劇場公開日 2020年10月30日

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罪の声のレビュー・感想・評価

全542件中、181~200件目を表示

3.0ミステリーというよりはロードムービー

2020年12月13日
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原作は未読の状態で鑑賞。
グリコ・森永事件に関しては、事件の名前を聞いたことある程度だったので、事件の概要をネットで調べてから鑑賞。
率直な感想としては、良くも悪くも普通の印象で
今でも良かったか悪かったか判断に困っている。

現実にあった事件をモチーフにしているので、
その事件をリアルタイムでニュースを見ていた
世代には刺さりそうだと感じた。

正直、wikiで事件の概要を調べていた時の方が面白かった。

そもそもの、事件として奇妙な点が多く、そこに興味を惹かれてしまう点がある。

映画自体が中途半端になったのは、その現実の事件のフィクション的な答え合わせに興味を引っ張れなかった点にあると思う。

ミステリー的な興味の持続、犯人は誰か?の持続がなく、数珠繋ぎ的に話を聞いていくだけで、
ピースがハマっていく面白さがまったくない。

AからBという情報を聞き、Bに行きCという情報を聞いて、Cの所に行くという感じで、
謎解きの面白さがない。

かと言って人間ドラマ部分も中途半端な印象しかない。

ただ、最後まで飽きずに観れた点ではそれなりの面白さはあるのだと思う。
それでも、この映画を思い返したり、もう一度観たいなと思うことはない

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nrhg0104

4.0一番大切なことは理想ではなく現実を見ろということ

2020年12月13日
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泣ける

悲しい

怖い

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M hobby

4.5リアリティを追求した作品

2020年12月12日
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知的

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海堂

4.0最初は見る予定になかったけど

2020年12月12日
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最初は興味がなかったのですが、実際見てみたらとても面白かったですし、すごくいい映画だなぁと思いました。

話が進むにつれていろんな人物がひっきりなしに出てくるので、誰がどの立ち位置の人か覚えるのが難しいですが、とても面白い。
星野源さんの京都弁や、小栗さんの大阪弁や英語も素敵でした。

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はる

5.0一点の緩みもない、見事な作品でした。

2020年12月10日
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鑑賞方法:映画館

脇役一人一人に至るまで、人物描写が深く彫り込まれており、また両主演の演技も素晴らしく、大変面白い作品でした。

グリモリ事件をモチーフにしているわけですが、いったいこの映画の告発はどこまで真実なのかというのは、常に頭をよぎっていました。
ノンフィクション?
フィクション?
それとも半フィクション?

フィクションとして見ても、たっぷりお金も人材もつぎ込んだ重量級のミステリー作品としても良かったですし、あの事件を覚えている人が当時のマスコミの踊る姿をホロ苦く振り返る意味でも絶好の作品であったと思います。

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お水汲み当番

5.0真実に近づいて行く緊張感

2020年12月10日
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泣ける

悲しい

興奮

作品は一人称の目線ではないのに、小栗旬扮する記者が真実に迫って行く過程を、共に追っているような緊張感があった。
声の主たちの知られざるその後の人生が壮絶で、後半は涙なしには見られない。様々な人物たちの背負ってきた人生描写がよくできていた。野木亜紀子さんの脚本の中でも、事件性をはらんだ作品はやはり圧巻。
声の主の1人を演じた、子役の原菜乃華が素晴らしい演技力だった!

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バーム

4.0よかった。の一言につきる

2020年12月9日
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作品を見ていくうちに、事件の真相はこれなんじゃないかと錯覚するぐらい素晴らしい作品でした。

今年はあまり映画館に足を運べなく、鑑賞した映画も少ないが、間違いなく今年1番の作品です。

幼い頃に何度も連れていってもらった阪神パーク。とレオポン。
今はなき阪神パークの再現も素晴らしかった。

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ふくちゃん

3.0宇野祥平さんが圧倒的!

2020年12月9日
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泣ける

悲しい

難しい

深いテーマで興味深かった。できれば各場面をもっとじっくりと見たかった。展開が早くて感情が動く間もなかった。

小栗さんと星野さんのW主演らしいが、宇野祥平さん演じる生島聡一郎が真の主人公なのでは?と思うほどに圧倒的な存在感だった。

たくさん知っている俳優さんが出ていて、それぞれ爪痕を残していた。各シーンが短いのがもったいない。

とにかく登場人物が多く、若い時と演じる人が変わるので余計に複雑になる。

聡一郎役の若い頃を演じた俳優さんも良かった。その家族のシーンが一番印象に残っている。母との関係、姉との関係、姉と友人の関係、そこらへんにグッときた。

…やっぱり生島聡一郎の印象が圧倒的だ。

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mamecororin

4.0濃厚な映画でした

2020年12月9日
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 一本のカセットテープからここまで物語が発展するとは思いませんでした。新聞記者とテーラーが別々に事件の捜査を進め、中盤からタッグを組んで捜査するのも面白かった。
 地道に事件の真相に近づいていくのもリアルに表現されており、途中から新聞記者の阿久津は事件を解明する意義はあるのかと自問する描写があるが、私も同じ気持ちになり、最終的に阿久津は記者としてのけじめを果たしたんだと思いました。
 基本的に地味なシーンが多いですが、脚本や徐々に真相を明らかにする快感は申し分ない。

