パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
全982件中、21~40件目を表示
んーーーーー
アマプラでみました。
テレビの設定をいじったりもしたのですが、地下だったり夜だったりで画面が暗すぎて何が映っているのかわからないところが多かった。終盤の屋外のシーンでやっと視界が開けた感じでした。
妹が終盤に亡くなってしまった喪失感も余韻として残り、少しスッキリしません。事件後、兄がなぜ笑っていたのか(なぜその描写を入れたのか)、謎が謎のままです。虚しくて笑うしかないにしても…です。
正直、兄の方が死んだと思いました。。
最後は4人であの家をパラサイトしてほしかったけど、悪人が勝つとやはり商業的にはだめなのか…
初代家政婦さんは何がどうなって死んだのかも、暗くてよくわからなかった。
コメディなら新旧パラサイトが鉢合わせて結託するみたいな徹底的なコメディがみたかった。というのは勝手な意見ですが…
奥様とご主人がいくらなんでも頭悪すぎるでしょ。弟も結局トラウマ追加確定だし、ソン・ガンホ親父はあの家族にとって何なのか、、ほんとうに色々謎です。
万引き家族のような作品でずが、万引き家族も韓国人からすると「なんで泣いてるの?」という感じなのかな。
ズレが、ありますよね。
人間の本質を見事に暴いた衝撃作!
上と下
人間ドラマ
別の見方をすれば。。。
意外と笑える
わりと不愉快
発想は面白いけど
予想を超えるような展開!
予備知識無しで観ることを進めていましたので、外的情報を遮断して鑑賞しましたが、笑いあり緊張感もあり、しっかり韓国社会の問題も取り上げた社会派映画とも呼べる映画で、数々の映画賞を受賞した理由もわかりました。
裕福で豪華な住居に暮らすパク一家、反して働き口も無く半地下のボロ家で暮らすキム一家の貧富の格差を非常にうまく対比させながらも、パラサイトとはよく言ったもので、キム一家が徐々にパク一家に寄生していく様子が面白可笑しく描かれており、全く飽きません。
その飽きない理由は、やはり誰でもお金持ちには妬みという感情は少なからずあると思いますが、本作はその妬み部分を貧乏な一家がスカッとさせてくれるような展開だからと思う次第です。確実に寄生されるパク一家に対する同情よりかは、寄生した貧乏キム一家の方を応援したくなります。
といいますかキム一家のこの寄生していく能力(というか技術)が、余りにも見事過ぎて、能力をもっと違うところにいかしたらキム一家確実に貧乏でないでしょ!って思う次第です。
そして飽きさせないもう一つの理由は、前半から中盤にかけてのお笑い要素から、中盤~後半にかけては一気にサスペンス要素が強くなり、緊張感を出してくるのも良かったです。ネタバレすると面白くないので書きませんが、完全に観る者の予想を超えるような展開には驚きすら感じ目が離せなくなります。
全体として、予想外の展開もあり終始楽しませてくれる要素が強く132分という割と長めな映画時間でしたが、ダレることなく突っ走って鑑賞出来きました。
悲しかった
悲しくて、悲しすぎて笑えるけど、笑ってる自分に、笑っていいのか?と自問自答して、うーん……と考えこんでしまった作品。
映画を観た後も、一緒に観た人と何時間もこの映画のストーリーについて、どう思うか話し合って、「うーん」と考えこみ、「やだね格差社会は……」とため息をついてしまいました。
そういう意味では、格差社会に無関心な人達に「これでいいと思いますか?」と一石を投じて、見事に私(私たちの)心をざわつかせた作品だと思います。
人間社会の階層格差を、コメディタッチでシリアスに描いていて、下層の方の人生き様をソン・ガンホさんが、またこの方が映画に出演されると、説得力がハンパないですね。大泉洋さんのように陽気な側面もあるのに、彼が無表情で立ってるだけのに、なぜか胸の中に痛みがひろがって、悲哭の叫びが聞こえてくるような、うまいなあ。
