「格差は永遠のテーマ」パラサイト 半地下の家族 カントリージェントルマンさんの映画レビュー(感想・評価)
格差は永遠のテーマ
韓流大好きの家内、政治的に韓国はNo Thanksの亭主(私)、共に60代のすれ違い夫婦が珍しく意気投合して何年振りかでレイトショーを見ました。
普段、韓国ドラマにどっぷり漬かっている家内には少々物足りなかったようですが、そこそこ映画好きな私には納得のいく一作でした。
昨今の映画は「社会的な格差」をテーマにしたものが多いですが、例えばジョーカー然り、万引き家族然り、その扱い方は様々ですが、中でもこの映画はコミカルな娯楽性も充分織り込みながら、それでいて格差というテーマを鮮やかに浮き彫りにした秀逸な作品です。
格差を取り扱った作品として、日本には古くは黒澤明の「天国と地獄」がありますが、それにも匹敵する出来栄えになりました。
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