守護教師のレビュー・感想・評価
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前半はモヤモヤして良かった!!
黒幕の顔が分からず、警察や学校がまともに取り合ってくれない前半は、ありそうでない映画だなと怖かったですが、後半で黒幕が分かってからはそうでも無かったです。日本の警察も上からの圧力で捜査を終了させてしまう事が度々あり不信感ばかり募ります。主人公がタフガイで、単独で黒幕に辿り着こうとする姿が印象的でした。
マドンソク
いつもヤクザや裏社会的なポジションが多いドンソクさんですが、今回は教師とのことで見ましたが
めちゃくちゃいかついけどめちゃくちゃ生徒思いの教師です。
隣の席の先生があやしすぎる匂わせを前半戦からたくさんやっていたので犯人はわかってみていたのですが、息子さんはサイコパスでしたね、謝るところとかまるで同情しちゃいそうになる感じでした。
まさか最後に手を下したのは理事長とはおもわなかったですが、家族ともどもクズで胸糞でした。
友達は死んでしまっているし、助けられなかったから
ハッピーエンドにはなりませんでしたが、なんか裏が裏で裏を使ってるってきっと本当にあるんだろうなぁって、こういうもみ消し殺害とかいっぱいあるんだろなぁって思います。
実際に警察官が罪を犯しても、隠されたり、もみ消しがあるように、こうした裏のつながりで揉み消された罪は数え切れないのでしょうね。
親友の子が助かったのが何よりの救いでした。
ドンソク先生、クビになっちゃったけど、良き先生でしたね。
ボクサーっていう前置きがあるから成り立つ先生の強さでした!笑
最後、理事長をぶん殴って、理事長逮捕はすっきりー!
後輩くんがんばりましたな!
マ・ドンソクが好きなので
(火サスみたいなー)というときにおすすめ。マ・ドンソクが好きなので見てみたが、元ボクシングチャンピオンなら、もっと殴るシーンあってもいい。韓国映画の振り切った悪いやつの酷さ具合が割とソフトに感じる。
ラストシーン、犯人である知事を殴らない代わりに車のガラスを殴るに留めて、自己の保身と利益のためだけに他人を殺せる犯人の罰を法に委ねるというのは、教師という立場で物語の筋からするとスマートなオチだと思うが物足りなさがありました。
まあまあだった
お話は分かりやすいのだけど、マ・ドンソクの暴れっぷりが足りない。もっと大暴れしているところが見たい。二人の子分がかわいい。警察が腐敗している様子は先日韓国ドラマ『秘密の森』で見たのでよく知ってる。
マ・ドンソク版GTO
赴任したばかりの高校で女子高生が失踪、その後、死体で発見される事件が発生。いかつい顔だけど、根は優しくて力持ち、マ・ドンソクがたった一人で、政治家、警察、学校の腐敗を正す勧善懲悪もの。型の良いマ・ドンソクのフックが炸裂、見てて気持ち良い。怪しい美術教師は最初に捕まり、ダミーかと思っていたら、結局こいつが理事長の息子で犯人だったのね。殺したのは親の理事長だけど。ストーリーはありがちだけど、マ・ドンソクは困った顔が似合う。
教師マ・ドンソクを見たかったのに、学費滞納者の集金人だった・・・
マ・ドンソクもさることながら、実はキム・セロンのための映画だった。実に演技派で可愛い女優で、守ってあげたい感たっぷりでした。ドンソクの無双っぷりは楽しめるのですが、元ボクサーという設定なのでほぼパンチのみ。ボディへのフックが冴えてます!
