罪の声のレビュー・感想・評価
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力作ですばらしい。
映画も力作で良かった!
小栗旬がいい!彼の作品の中で一番良かったかも。
星野源もいいけど、彼がキツネ目の男に似てて気になってしまいました😅
で、とにかく宇野祥平が圧倒的に凄い演技で震えた!
「グリコ・森永事件」をモチーフとした小説の映画化だけど、社長の誘拐から始まり、菓子に毒物を混入し企業を脅迫、身代金取引の電話では子供の声が使われる。実際は「かい人21面相」と名乗った挑戦状だったな。あの未解決事件を踏襲しながらも、脅迫テープに使用された「子供の声」に焦点を当てた人間ドラマが胸を揺さぶる。
星野源演じた曽根は父の遺品の中にカセットテープを見つけて再生すると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。そこから彼の真相を巡る旅が始まる。
小栗旬が扮した新聞記者の阿久津もまた真実を追い、様々な関係者に話しを聞いていく。やがて曽根と出会い、連携していく流れ、ラストの余韻も良かった。「逃げ恥」の野木亜紀子の脚本が緻密だったと思う。
白鳥殺人事件もどうぞ
原作未読です
重いテーマですが
予想以上に良かったです
グリコ森永事件の真相は
こうだったのではという感想も
見かけたので
観賞から2か月経っての投稿です
この作品でグリコ森永事件に
興味を持った方へは
内田康夫さんの浅見光彦シリーズ
「白鳥殺人事件」
をお薦めします
こちらもいいですから
緊張感が持続している
面白い。演技も過不足ない。ただ一点言えば、最後に小栗旬が元過激派の宇崎竜童に言う説教は薄っぺらい。
映画ヒョーロン家が、中盤で登場人物が多くなるところで話が停滞して退屈だとか書いていたのでちょっと心配して見に行ったが、そんなことは全然なく、むしろそこが面白いところ。切れそうな細い糸をたどるスリルがある。
観て良かった
元ネタになったグリコ森永事件の真相はこうだったんじゃないかって思うくらい引き込まれる内容で、謎が明かされていくのがとても面白かったです。被害者の姉弟の人生は壮絶で涙を誘いますが、その彼に「あなたはどんな人生を?」と聞かれた時の星野さんの表情は、セリフがないのにとても感情が伝わってくる迫真の演技でした。
罪の痛みが伝わってくる
実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフに多少変更があるものの、監督と脚本家によりとても見やすく分かりやすかったです。事件を知れるきっかけにもなって個人的にはとても満足して観ることができました。
罪を背負った方々の心理描写が自然でとてもリアル。
出演者全員の演技が素晴らしく何回も泣きそうになりました。
上演時間が長いが惹きつけられる場面が多くあっという間に終わる感じがしました。
Uruのエンディングも世界観とマッチしており感動。
エンディング後も余韻が長く感じられる素晴らしい作品でした。
メッセージが分からなかった
土井監督の作品と星野源さんが好きなので鑑賞しました。
原作はまったく読んでいませんが、この作品を通して何を伝えたいのかがわかりませんでした。
またストーリーにも面白さを感じることができませんでした。
原作未読。
こじつけかもしれないが、ちょっと宮部みゆきを想起させるような脇役まで丁寧に目配りして描写した印象。ちょい役でも時々びっくりするような役者さんがキャスティングされていて、かつうまくハマっていた。
小栗旬にはジョニー・デップの轍は踏まないでいて欲しいが…。
宇野祥平さん◎
時間があったから見に行っただけの映画だったのに、大当たりの作品に出会えました。
特に私は、脇を固める役者さん一人ひとりに拍手を送りたいです。
「うわぁ、この方まだお元気でしたか〜。」って、嬉しく思いました。
遠い昔の日本の話ではなく、闘争を体験した方々が全然近くにいてもおかしくない時代の話です。
想像力が膨らむとてもよい作品でした。
自分としては、宇野祥平さんに「天晴れ!」って思いました。
罪は正義にならない
誰かの犠牲を通してこの世界が変わったことは少ない。どれだけつまらなく、息苦しくても忘れちゃいけないことが、自分が将来やりたいことです。それが生きるモチベーションです。人生で様々な試練がやってきます。諦めずに試練に立ち向かうことで、時間はかかるかもしれませんが、結果や結果よりも大切な経験を得られます。
罪を犯すことは誰もが嬉しくなれません。第三者や弱い者が犠牲になります。むしろ相手にとっては思いの都合です。大変な時こそ冷静で諦めず社会を一緒に変えましょう!
