罪の声のレビュー・感想・評価
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グリコ森永事件を題材にしているが、なぜ今?という感が否めない。 「...
グリコ森永事件を題材にしているが、なぜ今?という感が否めない。
「知らない方が良いこともある」
まさにこれだと思った。
幸せに暮らしている主演の星野源にとっては、知る必要など全くなかった事実。
観ていてやり切れない思いの方が強かった。
あと、小さな声でボソボソと話す人が多くてイライラする時間帯も多かった。
あの事件は一体何だったのか?
見ごたえある群像劇
2時間半近くある長編ですが、時間を忘れて最後まで観ることができました。
主人公の一人である星野源の「普通の人感」が物語に非常にマッチしており、何気ない日常を送れることの大切さを訴えかけてきます。
未解決事件の真相解明というよりは、事件によって人生が変わった・変えられてしまった人々に焦点が当てられており、話が進むにつれて段々と胸が苦しくなっていきます。登場人物が多いので少し疲れますが、最後までダレることなく纏められた脚本は見事です。
欲を言うならば、もうひとひねりというか、衝撃の事実みたいなものが欲しかった。全体的に淡々と話が進むので、映画的に盛り上がる場面が少ないのが残念。また、作品の元ネタとなった「グリコ・森永事件」をある程度知っていることが前提で面白い部分(キツネ目の男とか)もある思うので、元の事件を知らない人が観たら少し物足りないかしれません。
正義のための犯罪の浅はかさ
純粋なサスペンス、ミステリーとしては普通
悲哀
72点
職人のしごと
圧倒的に面白い。ふだんわたしは天才や鬼才などと称されている日本映画・監督をけなしてばっかりだが、祈りの幕が下りる時や本作のような職人の映画を見ると、溜飲がさがる。つくづく日本映画に天才・鬼才は要らない。どこがなぜ面白いかというより映画づくりを知り・解っていて、かつご自身の映画づくりにたいして職人的忠勤よりほかの自負心がない人たちが、賞と賞賛を狙わずに映画をつくっている。アーティストよりも前に技術者=職業監督として映画をつくっている。
ぐいぐい展開する、スコセッシのような余裕の演出力と、めまぐるしく時代と場所を跨ぐ、心地よいスピード感。撮影がきれいで、場面転換の都度、空から全景・絶景がぐわーっとパンする。予算も潤沢で、グリコ森永事件を完全に置き換えた、気の遠くなるような、小道具とエピソードの数々。新旧の俳優たちの競演。フレッシュな躍動と、ノスタルジーを同時に提供する、舌を巻くほど豊かでサスペンスフルな映画だった。
宇野祥平が良かった。ギロッとするときの小栗旬もいい。星野源は悪くないけれど、プロパーで固めてもいい──ような気はした。
役者が泣くシーンばかりが印象に残る
原作よりも明快
野木マジックの素晴らしい人間ドラマ
明るい話ではないが面白い
当時、子供ながら、、
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