パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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2020年最高の映画、決定!
観たくて観たくて、やっと観れたら予想以上に良かった。画面に飲み込まれるように映画の世界に没入して
抜け出せなくなる、恐い、とまで感じた。そんな映画は
人生で初めてだった。日本人には作れない映画。何故作れないかも観たらわかる。凄い映画です。
韓国らしいドブ臭い映画
韓国映画で評価が高い映画を見ると皆ドブ臭く、下品で暗くて貧乏で哀れな人ばかり。
こんな国に産まれなくて良かったと切に思う。
俺には合わない。
日本の表現者(笑)には刺激的なんだろう。
何故韓国映画ってこんなにうんこみたいな臭いまで感じるのだろう。話題になる映画がうんこやゴミにまみれた映画ばかりで正直うんざり。
韓国人をうんこやゴミまみれにしたいがためにこう言う映画ばかり持ちあげているとすら感じる。
高低差はんぱない世界へようこそ。
面白かった。
息子アレで生き延びるとかすごない?
おともだちがくれた石のメタファーは読み解けず。
乳首いじる方向のくだり好きやわー。
テーマは社会的だけれど、エンタメ映画として普通に面白かった。
格差問題はどの国も抱えていることだとは思うけど、そういうものを扱うと
どうしても映画としては陰気になりがちだと思う。
けれどこの作品はそうではない。
カメラワークもかっこいい。
主人公たちがどうやって痛い目に合うのかハラハラして見ていたら
後半の怒涛の展開にただただ飲み込まれてしまった。
これぞ韓国映画!
韓国映画独特の生々しさが素晴らしい。
俳優たちのクオリティの高い演技にのめり込んで没入して見れる映画。
人物描写がえげつなく素晴らしくて、ストーリーあっての相乗効果なんだろうけど、監督の撮り方が上手いのかな?人物の作り込みの深さを感じた。
そして今までの知ってる映画は、幾つかの山場が波のように来てクライマックスを迎えるっていうのが通常だけれど、この映画は上映時間も長いのにもう終わっちゃうの⁇ってくらいに、まだまだ見たくなる映画であって、山場がとにかく長い長い。
息が切れそうで呼吸出来なくなるような切迫した時間がとにかく長くて楽しめる!
かなり中毒性の高い映画で本能的に嫌悪してしまうような描写だったり、人の嫌なとこをこれでもかと見せつけられるんだけど、そのクセがクセになってさらに深みにハマって見てしまう。
あぁ〜面白かった
今日劇場で見たんだけどまた見たくなるなぁ。
明日会社で面白かったとみんなに布教活動したくなるような映画で、頭の中で何度も反芻してしまうトラウマ系良作映画。
敗北の喜劇
一昨年の「万引き家族」に続いて、カンヌでパルムドールを受賞したのがこの作品。詳述すればきりがないのだが大雑把に論じれば、二つの作品に共通するものは、経済的に発展していると思われている国の貧困家庭を描いていることと、もう一つはその貧困が生み出す悲劇を、喜劇で表現しているということだろう。
こうした共通項を持つ作品が2回連続で最高賞を受賞したことは偶然ではあるまい。そして、どちらの作品も東アジアで加工製造業の輸出で経済発展を果たしてきた国で製作されたということも偶然ではない。経済がグローバル化と情報通信技術の発達により資本と技術の移動が容易くなった結果、20世紀に興隆した国の製造輸出産業はそのアドバンテージを失った。そのしわ寄せは当然のように、経済的に恵まれていない者たちへ向かう。
この作品に登場する一家の生活の底辺ぶりを、その住居の構造が端的に示している。彼らの家のトイレはその家の中で一番高い場所にある。しばらくはその位置関係を不思議に思う程度だったが、大雨によって浸水した半地下の家の中で、トイレだけがそれを免れている光景ではっとさせられるのだ。
噴水のように下水が吹き上げる便器。蓋をして、その上に腰を降ろして煙草を吸う娘。これほど人生の敗北感に満ちたカットを久しぶりに観た。この直後に一家の貧困から抜け出すための最後の戦いが始まる。そして、このカットはそのあがきが悪あがきに過ぎないものになることを予感させるのだ。
この観客の予感は、ラストの息子の父親への手紙の内容によって正しかったことが明かされるのだ。
事件の結末が凄惨なものであるにもかかわらず喜劇である。豪邸に住む社長一家も、ステレオタイプ化された嫌味な金持ちでもなく、貧しい人々をことさらに見下しているわけでもない、どちらかと言えば優しい人々である。その社長一家にとってはこの顛末は悲劇以外のなにものでもない。しかし、観客にとって喜劇に見えてしまうのは、一家の大黒柱を失うことになる直接の原因が、「匂い」であることだろう。社長と夫人は、この一家の父親の仕事ぶりは評価していた。だが、その「匂い」だけは頂けなかった。
この父親にとって、これが感情や理屈といった人間の諸問題ではなく、自分のことが生理的に受け入れられなかったのだという屈辱感を生み出すことになる。つまり、生物としての一番正直な部分で自分は拒否されたのだと。
結局、他人が何に対して屈辱を感じているのかについて我々は鈍感なのだ。自分に対する恨み、腹立ちという感情の部分に無頓着なのである。自分の感情が非合理であることに自覚的なのに、人の感情を合理性でしか想像しない。人間というものは、怒れる者のその怒りの理由に対する想像力が本源的に欠如しているのではないだろうか。
格差社会の何か問題なのか。格差があること自体が問題なのではない。(格差のない社会など存在しない。)一方が抱く憤りをもう一方が想像できないという断絶が、社会の存続を危うくしていることが問題なのである。そのことを示唆しているのが、ソン・ガンホに人を殺めさせたことではなかろうか。
