ぼくらの7日間戦争のレビュー・感想・評価
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まあ87分なのが救いか…
簡単に言うとゴミです。
ご都合展開と臭すぎるセリフで構成されています。現実と乖離しすぎており、またヒロインか同性愛者であることも別にそれを活かせているわけでもなく全く不要です。
普通に主人公と相思相愛だったらこれまでの脚本はともかくとしてまだ救われました。
いいところがほとんどないという逆に珍しい映画 うんち!!
敵対する相手がぬるいかな
敵となる入国管理官たちは高校生達に害を与えたわけでもなくタイの子に害を与えてたわけでもないのでそれならタイ人を騙して不法労働させてた悪徳業者からタイ人の子を守る闘いだったら良かったのになぁと思いました。
30年後の中山ひとみの登場は良かった。免許証の苗字が「菊地」になっててニヤっとしてしまいました。
全く共感できない主人公達と、観る人をバカにした脚本・演出
原作は未聴ですが、あまりにヒドイ内容。
好きな子のために、1週間後の誕生日をここで!と、友達誘って、廃墟に不法侵入!...までは、「若気の至り」で分かります。
でも、入国管理局の人ら、全く悪くないですよね?w
しかもあんだけ重機ぶん回して、下手すら死人でますよ?さらにその後はバカッターで晒すとか...
ちょっと高校生にしてはアホすぎません?
いや、「今時の高校生はこれぐらいバカ」という作品メッセージなんでしょうか?
※追加: 原作は小学生設定なんですね、それならまだ分かりますが、原作レイプ甚だしい...
他にもあまりにヒドイ...。
高校生らが300%悪く、無責任に「助けて!」とだけすがるバカヒロイン。
報復としてはやり過ぎなSNS実名晒しをしといて、悪びれもせず最後に反大人側みたいな顔する秘書。
自業自得な高校生らなのに、無理やりイイハナシっぽくする音の演出。
色々社会風刺を入れたかったかもしれないが、作中で何の解決も発展もしない蛇足設定。
こーすれば売れるだろうと言わんばかりに、開始5分で「君の名は」を彷彿とさせる、挿入歌...。
全く感情移入もできず、内容、演出ともに、
幼稚かつ観る人をバカにしすぎ。
アニメ映画で、久々にこんなに不愉快な気持ちになりました。
見るんじゃなかった...
お祭り感も爽快感もない
他の方々が書かれてるように、下位互換感が否めない。
大人や社会に対しての抵抗、お祭り感、最後の爽快感もなにもない。
レズビアン告白は、ついに笑ってしまった。
色々もうちょっと作り方あったろうよ。。。
惜しい作品と今後に期待が残る監督。
良い映画なんだが総じて惜しい。
どうにも惜しい。
伝えたい事もそんなに重くしたくない事もわかる。
だが、見る側には、ただ昭和の映画を軸に流行りの描き方の寄せ集めをしただけ、そういった印象が残るだけになってしまう。
令和時代に昭和の冒険欲やアナログの良さのテイストを軽く伝えたい作者の意図も垣間見えるが、何せ心理描写や途中描写で伝え切れてない。
意欲はありちゃんとした作品を作ろうという意識も感じ取れる、それに劇中でも意欲を大事にしてほしいと伝えていて方向性も一貫し最後までちゃんとまとめ上げている、だが結果的には描きたい事を詰めてまとめ切るには納期が足りなかったんじゃないかと思えてしまう程に整合性が取れておらず説得力が薄い場面がちらほら全体に散見出来る。
2時間半の尺なら、納期に余裕があったのなら、監督が心理描写の深いもしくは押さえるとこでちゃんと押さえる映画を多く見てその手法をも理解していたならとても素晴らしい映画になったと思う。
監督の経歴を見るに、方向性のだいぶ違う作品群で歴も浅い、逆に言えばその割に過去作をただ模倣するだけでなく、新しいテイストを入れながら現代風にまとめ上げようとしたその意欲は十分に評価出来得るものだと思う。
だが、全体的に昭和の風味と令和の風味が上手くまとめ切れてない、時代が変わっても同じ日本であり、立てこもりなどの社会感覚は変わってしまっても、人間性というのは普遍的なもので親と子などの連続性の感覚は変わらないはずだ。
更に特殊な事を柱にするならそれなりの理由や説得力が必要になる、
そういうラインを深く描けば融合はスムーズに出来るはずなのに、何せそこが浅い、主人公の親が出てこないのは違うように思う、ヒロインの親子間の問題も昭和色が強いように思うがそれを現代に馴染ませ切れてないように見える。
