち。
大雨の次の日でもパーティーできちゃう人たち。
最後の殺戮シーンは目をつぶってしまったのでわかりませんが、きっとあのシーンにこの作品の本質があるのではと…はあ。
誰が、誰にどんな殺され方をしたのかなーって。
生き死にを目の前にしては人はみんな平等ですかね。
想像を遥かに超えてきた
全く想像してなかった方向へ話が進んでいき、終始驚いていた。後半はハラハラして直視できず、手で顔を覆った。
お金持ちは欲深く心が荒んでいて、逆に貧しい人は慎ましく心が澄んでいるっていう先入観。
でも実は貧しいからこそ、より一層妬んだり、欲深くなったりするんだね。
アカデミー賞 4部門は不思議・・・
少しの予備知識で観に行きました。
初めの方はじわじわと、貧しいが頭の良い家族だなと面白く見てました。
途中からは展開が変わりドキッとする場面がありハラハラするシーンもあり
じれったいシーンもありました。
最後の残虐シーンを見ていて、この映画 今みんなどんな気持ちで見てるんだろう・・
っと かなりドン引きしていました。
映像、セット、演技の高評価は納得できます。
しかしこの映画が称賛されるのか、、、
日本人が結構 高評価が多いのもホントに良かったと思っているの?!っと聞きたい気持ちです。
面白かった。
数日前にSPAの特集でヘル韓国というまさにパラサイトのリアル記事を読んでいたので、
冒頭から「本当にこれがリアルな生活なんだろう」と思いながら見ていた。
超シリアスで暗い映画と思いきやコミカルで前半の家族のやり取りは笑える。
お金はないけど仲良し家族、それもいいじゃないか、とすら思わせてくれる。
が、金持ちの家にパラサイトするようになってから少しずつ展開が変わっていく。
この家族は一体どうなりたいのか。
お友達がいずれ帰ってくるのに信頼してる、とか言われた家庭教師の
女の子と速攻で恋仲になる主人公。
キャンプに行ったとはいえこんなに家を汚すとかある。。?と思いながらも
そこから知られる金持ち宅の地下の存在。
そのあたりからちょっと展開が映画めいていてどうかなぁ、とも思ったけど。
雨で家が浸水するのもめちゃリアルだしトイレの形相とか
もうひどすぎるけどこれもリアルなんだ、と思った。
(ポップコーンを食べながら。。)
お金とは、
お金で幸せの全ては買えないし、お金があっても幸せじゃない人はたくさんいる。
でもお金が全くないと生きていくことはできない。
お金とは、最低限の生活を保障するもので、最低限の幸せを感じることができる。
自分は日本に生まれ育ち、お金に困ったこともなく、
仕事に困ったこともなく、節約しよう、節約しよう、と思いながらも
結局貯蓄額より使う額にまわしてしまう今日この頃。
この映画は韓国のリアルな現状と、お金とはなにかを深く考えるとっても良い映画。
結構長そうだなと思っていたけど2時間ちょっとが本当にあっという間に終わりました。
暗くなりすぎず笑いもあることと、音楽も効果的に使われているので
飽きずに楽しく見れました。
友達に勧められてみたけど、これは人に勧めるのわかる。。!
喜劇であり悲劇である世の無情
半地下に住む家族が金持ち家族にパラサイトしていく過程は喜劇。
そして闇に触れることになり喜劇は一転して悲劇に。実は秘密の地下室があり、そこには更に過ごす人がいた!
予想を良い意味で裏切られた衝撃作でした。こんな展開予想できない。
まさに、韓国社会、ひいてはこの世界が抱える格差社会の縮図。地下に住む人たちと高台に住む人たちの構図がありありとしていておもしろい。
びっくりするほど階段を降りて、更に降りて、またまた降りて、最下層の更に下の下の下に住んでる家族と、上流家庭の格差に、無慈悲さを感じざるを得ない。
悲劇的な終わりでしたが、たしかにこの格差社会を伝えるためには喜劇では語れない。とはいえ、全くの悲劇として描くよりも、もはやこの不幸な状況すら笑わずには折れないほどのやりきれなさ。
あまりに絵に描いたような物語ではあるが、それがまた象徴的でもある。もがいてもがいて、この状況から脱するしかない。
彼は父親を救うことができるか。それは韓国、いやこの世界の切なる想いと重なる気がするのだ。地下に潜った、いや潜らざるを得なかった人々を救えるかどうかは、僕たちに課せられた課題でもある。
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