「さすが野木亜紀子さん」罪の声 まあこさんの映画レビュー(感想・評価)
さすが野木亜紀子さん
原作あっての脚本とは分かってますが、
野木亜紀子さんの脚本じゃないとここまで
ぐっと心に来なかったんじゃないかと思います。
キャストも野木さん脚本の物語の常連俳優陣で
安心して見られました。
私の中ではもはや野木亜紀子ブランドみたいに
なってますね、逃げ恥からファンですが、
ハズレという物がない。すごい人。
や、勿論原作も素晴らしいんです。
でも映画、ドラマ、なんでもそうですけど
原作潰しの脚本や演出って多いと思います。
野木亜紀子さんにはそれがない。
故にまっすぐ、ゼロの気持ちで視聴できます。
今回の罪の声、子供の声を使う犯罪。
ラストに向かってハラハラと集まる真実に、
涙、というよりは怒りが湧きました。
若いっていいことばかりじゃない、
学ばない、学べない大人はずっと学べないし
学ばないんだな…。
何年経っても罪は消えません。時効でも。
背負って生きる30年より、償う30年にして欲しかった。
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