劇場公開日 2020年1月10日

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「パラサイト 半地下の家族」パラサイト 半地下の家族 築地 歩波さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0パラサイト 半地下の家族

2020年3月2日
iPhoneアプリから投稿

今年11本目。
アカデミー賞作品賞受賞おめでとうございます。

アカデミー賞受賞作と言うことで観賞。
最初から最後まで目が離せない。タイトルと、キャッチコピーがとてもよく合う作品。
人間の欲望がそのまま描かれてる感じがします。

貧困問題について。
これはもう、半永久的に解決しない問題だと感じる。格差があればあるほど人は人を見下す。能力であっても財力であっても。
貧困というだけで能力が高くても発揮する場所がない。諦めるしかない。悲しいね。

ある意味富豪家族に「寄生」をする事で良い暮らしができる。人間らしい作品だったのかもしれない。「寄生」というか、「依存」というか。1度良い思いをしてしまうと、それが手放せなくなる。例えそれが他人を蹴落としてでも欲しくなる。人間って怖い。

自分史で「エスター」以来のすごい衝撃を受け多作品でした。

※個人の価値観で書かれています。
※気に触る表現あったらすいません。

築地 歩波