劇場公開日 2020年10月30日

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「最後までわからないサスペンスと人間の葛藤」罪の声 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最後までわからないサスペンスと人間の葛藤

2020年11月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

グリコ・森永事件が元になっています。懐かしい。たしかに大事件だった。

スタートから最後までとても楽しめた。
犯人は誰なのか、、、というサスペンス要素はもちろんですが、人間の葛藤のようなものも描かれています。
確かに、、切ない。

おふたりはもちろんですが、宇野祥平が良かったです。

テンポがとても良いので、間のびせずに、どんどんストーリーが進んでいきますが、ひとつの手がかりが行き詰まると、次々と手がかりが見つかっていくがちょっと気になりますが、2時間映画なのでこれで良いかと。

実在の事件を元にしていることで、リアリティがある。あと、学生運動の辺りがかなり好き。

私の母も学生運動に参加していたらしい。ちょっと怖くて、詳しくは聞けなかったけど。亡くなるまでずっと選挙はあの党に入れ続けていた所をみると、全てが過去のことと思っている訳では無い、、、と。
もちろんテープに私の声は録音してないですが。

犯人にも理解ができる。当時であれば、大義名分があるのでそういう考え方になるのもわかる。
でも、そのために犠牲になってきた人がいることまで、想像できなかったんだけど。共感してしまうところもある。

Uruの歌も良かった。

大満足でした。

だるまん
だるまんさんのコメント
2020年11月1日

コメントありがとうございます。
歌、、即買いですね。UruさんはYouTubeでカバー曲頑張って歌っていた時からファンなので頑張って欲しい。映画と関係ないけど。
宇野さんは、、、すごい痩せ方と血管でした。はじめは誰か分からなかったです。

だるまん
すなぎもさんのコメント
2020年11月1日

歌良かったですよね〜😁
宇野さんも素晴らしかった。母親との再会は何年も月日が経ってたのに別れた当時のまま(時が止まってた)のようで宇野さんの演技にやられました。であの後のテープの声に……(泣)

すなぎも