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keyton

3.5良くまとまっていた

2020年12月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

良く出来た、なるほど野木脚本の映画だと思った。主演の小栗旬さんはとても器用にそつなく演じている、と言う感じ。その分、あまり印象に残らなかった。星野源さんは、事件を追っている時よりも終盤の、実は自分は何も知らず、恵まれた環境だったのだ、と実感した時の静かな衝撃が良かった。宇野祥平さんがとても良かった。登場の際の行為からして、この人は何度もこんな事をやりかけては止め、苦悩してきたのかな、と思わされた。

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るる

5.0情報社会に踊らされるすべての人たちへ見てほしい映画

2020年12月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

脚本が、かの有名な野木亜希子先生と聞いて、公開直後から絶対観に行こうと決めていた映画だった。先に見ていた友人たちから絶賛の声が多く、11月後半にやっと観に行くことができた。見終わった時あまりにも素晴らしい映画でこの感情をうまく言葉にすることができなかった。映画の予告CMを見た時は衝撃的な始まりからホラー要素が強い映画のように感じていたがその考えはすぐに飛んだ。これは今の社会のあり方へ今一度問い直す映画のように感じた。
あらゆる情報がありふれているこの世界で、その情報しか私たちは見ようとしない。その裏側を知ろうとも、批判したことへの責任も取ろうとしない今のマスコミや、私たちへのその姿に問いかけている映画だった。
出演している演者や、音楽、演出、脚本
そしてなによりここまで本当だと思えるほどのクオリティの高い作品を生み出してくれた塩田先生へ絶賛の拍手と感謝を心から送りたい。
この作品を多くの人に見てほしい、そして情報のその先にある人たちのことを想像できる人が増えてほしい。このお話はバットエンドでもハッピーエンドでもない
でも間違いなくあなたの心に残る物語だ

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やま

3.5評価通り

2020年12月7日
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流石に某球団の野球帽はかぶってないがキツネ目の男がソックリ!本物?と思ってしまうぐらい異様な感覚で気が付くと映画の中に吸い込まれている

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シゲゾ〜

3.5「容疑者」とか「被害者」ではなく、「人間」。

2020年12月6日
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大きな事件を追いかけつつも、謎解きに終始するのではなく、その周りにいる「人間」をしっかり描いているのが、さすが野木亜紀子さんの脚本だなあ。
私たちはテレビや記事を見て、事件をおもしろおかしく消費してしまいがちだけど、そこに関わった一人一人が何かしら人生に影響を受けてしまっている。その事実の重たさを考えさせられる。

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YK

3.0境遇は変えられない

2020年12月5日
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鑑賞方法:映画館

罪の意識とその受け止め方、というのが分かりやすい話ですが、
つまりそれは人の境遇は変えられないと言っています。
どんな境遇であったかで生き方は変わります。
結末はハッピーであることもあれば、バッドエンドもある。
時には理想を追って命を落とすこともある。
何が正しいとかこうすべきだということはないけれど、大事なことは自分の望みを叶えるために、何かを得るために自分が動かなければならないということです。
他人の決めた制約通りに動く機械であるうちは、自分にとっての豊かな時は訪れることがなく、
しかし、自分が獲得したものならば、それがどんなものであったとしても誇るべきものとなりその人の人生を形作る。
この映画では、色々な人の選択とそれによって得たものと罪が描かれます。

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たけP

5.0スクリーンに釘付けの二時間半、深い話

2020年12月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

主演は小栗旬だが、登場人物のそれぞれにドラマがあり、背景を知れば知るほど、悲しくて重くて切なくて、深掘りが凄く深くて考えさせられた。話の展開が分かりやすく、長時間があっという間だった。私が学生時代の昭和の大事件が題材となった映画である。コロナ禍でありながら、桜の会や不倫が話題になっている、平和ボケの日本に今私たちは生きている。昭和の日本は、戦争や学生運動などあって、平和でない時期を乗り越えてきた。そんな矢先に、この大事件が発生した。昭和の青春時代を思い出しながら、スクリーンを見ていた。いい映画でした。

