劇場公開日 2021年2月26日

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あのこは貴族のレビュー・感想・評価

全237件中、141~160件目を表示

5.0鉛色の立山連峰

2021年3月8日
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素晴らしかった。本当におすすめします。みんなに見てほしい。
2ケツシーンは泣けます。。
あいの風とやま鉄道泊行きが魚津で止まって水原希子出てきてからの鉛色の立山連峰どーんは本当素晴らしかった、、富山を美化してない。魚津チョイスは素晴らしい(魚津びいき)
そして水原希子の富山弁も良かった。

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yuki

4.0小説が表情ゆたかに立ち上がっていた

2021年3月8日
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山内マリコさんの小説が好きなこともあり、観に行きました。
他の方も書かれているように、主演陣の演技が良かった。もし漫画みたくデフォルメされたザ・お嬢様と苦労人というキャラクター作りだったら、面白くなかったかもしれない。この映画では門脇麦と水原希子が細やかな演技をしていて、絶妙にあどけない華子の不器用さと、世馴れていつつ優しさのある美紀の姿が見応えがありました。石橋静河の自立した人間でありたいと願う女性像も、本当に身近にいそうな感じがする。

原作小説を読んだときは階級差への驚きと淋しさのようなものを強く感じ、読後感は明るいけど少し淋しかったのを覚えています。
恐らく、映画では「この子達、貴族だ…」のセリフで表される階級差へのショックが、美紀のモノローグで詳細に語られる場面が印象的だったから。
映像化されることによってモノローグが減り、代わりに交わされる表情のやりとりから、より優しさやシスターフッドのようなものを感じました。

この作品を観たら皆自分の出身について語りたくなると思うけれど、東京出身の私は大人になって他の地方から来た友人達と仲良くなり、自分も色んなことを教えてもらってきたのを思い出しました。

映画になってくれて良かった。

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motuni

5.0控えめに言っても、最高。

2021年3月7日
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asas

4.52ケツの女の子たちが眩しい。

2021年3月7日
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だいず

4.0出会うことがないはずの二人だったが

2021年3月7日
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あまり語られることのないヒエラルキーについてストレートに語る作品。ホント珍しいと思う。

病院を経営する医者を父にもつ華子(門脇麦)は結婚を前提に仕事を辞めたが、婚約者と別れ家事手伝いとなった。結婚相手を見つけることが彼女の使命である。

富山から東京の大学に入ったものの家業の問題で中退した美紀(水原希子)は、その後も故郷へは帰らず東京で働いていた。

現在の日本にも確実に存在するヒエラルキー。階層をまたいで出会うことはない、はずだったが。

華子は更に上の階層でイケメンの幸一郎(高良健吾)にときめく。幸一郎は気の置けない美紀と過ごす時間が安らぎだった。幸一郎つながりで二人は出会った。

この後の展開が好きだった。華子は美紀と出会い真の自我に目覚めた。初めて彼女自身の人生を生き始めた。観る自分もいい気分に浸った。

ある意味で人間皆等しいと、階層に関係なく同じなのだと言ってくれたような気がした。温かい気持ちになった。何故か矢野顕子さんの『ごはんができたよ』を思った。

今年の日本映画のベストの一本だろう。

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エロくそチキン

5.0センスが光る映画

2021年3月7日
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映画の登場人物同様、非常に上品な映画だった。

全ての登場人物を露悪的にすることなく、それぞれの立場のそれぞれの悩みとして昇華させている。

その上、映像そのものも美しく、テンポも非常に良い。

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nrhg0104

4.0門脇麦、水原希子ダブル主演、山内マリコの同名小説を、新進の岨手由貴...

2021年3月7日
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りゃんひさ

5.0淡々とだがだらだらはしない。静かだが、無駄のなくきちんと起承転結が...

