「韓国そのもの」パラサイト 半地下の家族 まさとさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国そのもの
韓国そのものを表した映画でした。
終始主人公家族はまともなことはひとつもできていません。仕事を得ても雑な仕上がりで使い物にならず貧しい暮らしをしていますがプライドだけ高く、身分や自己能力を偽ることには長けています。
あるきっかけで裕福な家庭に潜り込み、利益をかすめ取る暮らしに一時的に満足感を味わいます。
自分たちにクリエイティブな要素はなく、模倣することが得意で全てにおいて偽ることに罪の意識はありません。
まともな仕事をして世の中の役に立つことで稼いでいこうとは考えない韓国人です。
自分たち家族が利益を得られるなら、相手を信じやすく優しい社会性も高い裕福な隣人をいくらでもだます事にも罪の意識を感じない人間たちです。
自分たちだけが利を得られれば他はどうでもいいという国民性です。
主人公家族の体臭の描写がありますが、裕福家族はそれを直接誹謗したわけでなく、盗み聞きしたことを長く恨み続けそのうち暴発します。
相手を恨み続けることがモチベーションの国民性をよく表してます。
ラストはさらに地下深くから同族の住民が暴れだし、どさくさに便乗し殺人を働き裕福な家族をめちゃくちゃにしてしまいます。
それでも逃げおうせて罪を償うわけでもなくまた地下に身をひそめ続けるという、どうしようもない人間です。
主人公は罪人の父親をかばいながらいつか出世して救い出すことが目標になるとセンチメンタルに描かれており、人を殺した事実は忘れ、責任は相手側にあり自分たちは不憫な家族だと思い続けるというサイコパスぶりです。
ただ映像の美しさや俳優たちの演技、演出は評価できるものがあります。
韓国人自体はルックスが良いことはありますのでそこは評価できます。
私達の国や世界中にもこのパラサイト家族が潜んでいるのです。
揉め事が多く皆本心では付き合いたくないですが、近くにいるので仕方なく接しているのです。
この作品がカンヌやアカデミー賞を獲ったことを韓国民は喜んでいますが、各選考委員もこの本質は当然分かっており、あえて賞を送ることが壮大な皮肉ということに韓国人は気づいているのでしょうか?
おそらく気がつかないでしょうね。