「心にゆとりのある人におすすめ」パラサイト 半地下の家族 Naoさんの映画レビュー(感想・評価)
心にゆとりのある人におすすめ
話題の「パラサイト 半地下の家族」を観た。
法螺話ていうか、与太話としてはよく出来ている(ちょっと、納得できないところもあるが(^^; おい、なんでそんなことするんだ、とか)。
映画文法としても構成がよくできており、エンタメとして評価が高いのもわかる、日本の映画作家もよく、見習うべき。
ただ、問題は、このストーリーが好きかどうか。
映画マニア、映画評論家、そして、こころにゆとりのある人にはお薦め。
私は気持ちに余裕がないので、あまり好きになれなかった。
格差社会を訴えた点で、「ジョーカー」を想起する声が多いが、私は、なぜか「シェイプ・オブ・ウォーター」への違和感を思い出した。でもこの作品と違って、アメリカ映画でないから、オスカーは無理だろう。
どちらにしても、やっぱり私は、映画にはカタルシスが欲しいな。
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