「素晴らしい作品でした。」フリーソロ 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい作品でした。
以前にエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン監督による“メルー”がとても素晴らしかったので、楽しみにしていた作品なんです。
今作も凄かったですね。
殆ど平らにしか見えない崖を登って行くその技術や体力もさることながら、支えもないままあの高さに身を晒し、更には登り切るまでひとつのミスも許されないですし、恐怖は当然の事ながらアクシデントも含め何事にも惑わされないその精神力は凄まじいの一言ですね。
その上、撮影まで許してしまうなんてΣ(゚Д゚;o)
その状態で、1000メートル近い断崖を命綱無しで登り切ろうと言うのですから、絶句するだけです。
アレックスさんもですが、これは撮影する方も精神的に嘸かしきつかったと思います。
勿論、監督2人にも様々な葛藤はあったでしょうが、フリーソロをテーマにアレックスさんの撮影を敢行する決断をよくしたものですよね。
ノンフィクションだからこその緊張感…心を揺さぶられる作品でした。
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