行方不明となってた女子高生ハン・スヨンを捜すストーリーですが、このセロン演ずるユジンが大胆にも夜の店に忍び込んだり、美術教師の車に平気で乗っちゃったりする。あー、大人だとか言ってたけど、男の怖さを知らないよ、この子。てな感じで、知事選絡みで動く闇の男たちなんて知る由もなし。
展開はかなり急で、あのイケメン教師がトイレ盗撮??と、かなり変態っぽく描かれていた。アメリカ留学してたみたいけど、アメリカじゃモテなかったのね、きっと。しかも、彼が理事長の息子ときたもんだ。意外な展開でいえば、時系列を少しいじってあったり、ドアを開けたのが何と本当の殺人犯だったとか、これはホラー映画の常套手段じゃ・・・と感じた。
選挙、裏金、暴力団と、社会派要素もあるのですが、それより気になったのが教師になるため多額の寄付をしたという点。かつて教職を目指した者にとっては、600万払えば採用などと言われたことを思い出した。まぁ、私学だから普通かもしれんけど。警察署長なんかも立候補した理事長とグルだったりして、どうなることか思ったけど、後輩のドンスがいい仕事しました。
授業を全くしない教師ドンソク
か弱い少女の売春と死、町ぐるみの汚職、変態教師といった厭な要素が沢山詰まっている物語だが、マブリーの鉄拳制裁という最強のカタルシスによって、青空がよく似合う爽やかなラストへと昇華されているので、後味は悪くない
UFOキャッチャーでキャッキャしてる兄貴が可愛い
きちんとまとまった脚本
冒頭から面白いの。打ち上げの場で「いいから俺に任せておけ」みたいな話をしてる二人のところへ来た主人公が「二位」のトロフィーを叩き付けて「ボクシングをやめるそうだ」って。
これだけで、どうも不正があって、主人公の教え子が優勝できなかったんだなって解るの。うまいよ。そこからの展開で主人公の性格がきっちり解るしね。
話はそこまで「えー!」ってなる展開ではないけど、きちんとした脚本で描かれてて面白かったな。
副主人公のキム・セロンが可愛いの。浅川梨奈にちょっと似てんだけどね。高校生ぐらいの女の子って「神聖にして侵すべからず」って可愛さ・綺麗さがあるけど、そんな感じで良かったな。
主人公・副主人公に対する鬱展開は入れないで、それでエンタメとして成立してくるし、韓国映画は相変わらずレベル高いなと思ったよ。
アクション的には Aigoo?
主演のマ・ドンソク。彼の映画を見れば、一瞬にして、彼の肉体から繰り出される強烈パンチに目が点になり、彼のファンになった方は多いと思うのだが、今回の作品は、彼が、新しくやり直すために女子高の先生になり、慣れない仕事に慣れるために必死で取り組む様子が、コメディ色もあり、彼の暴力だけではない、むしろ、言い方が悪いが“お茶目”な面がいいアクセントとなっている。最近見た、映画「神と共に 第二章 因と縁(2018)」でも"屋敷守護神”となってコミカルな面も見せている。
学園ものアクションスリラー映画と紹介されている本作、女子学園の生徒の失踪事件に絡んで、失踪した無二の親友を探す生徒、ユジンをキム・セロン、親友思いの彼女が必死で探しているのにもかかわらず、街全体がそのことを知らないかのように警察も失踪した学園側も何故か無関心で関わりたくない様子に映る。何故.....?
ストーリーとあまり関係のないものとしては、ところどころ日本ではないような学校のシステムがあって、例えば、"BK teacherともTeacher BK”とも称される先生がいて、生徒や生徒の保護者に会って授業料の滞納を催促するものも登場する。そんな、やりたくない仕事を、雄牛ことマ・ドンソクがいやいや、やらなければならなくなるところも見どころか?しかし、そのことがきっかけでユジンとの接点ができるようになり、物語が進行していく。
シナリオ自体も少し、首を捻りたくなるようなところも見られるが概ねサクッと観ることが出来た。
この映画の重要な登場人物の一人、ユジンを演じているのが、口角がキリっと上がっているキム・セロン。彼女を初めて見たのが、8年前のテレビ「天上の花園(2011)」で、しっかり者で家族思いの心優しいウンス役を演じていた彼女が、ここまで成長し、その当時から天才子役として活躍していたのを思い出す。
ソウルに拠点を置く日刊英字新聞、Korea Heraldでは、「確かに心のこもったアクション映画を演出して、俳優もうまく演じているが、シナリオに一捻りやスリル感が欠けている。」と、たしかに学園もの映画として、自分勝手に思っていることなのだけれども、ファンからすればブーイングものかもしれないが、敢えて言わしてもらうなら彼のアクションを"愛情のある暴力"、また"人情味にあふれた暴力"と個人的に思っているのだが、今回、マ・ドンソクのアクションシーンが幾分トーンダウンしているかのように思えるのとラストにおいて、しかたないことかもしれないが、煮え切らないように個人的には思うのだが....。
「陽の当たる場所(1951)」、「ジャイアンツ(1956)」、「アンネの日記(1959)」で知られる名匠ジョージ・スティーヴンス。日本映画でもよくインスパイアされた彼の西部劇のジャンルを超えた映画「シェーン(1953)」のアラン・ラッドのようにラストシーンで彼が、ジョーイに何も告げず、立ち去っていくようにギチョルもユジンに何も告げず、次の町に行ってしまう。ちなみに、アラン・ラッドは身長168cmとその当時のハリウッドスターとしてはかなり小柄な方だったのだが、スクリーンを通すと、大柄な方に映っている印象が残っている。
マ・ドンソク、彼のファンなら彼の別の顔が見ることのできる映画かもしれない。
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