恥ずかしいデータを残しては死ねない
事件のスケールとリアリティーがすごい。
主人公2人がミステリーを紐解く。
令和の今に見る価値あり。
良い点
良い題材、役者。
とりあえずイギリス。
悪い点
主人公Bが若干ねちねち。
なぜ消さなかった。
重厚なミステリー
昭和を代表する未解決事件がモデルになっているミステリー映画。現代の記者と当時の犯人側の親族がタッグを組み事件の真相を突き止めるべく調査をします。
冒頭の星野源が自分の声の入ったテープを発見するシーンは鳥肌が立つほど恐ろしかったです。
原作が「あの事件の真相はこうだったんじゃないか。実際の事件資料等を参考に作者なりのひとつの答えを導き出した。」ようなフィクション混じりの半分ドキュメンタリー的な小説だったのに対し、映画版では時間の関係もあるのでしょうが割と普通のヒューマンミステリーに落ち着いている気がします。映像作品として見るとよくまとまっていたと思います。一見の価値ありです。
人間を日本を描くことに成功
事件を描くに見せて、人間を日本を描くことに成功。
好調、土井裕泰は ビリギャルで受験蘊蓄を描くに見せて、若者と大人の後悔と再起を描けたのだった。
役者の演技が印象に薄いのも監督の腕。
昭和の俳優に正面から引導を渡す気合も買おう。
では何故大傑作には成らなかったか。
特に元過激派の当時の傾倒の動機たる私怨が長々と台詞で語られたことが主因だろう。
私的怨恨など無く、ただ時代の追風に煽られただけとしていれば、とは思う。
タイトルが全て
インタビューだけで 35年間未解決だった事件を 数日間でスピード解決!
タイトルの 《罪の声》が 事件関係者の声だけで 解決する物語と 気づいた時は 星4付けようと思いました。
最後まで 分からなかったのが 何で スーツ屋さんの設定だったのか?
特に スーツが活躍するシーンは ないと思いました。
気づいた方 いらっしゃいましたら ご連絡ください
素晴らしい
特に前知識なく鑑賞しました。自分は最後のフィクションですという文字が流れるまでほんとにあった事件と思ってしました。実際には元になった事件を原作の方の解釈でストーリーを膨らませた内容でしたが、正直どこまでが事実なのかわからない程素晴らしい作品でした。自信を持ってオススメできる作品です。
タイトルなし
面白かった、何度か涙が溢れて最後は嗚咽こらえるレベルで泣いた
タツオの思想のなんと独りよがりなことか
「正義のために革命を起こした」と言って、子供達の未来を犠牲にしたことも知らずのうのうと生き、その事実を突きつけられてもまた逃げる
なんて薄っぺらく視野の狭い身勝手な正義だ
ジャーナリストとして他人の不幸を掘り下げるしんどさに意味はあるのか?という問いに、しっかり希望と意義を提示してくれてさすがだなって思った
人の辛さを掘り下げる代償の分、真実に辿り着いたことで救われたことがたくさんあって、その見せ方がうますぎた…
娘の声が聞きたいって言った母がやっと聞けた声が、犯罪加担した声ってもうなんとも言えなくて泣いてしまうよ
人の一つの欲望や、ズルや、嘘や、復讐や思想が、誰かを動かしていく、人の人生を変えてしまう
人は関わることでどうしようもなく影響し合ってしまう
だからこそ自分の気持ちばかりに目を向けすぎて視野を狭めて、曽根の母のように大事なものを見失わないようにしたい
久々良い邦画観たなと言う気持ち
アクションがないと強弱の付け方が難しいストーリーになるかと言うとそうではない。
新聞記者と事件に関わっていたテーラーの息子(加害者or被害者なのか)がバディ感が生まれるまでのドラマの展開が、野木さん脚本により観るものを惹き付ける物語に仕上がってました。
そして一言でいうと宇野祥平さんの役作りが何より助演男優賞を総なめして欲しいくらい凄まじかった。
ただ、もう一度観たいかと言うと頭をフル回転しないと付いていくのが必死で、犯人役も予想が付いたので、あまり意外性はないのが残念でした。
グリコ森永
大学生のころに事件を経験していた自分だが、成人していたのに、あの声が怖かった。いわゆるバディ・ムービーだが、謎解きも多く、面白かった。映画が終わってから、Wikipediaや関連のサイトを見まくりました。
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