2021年3月6日
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知的

淡々とだがだらだらはしない。静かだが、無駄のなくきちんと起承転結が効いた。

ストーリーの描き方めちゃくちゃ良かった。

鳥籠で生きるお嬢様と上京者の物語。
ありきたりのテーマかと思って見たら、

まさかの発見もあって心が打たれた。

「どこで生まれても、最高だと思う日もあれば泣きたくなる日もある。」

いろいろ考えさせられた。

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mizujun2jp

4.0純粋にとても良かった

2021年3月6日
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何よりもキャスティングが素晴らしかった。見終わって、こうしてレビューを書きたくなった初めての映画。妻に誘われて、半信半疑で観たけれど、思い出に残る素敵な映画だった。

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Yehoshua47

4.0脚本、演出がよく、キャスティングも本当に良くて個人的に非常に好きな...

2021年3月6日
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脚本、演出がよく、キャスティングも本当に良くて個人的に非常に好きな作品だった。グッと引き込まれた良作だった。

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おれ

4.5「でも、それだけじゃない」まで目が行き届いた作品

2021年3月6日
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たいへんよかった。

基本は「女性の生きづらさ」の話で、結論としては「女同士の連帯かもしれない」のだけれど(それだけなら「アナ雪」と同じ)、しかし、「それだけじゃないよね」という部分がストーリーの中に細かく配置されて、とても目の行き届いた脚本だと思いました。

女性がいつでも離婚できるように自立することが大事と考える人がいれば、やはり主婦として働かずに生きたいという人もいる。

将来に夢を持ち、自己実現が大事という人もいれば、生まれた家の論理からはみ出されずに生きることを選ぶ人もいる。

男性社会の無意識の暴力性もきちんと描かれているが、それを告発したり糾弾したりすることに終始するのではなく、その中での女性の可能性や、男性側の辛さまで取り入れる。丁寧なつくりになっています。

主体を持たなかった主人公(門脇麦)と、外部の要因で主体的にならざるを得ない主人公(水原希子)が、いかに自らの望む主体に少しでも近づくかという思考実験的な展開も、リアリティを失わずに描かれていました。

何より、現実世界では出会うこともないような二人が出会い、心を通わせるシーンは、暖かいと同時にスリリングでもあり、この映画を見てよかったと思わせてくれました。

水原希子と門脇麦の二人が本当によかったですね。

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Pocaris

4.5東京の貴族って、斬新だな

2021年3月6日
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泣ける

幸せ

東京の街がきれい。まさに、外から見た東京という感じでかっこいい。特に東京タワーはいいね。
あんな部屋に住んでみたい。

貴族階級というのも新しい目線だった。
そうか、日本にも階級があるのね。
どうしても平民目線でみてしまうので、平民が幸せになって欲しいし、貴族は不幸になればと思ってしまうけど、両方からの目線が良かったです。

門脇麦と水原希子は良かったです。
予告を見た時に、個人的には、水原希子が貴族、門脇麦が平民というイメージでした。
見てみると、なるほど、門脇麦が貴族で正しいですね。

また、少しずつすれ違っていく様子や、言葉のは裏腹の感情などがとても良かったです。
また、高良健吾がハイスペックながら、思いやりの無い言葉を連打します。
それを言ったらおしまいだ。
女心の話でもある。原作も女性。監督も脚本も女性。

こういうのは、ながらでは伝わらない良さなので、映画館で見るべし。

水原希子のあのセリフは刺さってしまたった。やばい、私にも居ないな、、、今日の出来事話す相手。泣きそうになった。

派手さは無いけど、染みる良い映画でした。

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だるまん

4.5説明セリフはいらないのだ

2021年3月6日
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幸せ

説明セリフがほとんどなくても、門脇さんがどういう役柄で、水原さんが、、高良さんが、、と予備知識なくてもすぐ理解できる分かりやすい脚本。
心の動きが阿吽の呼吸で認識でき、住む世界が違うのに物語にのめり込んだ。
それでも映画的なラストはしっかりあり好印象。
いい作品に出会えた。

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ダルメシアン07

5.0期待以上に楽しめた。

2021年3月6日
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あまり期待せずに観ましたが
とても楽しめました。
上級国民と一般国民の違いを斜めに観て、皮肉たっぷり。
常識や作法は同じコミュニティーの人間の間だけの勝手なルールだと再確認しました。和室に入るのに膝を擦ってましたが洋服では毛玉ができそう。