単純に好みではなかった
映画としてのテンポの良さ、息を飲む展開、予想もつかない脚本どれもがアカデミー賞も納得の一級品であった。
ただ、ストーリーそのものが個人的な好みに合わなかった。
悪くない人達が不幸になるのは好きではない。
よく作り込まれている
画面の中に金持ち側と貧乏人の境界線が必ずはいっている、金持ちたちは見上げるように、貧乏人たちは見下げるようなカメラワークなど芸が細かい。金持ちの邸宅は一段高いところにあり、半地下にはさらに下の階層の完全な地下で暮らす人々もいて、サスペンスコメディーでありながら格差社会にメスを入れる社会は作品に仕上がっている。登場人物も完全なる悪人でも善人でもなく、感情移入しやすい。楽しく見れるが社会についても考えさせられるよくできた作品だと思う。
初めての感情
貧しいのに悲壮感がない。
悪いことをしているのに罪悪感を覚えさせない。
金持ちにも嫌みがなく、貧富の差を描いているのにお互いの格差に違和感がない。
自分自身の中で初めて覚える感情だった。
コミカルなのにクスリともしなかったし、スリリングなのにハラハラしなかった。
かと言って淡々と観ていたわけではない。
この先どうなるんだろう、と物語に引き込まれていった。
最後のパーティーのシーンは、そんな自分の期待を裏切らなかった。
凄惨なシーンにも関わらず、どこか淡々と進んでいるようにも見えるが、各々の感情や表情が見事に描かれていて、それぞれの立場を雄弁に物語っている。
徹底的に貧富の差を描いているはずなのに、どちらかに感情移入することもなく、かと言って理解できないわけではない。
時折見せる富裕層のこれ見よがしの態度や貧困層のやるせなさにも共感できる。
自分は映画評論家でもないしプロレビューワーでもない。映画マニアでもなければ通でもない。ただの映画好きの一般人なのだが、観賞後、感想を紡ぐのにこんなに苦労したのは初めてだ。
ハラハラドキドキ!?
この映画でハラハラドキドキするなんて、視点がおかしいと思う。
似たような映画「万引き家族」では感動したと言うのと同じ。
両内容共に貧困がベースになっており、犯罪も絡んでいるのだ。
この映画に関して言うならば、早く発覚してしまえと思う事が人の常、世の常な筈。
それを見つからないかどうかハラハラドキドキしながら観るなんて、どうかしてる。
そんな人達で世の中溢れたら、日本も末でしょ...。
これがリアルな生活を描いているのか否かは知るところには無いが、最低だと思う。
ここ最近貧富の格差を描く映画が多いが、全くプロレタリア的な美を感じない。
富裕層には絶対勝てないが前提で、せこい犯罪やら、犯罪まがいを繰り返し、社会の底辺から絶対に抜け出そうとも足掻こうともしないスタイル。
プライド持ったホームレスを描いた方がよっぽど美しく描けると思う。
殺さなくてもいいんだよ。
最初から引き込まれて、ワクワクしながら見ていた。
ソファーでヤルシーンもワクワクした。しかし、主人公一家の殺人や、韓国美人の妹が死ぬのは、やるせない。お父さんが家主を殺したのも良くない。息子、娘のエロイシーンがもっと、あって、主人公一家が殺人をしなければ、まあ、いいかな、
引き込まれている
最初から作品の中に引き込まれている。気づくと、この家族の一員になって応援したい気持ちが芽生えていた。
本当は、紛れ込まれた家族がかわいそうなのに、、、、
不思議とどんどん引き込まれている。
なんじゃこりゃ
くだらねー、これで名誉ある賞もらったのか。なんだこりゃ、単なるコメディじゃないか。貧乏人が詐欺を働いていて、バレそうになるから、正体を隠すために奔走するストーリー。幼稚くさいわ。なんの見識も得られなかった。話題性だけあって実態は伴わない見る価値のない作品。
クソつまらない。
評判がよかったから期待してみたけど、本当につまらない作品。人の狂気を描くなら徹底的にやるか、バラエティならもっとコミカルにして欲しかった。どっちつかずの駄作。
途中で退室すればよかった。時間の無駄。
アカデミー賞も大したことない。
色々な感性があると思うがこれを面白いと評価する人が信じられない。
半地下はカビのニオイ
海外の映画を見る楽しみは、その国の暮らし方や生活習慣、家族のあり方などを見られることである。
へー、韓国って、こんな半地下の家に住むのかとびっくり。対北朝鮮対策で防空壕として作られた物が、住宅不足により住宅として使用される様になったらしい。
日本で、住宅に半地下があると言えばちょっとオシャレな感じだが、全くの半地下に住むのは、居心地が悪そうだ。第一風が抜けて行かないし、何より、常に澱んだ空気が充満していそうだし、カビ臭そう。てな訳で、キーワードは、臭いである。
「良い」と言う形容詞の無い、ニオイがすると言われると、侮蔑的な意味合いになってしまう。それほど、そのヒトが醸し出すニオイには、色々な情報が含まれているからかもしれない。
自分では気がつかないが、それぞれの家庭には、それぞれのにおいがある。
そんなニオイを持つ家族は、父に対する敬愛の情、家族の結束の強さ、仲の良さが、満載で、同じモノを突っついて食事する様は、微笑ましい。
私たちは、画面を見ていて、ニオイを嗅ぐ事は出来ないが、観ている限りのカメラワークが唸らせる。
階段を上がる、下がるの対比。ローアングルで、屏風の様に見せるパク家の庭園の緑。
雨のシーンの中のセックスシーンは、万引家族のシーンを思い出す。
ニオイの情報と同じ様に、色々な事がてんこ盛りの映画で、時間を飽きさせなかった。
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