「教師マ・ドンソクを見たかったのに、学費滞納者の集金人だった・・・」守護教師 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
教師マ・ドンソクを見たかったのに、学費滞納者の集金人だった・・・
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マ・ドンソクもさることながら、実はキム・セロンのための映画だった。実に演技派で可愛い女優で、守ってあげたい感たっぷりでした。ドンソクの無双っぷりは楽しめるのですが、元ボクサーという設定なのでほぼパンチのみ。ボディへのフックが冴えてます!
行方不明となってた女子高生ハン・スヨンを捜すストーリーですが、このセロン演ずるユジンが大胆にも夜の店に忍び込んだり、美術教師の車に平気で乗っちゃったりする。あー、大人だとか言ってたけど、男の怖さを知らないよ、この子。てな感じで、知事選絡みで動く闇の男たちなんて知る由もなし。
展開はかなり急で、あのイケメン教師がトイレ盗撮??と、かなり変態っぽく描かれていた。アメリカ留学してたみたいけど、アメリカじゃモテなかったのね、きっと。しかも、彼が理事長の息子ときたもんだ。意外な展開でいえば、時系列を少しいじってあったり、ドアを開けたのが何と本当の殺人犯だったとか、これはホラー映画の常套手段じゃ・・・と感じた。
選挙、裏金、暴力団と、社会派要素もあるのですが、それより気になったのが教師になるため多額の寄付をしたという点。かつて教職を目指した者にとっては、600万払えば採用などと言われたことを思い出した。まぁ、私学だから普通かもしれんけど。警察署長なんかも立候補した理事長とグルだったりして、どうなることか思ったけど、後輩のドンスがいい仕事しました。
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