「格差社会が産んだ悲劇」パラサイト 半地下の家族 けいぞーさんの映画レビュー(感想・評価)
格差社会が産んだ悲劇
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大学の卒業証書を偽造してパク家の長女ダヘ(チョン・ジソ)の家庭教師になったギウ(チェ・ウシク)は家族でお金を稼ぐ計画を考え実行していく。妹のギジョン(パク・ソダム)はアメリカ帰りのアーティストと偽って、パク家の長男ダソン(チョン・ヒョンジュン)の絵を教える教師に収まる。
そして運転手と家政婦ムングァン(イ・ジョンウン)を辞めさせ代わりに運転手はギテク(ソン・ガンホ)、家政婦はチャンスク(チャン・ヘジン)がちゃっかり後釜に収まる。
はじめはコメディ要素が多く、立派な犯罪ではあるけれど貧乏な半地下暮らしの家族が少しずつ豊かになっていき、少し楽しい気分になれたが、元家政婦が家を訪ねてきてからは、一気にホラー要素が強くなりドキドキが止まらなかった。
大雨が降った時の、富裕層と貧困層の生活の差が胸に刺さりました。
ラストは悲しい結末に…。
貧しいながらも家族が揃っていた頃に戻って欲しい…
生まれやお金の差のせいで起きた悲劇でした
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