「生きる世界とプライドと」パラサイト 半地下の家族 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる世界とプライドと
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アパートの半地下の小さな部屋で暮らす全員失業中の4人家族の長男が、友人の紹介でIT社長の娘の家庭教師をすることになり巻き起こる話。
友人の留学に伴い大学生と偽った長男が娘の家庭教師として入り込み、その知人という体で紹介された妹が息子の家庭教師の職にありつくという流れからことが起こって行く。
確かに身分や経歴を偽ってはいるけれど、一応それなりには働いている訳だし、「パラサイト」といえばそうだけど…なんて思っていたんだけどねw
おバカな家族のドタバタ劇で気を抜いちゃってアホやな~。そこからこうなって行くのかなー?
なんて想像していたら、まさかまさかの展開で!!!確かにそれもありだなーとは思うけど、ちょっと油断してましたw
ふざけた設定や出来事の連続ではあるけれど、けっこうしっとりというかシリアス目なテンションで描かれていて、一応ドラマをみる作品という感じ。
ちょっとクドい感じは否めないものの、良い意味でモヤッとを堪能できたし、なかなか面白かった。
ラストのクドさと白々しさでちょっと減点。
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