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優翔太郎

3.0その時代を知る者としては

2020年12月4日
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グリコ森永毒入り事件、懐かしい。事件そのものより、あのキツネ目犯人の不気味な似顔絵がトラウマのように脳にこびりついている。連日のテレビニュースで映ったあの似顔絵は、(自分を含め)当時の子供には心地悪い記憶となっているだろう。
原作は読んで無いが、あくまでも推理としての犯人像と犯罪目的は面白い説だなと納得。しかしあくまでも想像。だからこその実会社名を使わないところ、なんか不自然というかムズ痒くスッキリしない感じ。いっそ、あくまでもフィクションとしながら、グリコと森永の社名のままの潔さが欲しかった。
小栗旬の抑え気味でありながらのふて腐れ感とその後の躍動感の演技は、近年で一番ハマって見事。
上司役の古舘の存在感と演技力は秀逸、本当良い味出す役者だと再認識。
しかし星野源がね。あくまでも私的な評価だが、涙したりや感情を剥き出しにしての演技も、やはり素人っぽいというか下手なのは全く変わらないなと。彼の女性ファンには怒られそうだが。

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映画鑑賞1000作

4.5イラストで見た、キツネ目の男が動いている…

2020年12月4日
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鑑賞方法:映画館

昭和の事件を元に、当時の子供が親世代になった今が、物語の根幹となる。

フィクションだ、と言い切れるのか。
日本のどこかで犯行に声を使われた子供が、実際に苦しんでいるかもしれない。
そう思うと、鑑賞後の思慮はこの映画に対してでは留まらなかった。

物語の中では、自らが犯罪に携わったことを家族を持ってから知った者と、携わった直後に知った者に分かれ、
その時期の差は大きな運命の境目になる。

生活境遇、立ち居振る舞い、衣服、言動…
不遇な方を演じた俳優がとにかく名演技で、心を掴まれた。

星野源は何の役をやっても主張が強くなく、
どの役でも違和感なく安心して観られるので良かった。

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ちか

3.5墓場まで持ってく罪と覚悟

2020年12月4日
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鑑賞方法:映画館

なんとなく気になってフラッと鑑賞。
グリコ・森永事件の時は、私は生まれたてだったからほとんど記憶にはなくて、こんなことがあったのかーという、ほぼ初見の知識。
フィクションだけど、すごくリアリティがあって、これほんとにフィクションなの??っていう印象だった。
小栗旬はこういうキャラクターがすごく合ってて、好感度があがるw
主人公が2人に分かれて始まるところも、最後の結末に至るまでの人間関係の描きかたもリアルに感じた。
どんでん返し!みたいなテンションのものではない分、人間関係と感情の映し方に没頭したのかなー。
フィクションだけど、改めて、親は親の人生が、子供には親の人生ではなく子供の人生があるって再確認させられた。
罪の声は、墓場まで持って行くべきなのでは…?それをわざとじゃないにしろ継がせてしまうのも、また罪のひとつに思っちゃう。苦しみが待つ罪なら、ね。
スタッフロールで脚本が野木さん(逃げ恥、アンナチュラル)だったことを知り、はー、さすがの人間模様!って納得w
脇を固めるみなさまの演技力にも拍手だった!

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ぺけすけ

5.0この罪を誰が背負う

2020年12月3日
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泣ける

悲しい

怖い

泣きました。悲しくて・・・。
原作は3年前に読み、なんとなーく覚えている程度で観ました。
サスペンス、推理物の重い暗い流れ。
ラストの「え、それだけであの事件を起こしたん?」という無責任感と、だから余計に哀れでやるせない気持ちに、また涙・・・・

長い原作、沢山の登場人物を、よくここまで脚本し描き切ったと驚きました。
3人の子供の運命がこんなにも・・・・という悲哀、悲しすぎる。
いい映画でした。

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うずまききみ

5.0たくさんの人に見て欲しい

2020年12月2日
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鑑賞方法:映画館

仕事の休みがとれたので映画でも、と軽い気持ちで観に行きました。
どの俳優さんが好きだから、という訳でもなく、ただ宣伝を見て、見応えのある作品だという気がしたので。
この映画にしてよかった。最後まで、引き込まれて、贅沢な時間を過ごせました。
子ども時代を大阪で過ごし、この事件があった世代です。キツネ目の男、そういえばそんなのあったなと懐かしさもありましたが、知らない人や若い方でも十分楽しめると思います。
色々と考えさせられる、深い内容でした。
関西弁、京都弁も心地よく、脚本、キャスティング、演技どこをとっても上質だったと思います。
センセーショナルな内容とは対照的に、抑え気味?な演技がかえって自然で、本当にあったことを見ているような、不思議な感じになっていきました。
思いがけず、火野正平さんが出ていらして、スクリーンで見られたのは、とても嬉しかったです。

高校生の子どもにも、勧めたいと思います。
たくさんの人に見て欲しい。

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JY
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