この作品で、がっつりとソン・ガンホさんのファンになりました。
ポン・ジュノ監督の作品も今後チェックしていきたいと思います。
序盤の展開が早くて楽しかった。
仲良い家族 家族愛のはなし
好きな家族だ
庶民的というか、貧困層のすれた感じの面白い集団が何故か高いスキルを持ち合わせていて友達からの紹介をきっかけに計画的に富裕層の家族に就職していく
リズム感、音楽全てがツボ
描写がリアルすぎて、ひゃっとかフフッとか一人なのに声出ちゃうんだよな
息子の描写とういか直接登場するシーンは少ないんだけど、なにをやらかすのかヒヤヒヤする存在感が凄かったな。
匂いについて言及されるのって1番きついよね。加齢臭とか生物的なやつじゃなくて地下鉄の匂いって生活臭だから、もうあの場所であの生活してること自体が否定されてる気がしてほんとに辛い気持ちわかった。あの後からお父さんの表情ずっと硬かったし、なんか色んなことを読み取ってる人の考察を後で検索しちゃうな。どうして社長を刺したのかも議論点になるよね。誰を守りたかったのかよくわからない。
何故みんなスキル高いのにニートなのか
邦画を全面的に凌駕し、誰もを韓流に落とす最高傑作
最高のエンタメ、そしてメッセージ性も内包した邦画を全面的に凌駕した映画史に残る傑作だと言えるでしょう。自分もこの映画を見て韓流に落ちました。。。
まずテンポがとにかく良い!!もう嫌でもこっちが楽しくさせられる、キム一家が乗っ取るまでのテンポが最高。でもそれだけならこのシーンが上手かっただけとも言えますが、乗っ取った後の展開も神としか言いようがない。
まさか
『前任の家政婦のおばさんも地下暮らし仲間で家の奥に旦那を飼ってました』
なんて面白すぎるだろと。乗っ取った後のキム一家の葛藤的なそっちかと思いきや、非現実的かつエンタメ的に裏切ってくるのです!
これだけならむしろホラーにも進みそうな展開ですが、本編では絶妙にコメディ色も有ったりして『うわあああ』ってよりもむしろニヤついちゃうような、『おんもしれえええ』って感情の方が勝つんです。不思議です。これが監督の技量なんでしょうか。
そして何より特筆すべきは俳優陣の演技力でしょう。イカゲームでもそうだったんですが、設定自体は別にそこまで複雑じゃありませんし、画面に映されている情報だけで理解が出来るくらい簡単な映画です。
でもそこに圧倒的な重厚感と満足感と面白さを追加しているのが、紛れもない俳優陣のクオリティでこれこそが邦画に足りないモノなのです。主人公はやや控えめだけど内面からは確固たる意志が伝わってくるようなそんな雰囲気を醸し出してますし、妹はしっかりしてるけど家族の中でも最も現状に嫌気を感じている人間味を感じさせる。
父親は抜けてるかと思いきやむしろ家族の前では脱力してるだけなタイプでなんだかんだしっかりしてる。母親も同じくで貧乏ながらに楽しく賢明に生きている家族のその息遣いが伝わってくるようなキャラ付けと演技なんです。
もしこれが邦画だったならお父さん役は小日向文世辺りが演じて、随所でボケをかますおっさんになりそうです。つい最近役所広司さんも言ってましたが、日本のドラマや映画って視聴者を笑わせようとするんだと。邦画を見ていてどことなく感じる腑抜け感はまさにそれだったって事なんですよね。
隙あらば俳優のお茶目的な感じで笑わせようとする。別に俳優に興味は無いんです、作品を見せてください。
やってる事は勿論犯罪なんだけども、そこに描かれているのは必死に今を生きているキム一家の活力なんです。そのパワーと知恵と時にユーモラスに観客は魅せられる。一見すると金持ち家族乗っ取りとんでもコメディなんですが、その内訳は韓国社会のリアルに紐づいた笑うに笑えない、けどどこか元気になる不思議なエンタメなんです。
この融合と重厚感、情報量の多さは最早邦画では再現できない領域です。ジャニーズやイケメン()俳優に甘えてる内に抜かされちゃいましたね~。
日本、オワコンです。
全982件中、21~40件目を表示