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けな

4.0しっとりとした映像とセリフの静謐な間で語られるメッセージ

2021年3月6日
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映像が雨上がりのようにしっとり感あって情緒感ある。ライティングもシックな灯りが中心。セリフにもゆったりした静謐な間があって、表情で心情を読める。まさに映像で語る映画で、入り込める。

女性の心情を描いていて、人はすぐにカテゴライズするけれど、しがらみを取り払って自分の人生を生きようと前向きなメッセージが込めあれている感じがした。
恋愛映画でも対立も描いていない。それぞれの視点で淡々と過ぎてく時間を映しとっているようで、映像が残像として残る、映画を観たという感覚になれる。

K大学はまさにこういった対比を描くにはもってこいの大学だ。都内の裕福層の内部生と、地方の外部生は入学時点でまったく違う。内部生はすでによく知った旧知の仲。外部生はそこになじんでいくひと、なじめないひと、模様が違う。

セリフもなかなか印象的でセンスある。
最高の日も泣きたくなる日もある。そんなとき誰か言える相手がいるのはとても大切なこと。案外出会えないよ、そういう人。
美樹は同じ地方で同じK大学を出た何でも言い合える友達がいて、とても羨ましかった。

華子はそういう友達がいないようで、なんだかずっと寂しげ。だけど健気。
二人の女性もそれぞれ愛し、愛されるような公平に描いている。
女性監督ならではの女性の描き方でとても印象的だった。

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菜野 灯

4.0水原希子さん最高!

2021年3月6日
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彼女の自然体の演技に魅了され同性ながらキュンキュンしました。綺麗な方はたとえジャージ部屋着でも美しい!今後の活躍がとても楽しみです。

内容は全体的に展開がとても良かったです。飽きさせないですね。けしてハラハラドキドキは無いですが不思議なぐらい夢中で観てました。
女性なら共感すること沢山あるんじゃないかと思います。若い頃の自分が重なってジーンと目頭が熱くなる場面もありました。東京に憧れて見栄張って都内で働いたけど現実は孤独で、毎日同じルートしか歩かないから実際はその景色しか知らない、妙に寂しくなる夜があった事を思い出しました。

素敵な友情関係に最後まで心温まる作品です。

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コチョ

3.5男性の意見が聞いてみたい映画

2021年3月6日
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原作、監督が女性だからこそ表現できたものではないか?
昔よりは無くなったように思える、日常で感じられなくなったように見えるが実際には存在している
境界線を明確に表現できていると思う。
世代と性別、経験がわたしにはドンピシャ(とても自然に描かれていた)な映画だったけれど、違う人から見たらどう解釈されるのか感想が聞きたくなる映画だった。
終盤、どこで終わるのか間の取り方が微妙だった。

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ミワ

3.0色々な世界

2021年3月6日
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主役三人、勿論素敵だったな。
石橋さんと山下さんはそれ以上にこの映画に、良かったです🎵

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たつじ

3.5うねる様な物語ではないが気持ち宜し

2021年3月6日
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いやぁ、メインの二人と高良くんは勿論の事、映画で出会う度に(個人的に)嫌悪感満載な役どころが多かった静河さんも、気負いのない感じが素敵だった。ボンボンふってるCM好きだったのよね。
女の子を脱却出来ない感じが雰囲気と声のトーンにある麦さんはビタッと嵌まってたし、希子さんも自身とのシンクロ率が高いのかお見事でございました。「奥田民生ボーイ…」の時も好きだったけど、こちらの肩の力が抜けた格好良さもいいですな。
そして、ちょこちょこと出てくる男性陣が男の視聴者として視ていると「んん?」なんて感じもあるのだけれど、女性目線の物語として男性がどの様に見えているのか?という、男性諸君には永遠の命題とでも言える視点が興味深く、良い学びになったきがします。活かせるかは甚だ疑問ではありますが(苦笑)。
「生きる」という事にどう向き合うかが大事。ただし、悩み過ぎたってしゃーないよね。そんな感じにそっと優しく背中を押してくれる作品でした。

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