「「アクションは」良いよ…良いんだけども…」るろうに剣心 最終章 The Final たかさんの映画レビュー(感想・評価)
「アクションは」良いよ…良いんだけども…
夜中のガラガラの映画館で鑑賞。
るろうに剣心を公開1週間で、こんなガラガラの映画館で観るとか、悲しくなるね。
隣に人いるのは嫌だけど、周り見て悲しくなった。
感想は、るろうに剣心の設定を使った、オリジナルストーリーかなって感じ…
痛いファンがストーリー作ったのかな…
でも、別物って言っているみたいだね。
痛々しい…
「アクション映画」として観るなら良い。
ただ私は「るろうに剣心」を観たかった。
キャラ祭りに腐臭が漂い、残念としか思えなかった。
観た後は不完全燃焼で終わるので、原作で満足したくなる。
ただ単に忘れているだけなんだけど、縁って捕まる必要あったけ?原作もこんなんだっけ?
あんな狭い場所でアクションするの凄いし、めちゃくちゃカッコ良かったけどね。
トニージャーみたい!!!
原作まんまではないと思っていたから、縁の超人的な強さが表せていたから、ここのアクションは良かったと思った。
ただ縁のシスコンが前面に出すぎてた。もっとクールな感じが良かった。っていうか狂気じみていた印象だったんだけどな。ヤバそうな奴きたって。
「姉さん…姉さん…」って感じじゃなくて、
「抜刀斎!!」って内に怒りを秘めている感じだと思ってたんだけどな…
子どもの頃は「姉さん…姉さん…」じゃないの?子役にそのシーンやって貰えば良かったのに。
人誅が始まってからは、とにかく間延びした感じがした。
敵キャラに焦点当てすぎ。
長い話なのに時間取りすぎ。
この辺りからなんとなく不安になってきた。
薫もしかして死なないんじゃ…
(正確には死なないけれども…)
色んな敵キャラに、とにかく怨まれている剣心。
でも、剣心はただただ暗いだけで、絶望や苦しみはあまり感じられなかった。
敵に「新しい自分を生きて」的な希望のある言葉を言えちゃうくらいですもん。
敵キャラからは、絶望や苦しみがガンガン伝わってきたのにね…
「縁、復讐はこれで良いのか?」とか思っていたら、薫置き去りのまま最終対決!?
どうやって出てたのかいきなり登場する薫!?
一人で島から脱出できたんだね。
何というか…
弥彦に左之助を任せた後は、キャラ祭りだった。
これはカオス。
操、御庭番衆、斎藤、そして瀕死に見えた左之…
左之めちゃくちゃ元気じゃん…
とにかくごちゃごちゃしている。
宗次郎の登場には唖然…
オールスターですね。
そういえば、刀狩の帳が斎藤らを罠に嵌めた時、志々雄真実のコスプレもいたね…
良かったのは、巴。
キャラを出しゃばらせ過ぎてなくて良かった。
有村架純さん、可愛い系だからどうかと思ってたんだけど、繊細で儚い感じだった。
子役縁も良かった。
心配なのは、ただ単にこれからbeginningの公開があるから、巴をあまり出せなかったのかも、というところ…
っていうか、beginningじゃなくて、縁編を2部構成にして人斬り時代も薫人形もやれば良かったのに…
なんか縁編は、剣心の絶望あってこそなんだよな…
正直、
期待していた分、
延期された分、
ガッカリ。
beginningは心太の頃からやるならいいな。
評価みてか、、映画館で観るかどうかを決める。