無双の鉄拳のレビュー・感想・評価
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物凄くキレてますよ!
誘拐された妻を警察に頼ることなく妻を助け出すために独自で追う男を演じたノワールアクション。
最初は冴えない感じの「マ・ドンソク」が、妻が誘拐されてからはキレキレ度合が半端なく、アクションシーンも痛快でスカッとする作品でした。
この後公開される「守護教師」のアクションも楽しみです!
市場の配送係キレる
うまい話にノって騙されて借金を背負ってばかりの今は嫁に飼い慣らされた元暴れん坊が、嫁を誘拐されて奪還すべく暴れる話。
嫁の誕生日に揉めちゃって、優しい嫁が思い直してくれたのも束の間、帰宅したら嫁がいないって、なんていう災難だ。
しかしここから本領発揮。
もうコメディじゃないかという程に激強豪腕主人公。
しかも推理力や判断力もなかなか違う意味でもキレてるっていう。
仕事に関してはポンコツながら嫁を奪還する姿は超出来る男の暴れっぷりが心地良かった。
これぞマ・ドンソク!
彼の良さをとにかく詰め込んだ作品。
あの肉体と風貌でコワモテかと思いきや心優しくキュートな一面。そして大暴れ。
マ・ドンソクを観に行った僕らは大満足でした。
内容としては、90年代の熱い邦画。
頼れる兄貴に、ひょうきんな子分。参謀役。キャラクター性のわかりやすさも韓国エンタメ!
何も考えず観て良いと思います。
ポスターだけ見ていくと、5倍くらいコミカルです。
マ・ドンソクの魅力がでてる
今作はマ・ドンソクのまさに雄牛のような力強さに焦点を当てた作品となっています。なのでマ・ドンソクのかわいい部分はほとんどみられず少し残念。『犯罪都市』にマ・ドンソクの力強さを足して、かわいさを引いたような感じでしょうか。
その分、仲間二人のやりとりがコメディタッチで描かれますが、そのシーンが多過ぎて個人的にはやや食傷ぎみ。
でもマ・ドンソクが悪者をぶん投げてるのを観るのは壮快だし、カーアクションも迫力があり、充分楽しめました。
Dog Hybrid !
韓国系アメリカ人。通称:"マブリー"ッて ⁉ 別名・雄牛ともよばれる、マ・ドンソク、その人。
In his mind, money is omnipotent.
今回は、だれをぶっ飛ばすかというと、世界においてポテンシャルの高い?韓国女性を誘拐し、その中で、ある者は強制的に整形をさせられ、またある者は、内臓だけを....富んでいる者から富んでいる者へ、送る場所は国内から外国まで地域を選ばず、お金になるならどのようにでもするマニアックな悪党、ギル。
2019年になって、マ・ドンソクが出演する映画が日本では、本作を含め3本立て続けに放映される。「神と共に 第二章 因と縁(2018)」「守護教師(2018)」、特に前出のCGを駆使した「神と共に 第二章 因と縁(2018)」は、この本作と公開日が同じときている。
個人的に彼が出演する映画には、たびたび人情のある暴力が見られる時があるが、今回はそんなことを微塵にも感じさせない、荒々しい、ただ夢中に愛する嫁さんを救いたいがためにだけ奔走し、まさしくこの映画の題名道理、鉄拳を超えた鉄拳、暴力を超えた暴力をストレートに出しているので、彼のファンのみならず、一般の方からも支持が高くなると思われる。当然彼のファンならば、必見の映画となっている。ただ、重箱を突く性格のものにとっては、マ・ドンソクが、敵の自動車から振り落とされるシーンが、多少スタントダブルの方と彼とが区別が出来る部分も見えたりする。ま~ぁ、そのようなことは当たり前で、同じ鍛え抜かれた雄牛の体のスタントマンはいないかもしれない。それと悪党ギルの設定が少し理解が出来ない部分も散見した。そんな中でも相棒のデコボココンビのおっさん達、言いようのない変な笑いが出てくる?????
この映画で初めて知ったのだが、ソン・ジヒョ演じる奥さんのジスが、夫のドンチョルに向かって"兄さん”と呼んでいたので違和感があったのだが、韓国では、結婚してすぐにでも、特に女性の場合は、親しみを込めて妻が年上の夫「オッパ」と呼ぶのは日常茶飯事のことらしい。この映画を見て、人に対してはっきり言う韓国女性、また目上に男の人には、「オッパ」それもありかな。
ただ個人的に気になったことが一つ。誘拐される女性の中にわき役に徹しているのだが、ペ・ヌリという女優さんが出ているのだが、一言のセリフらしきものがなかったように思うのだが、この人、知っている人は知っているかもしれないが、韓国の時代劇ドラマ「太陽を抱く月(2012)」で巫女チャンシル役 で人気が出たと聞いていたのだが......?
リーアム・ニーソン主演、リュック・ベッソン脚本・制作の映画「96時間(2008)」もいいが、ハリウッド流の過激なドンパチ、そのアクションというより、ファンタジー映画になってしまっているのも見てる分には楽しいかもしれないが、マ・ドンソクのいわゆる肉弾戦も見どころが多いと思われるのだが......!
アメリカの週刊新聞紙、Fort Worth Weeklyによると「つまるところ、この映画は‛80年代のスターローンやシュワルツェネッガー主演のアクション映画のように文句なしにストレートに思えるのは、別の文化と別の時期に移されただけで、そんなに悪いものではない。」とこの映画の印象を述べている。
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