劇場公開日 2020年1月24日

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「モトーラ世理奈は岡山天音に似ている」風の電話 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5モトーラ世理奈は岡山天音に似ている

2020年3月10日
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鑑賞方法:映画館

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2020年映画館鑑賞22作品目

広島県呉市から岩手県大槌町までのロードムービー

スタートから重苦しい

全体的にリズム感がおかしい
テンポが悪い
変な間がある
なぜかと思い映画を観たあと調べたら台本はなく全てアドリブでやっているから
そんな丸投げな演出は邪道だ
西田敏行や佐藤二朗のようなベテランなら許されてもいいが若手には無茶振りだ
こういうアドリブ映画はあってもいいが主流にはなってはいけない
インディーズならともかく商業映画だ
イオンや朝日新聞とかがよくカネを出したもんだ

重い雰囲気を三浦友和や山本未来や西島秀俊や西田敏行がだいぶ和らげてくれた

広島呉市で倒れているハルに三浦友和が声をかける場面と流された自宅を西島と共にあとにする場面のロングショットが印象的

いろいろ詰め込みすぎという意見もあるようだがそれはあまり感じなかった
クルド人も余計だとまでは思わなかった
139分と少し長めだがそれほどでもない

ハルが家族に会いたい思いを爆発するシーンが3回あるがくどい
呉市の工事現場も大槌町自宅跡も抑えめでいった方が良かった
最後の風の電話で爆発するべきだった
流された両親と弟はここで登場するべきで西島の自宅で登場するのはおかしい

ロードムービーだから場所と日付と時間の字幕がほしかった
あまりにも不親切だ
ほとんど西島のおかげで大槌町に行けたようなものだし

最後に主役のモトーラ世理奈について
彼女の存在を知ったのは今回の作品が初めて
予告編から感じていたが桁外れのブサイク女優
剛力とか多部とか黒木華なんて全然比べ物にならならない
杉村春子より酷い
顔の奇形かと思った
残念ハーフという言葉が1番ぴったりな芸能人
整形番組のbeforeかさんま御殿の再現ミニドラマに出てくるブスとどっこいどっこい
しかも陰キャのブス
笑顔もキモい
そばかすといえばキャンディキャンディだが彼女は明るくて前向きだった
陰キャのキャンディじゃ多くの人に愛されることはなかった
これじゃヒッチハイク無理だわ
よく乗せてもらった奇跡だよ
不良3人組もよくもまあナンパしたもんだ
後ろ姿で美少女っぽいから声をかけたけど振り向いたらごめんなさいだよ現実は
それゆえに彼女の存在は今の芸能界に必要不可欠だ
隙間にはまる足りないピースがモトーラ世理奈だ
若いのにモデル出身なのに現時点での演技力は上々
世の中は美人ばかりじゃない
超ドブスが主役でもいいじゃないか
唯一無二モトーラ世理奈今後の活躍を大いに期待してます

野川新栄