「家族とは何か 佐藤健×鈴木亮平はいつも兄弟役」ひとよ もふもふさんの映画レビュー(感想・評価)
家族とは何か 佐藤健×鈴木亮平はいつも兄弟役
家族の形は千差万別。
よそはよそ、うちはうち。
隣の芝は青く見える。
友達の家が羨ましくうつる。
金持ち家の良いところと悪いところ、
貧乏な家の良いところと悪いところ、
片親だったり、家庭内暴力があったり、学歴信仰やどこに就職したとか、ハイステイタス至上主義な家もある。
そんなことはよくある話。
そして、この映画では家族が元犯罪者で、実刑を終えて、帰ってくる。
小説や映画だからある話なのかもしれないが、
もしも、自分ならと置き換えて考えてみると、
実際は映画以上に苦痛だろう。
実際に加害者家族は犯罪の数だけ存在する。
加害者も罪の意識を背負って生きるが、加害者家族の人生もめちゃくちゃになる。
かつて、映画「手紙」を見たのを思い出した。
この映画も加害者家族をテーマにした映画だった。
やはり、加害者家族は就職、結婚にも苦労する。いわゆる「普通」の人生は簡単には歩めない。
こういった映画を見て、一人でも『犯罪は自分一人の問題ではなく、家族や周囲を巻き込むのだ』と悟る人が増えることを願うばかり。
映画は全体的に引き込まれる作品でした。
そして、
佐藤健×鈴木亮平はドラマ「天皇の料理番」でも兄弟だったよね^_^
そしてそして、
鈴木亮平の演技の幅よ!
この映画鑑賞より3週間ぐらい前に
「弧狼の血 レベル2」観たのよ!(しかも同じく白石和彌監督!)
同じ監督、同じ役者でも作品が違えばこうも違いますか!!(当然よね笑)
弧狼の血の時の鈴木亮平は殺気、狂気に満ちてたけど、
今回のひとよでは、不器用ながらも家族思いな長男役。
まったく別人!
これぞ、名俳優!!
良いもの見せてもらいました!^_^
以上
コメントする