安市城 グレート・バトルのレビュー・感想・評価
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五ヶ月ぶりの映画鑑賞 まずは韓国映画から再開 スケール、でか
イケメン見ながら歴史の勉強!
攻城戦の工夫が見応えあり
WOWOWにて前情報なく視聴。
期待していなかったがおもしろかった。
テーマは「国を守るために」かな。
特に良かったのは映像の迫力と時代考証。
大軍勢同士の戦いは画になるし、20万人に対して一騎当千の安市城武将たちは観ていてワクワクする。剣・斧・弓・槍・馬などそれぞれ得意武器が違って特徴的。
また、両軍の戦い方が非常におもしろい。
高句麗軍の鎧馬武士はカッコいい。
対して唐軍は多彩な攻め方をみせる。物量・マンパワーで圧倒していく中国のパワーは凄いな。
攻城塔や土の山などユニークかつ理にかなっていて、wikiで調べたら土の山は事実らしく驚き。
また、表情や目線など細部にこだわっているなと伝わってくる。あまり観たことがない目線のカットや、多くを語らず表情で魅せる部分もよかった。
ヤン・マンチュンは市民や兵たちから慕われているものの、全てに万能ではないというのもおもしろい視点だと思う。
多くの作品では、こういうストーリーの主人公は何でもできてやることなす事全部がハマるイメージだが、本作においてはそこまで超人ではない。
あくまでも、安市城、そして高句麗を守る一人の高句麗人として描かれていて、だからこそ判断が遅れたりするし、人前で弱くなったりする。
ただ、ヤン・マンチュンの表情は豊富でないので分かりづらく、葛藤がもう少し丁寧に描写されているとより感情移入しやすかったかも。
メッセージは一貫していて、国防のために全員がやるべきことをやろうと。坑夫の笑顔が良かったな。
観ながら、日本で同規模の戦いを映画化するとしたら…と考えたが外国との戦争は近代まで少ないなぁと思った。
以下、印象的なセリフ。
「勝てる時だけ戦うのか」
「ご苦労だった」
「誰に従うかは重要じゃない」
二本立て二本目。ああ言えば韓国の歴史スペクタクル。得意の捏造(失礼...
二本立て二本目。ああ言えば韓国の歴史スペクタクル。得意の捏造(失礼、脚色)でどこまで真実か分からぬが、骨子はあっている模様。
韓国の関ジャニ村上が密命を受け韓国の小泉進次郎を殺しに向かう(笑)一方、高句麗に忍び寄る大国、唐。
これ、最高に面白い。登場人物各々がなんとも魅力溢れる。大昔の話なので原始的な戦闘なのだが、その戦闘シーンがなんとも強烈。片時も目が離せません。
女優陣は相変わらず美しい。メイン女優二人の運命にも注目です。
いやー最高の映画でした。韓国映画、おそるべし。素晴らしい。絶対見るべき作品です。
冒頭の皮肉、申し訳ありません。私は韓国民が嫌いなのではありません。むしろこの状況でも冷静かつ友好的でいてくれていると思っています。ただ失政を隠すのに反日を利用する政府に疑問符なだけです。異なる見解もおありかと思いますが、単なる一個人の感想ですのでスルーでお許しください。
三国志ファンにはウケること請け合い
戦モノを魅力あるものにする方程式といえば、「多勢に無勢で立ち向かう」「争奪ではなく民を守るために戦う」「リーダーは腕もたつが知略に長ける」というあたりは言えそうか。史実だとフィクションのようにはいかないが、大枠で合致している部分を探し出して、方程式にあたる部分を強調すれば、おもしろさのベースラインの高い作品が無難に作れる。本作はゆうゆうとそのベースラインを越してきている。
少し調べたら、高句麗というのは弓の国なんだそうだ。そらに、太宗が眼に矢を受けて負傷したというのも先行していたドラマの筋だったようで、好き勝手に物語を作ってない点は好感のもてるところ。映像的には城壁での攻防戦が秀逸。リドリースコットが描いた『キングダム・オブ・ヘブン』の城攻めを下敷きとしてみれば、さらに一段、効果的にかつ丁寧に撮っている印象を受けた。
しかし上映館は限られていた。日本ではウケないな、と扱われたのだろう。たしかに上映中作品の中から何気にひとつを選んで観る作品ではない。本作を観る人は本作を観たくて足を運ぶ、そういう映画だと思う。そして足を運ぶ人はおそらくそう多くはいない。
では私はなぜ観たのか。それは三国志ファンだから。火薬がまだない時代。剣と槍、弓と盾、馬、鎧兜、火と油、投石器で戦うシーンがみたかった。そして期待通りに、張飛のような腕っぷし強そうな漢が、ブーンと長刀ふりまわして、周りの敵数人を一度にばったばった切り倒す映像に出会えた。『わかってるじゃないかー』と感激した。
三国志そのものを描いた映画『レッドクリフ』、また西洋東洋で違えども同じような方程式で成り立っている『300(スリーハンドレッド)』などを念頭に置いて考察してみると、戦闘シーンをただの血なまぐさいだけのシーンにしないためには、背景の政治と登場人物たちの人間模様が程よいバランスで語られていることが重要である。本作はそこも抜かりなく総合的な完成度は高いと思う。
面白かった
面白かった
壮大なバトルは一見の価値あり、ただしもう少しストーリーに工夫を…
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