更に、子供の軽率さ無責任さを出すなら、現代風のSNS系の部分ではなく立てこもったり料理作ったりの野性味ある所で出すのが自然に思う。
主人公の特殊性ある知識でも現実にはそうそう上手くは行かないはずだ。
そこを上手く使えばその試行錯誤に映画としての深みが、思春期や冒険の現実感が重過ぎないでしっかり出せたと思う。
一貫して意欲、その姿勢、大切さを伝えたいのは分かる、それは確かに現れてるが、リサーチが甘い、理解が甘い、製作者側自体のその甘さが現れているからこそ意欲を説得力を持って伝え切れていない、描き切れてない、新しい要素を入れても、構成部分を漠然とかいつまんでただ結果を微妙に繋ぎ合わせた見栄えの良い張りぼてになっている。
意欲と見た目の結果重視で整合性が足りると思ってるのかもしれないが、意欲は過程が無ければ説得力がちゃんと生まれないし、何より元々の必要性も大切だ。構成の歪みや甘さは見る側の違和感に直結する。
ゆえに要所に補強などして工夫するのが最善だったと思う。
良い作品、良い監督に思えるがとても惜しい、それに尽きる。
シリーズのファン向けではない作品
原作の小説を全巻読み、実写映画も観た「僕らシリーズ」ファンです。
映画を観に行ったら予告編で本作の公開予定を知り、まさかの新作に胸を踊らせました。
残念ながら行動範囲内の劇場で公開しなかったため、レンタル開始を待ち遠しにして先程、視聴を終えたばかりです。
OPテーマまでの流れには、アニメ好きの方以外にも好評だった「君の名は」の雰囲気を感じつつ、冒頭にスマホやSNSの情報が出たことにより現代風の「7日間戦争」が始まることを予想させてくれました。
そして、それを裏切ることなくストーリーは進みます。宗田理先生の原作は子供たちが敵として扱う大人たちと戦うのがテーマでしたが、本作にもそれは受け継がれていました。
大人たちにとっては、主人公たちの戦う理由は幼くて馬鹿げていると思われるのでしょうが、そこもまた原作の彼らと比べたらまだ大人しいものです。何せ彼らはかつての学生運動よろしく命懸けで大人に反抗してましたから。
さて、話は戻り今作では現代が舞台ということもあり主人公たちの結束は希薄で、武器と思われたSNSといったツールも、終盤にて彼らを貶める罠として利用されてしまいます。
瓦解仕掛けた彼らを繋ぎ止めたのは、主人公の真っ直ぐな思いが届いたからなのですが、ここをご都合主義と取るかどうかは視聴者次第。少なくとも私は感動しました。
シリーズに関係ある登場キャラクターは宮沢えり演じる中山ひとみ1人だけで、シリーズの主人公的存在ともいえる菊池も相原も出てきません。
シリーズファンとしては微妙かもしれませんが、私はそれなりに楽しめました。
子供向けの復刻版がヒットしたからと言う理由もあるでしょうが、この現代にあえて「7日間戦争」を映像化して頂いたことに感謝したいと思います。
"あの頃"に忘れてきたもの
小学生の時に少し原作を読んだものの全く内容を覚えていない状態で鑑賞しました。
正直賛否は分かれる、というか目の肥えた方には響かない映画だろうなと思いました。作画もそんなに良くないし、新海さんの作品などと同価格で損しないとは言えないかも。すごく簡潔でわかりやすくて、教材のような内容(笑)
でも、若かったあの頃に少しでも未練や後悔がある人ならきっと胸が苦しくなるはず。
登場人物たちの個性がよく表現されていて、みんなそれぞれが違った悩みを抱えていて、またそれぞれにできること・良い面も持っている。最後は全員がしっかり自分の気持ちに決着をつけるところが清々しくて最高でした。
原作は恐らくもっと古い時代が舞台となっていると思うので、現代的な要素の入れ方にリアリティがあって面白かったです。親子間のいざこざから移民、LGBTなど様々な問題がテーマとして取り上げられていましたが、特にSNSで晒された若者のその後の人生について考えさせられました。
本編のあと彼らには苦しい生活が待っているかもしれないし、もう普通には生きられないかもしれない。悪いことをして罰を受けるべきだったとしても、メディアや聴衆はなんて無責任で勝手なものかと思わずにはいられませんでした。
本編のような事件は起こしちゃいけませんが、眩しいほどの青春の輝きを見せつけられ、自分にもっと勇気や行動力があったら、家族や友人に感謝や本当の気持ちを伝えることができたなら、それなら今からでも変わればいいんじゃないか。"あの頃"やり忘れたことを取り戻したい。そう思わされる映画でした。
若い人にも大人にも見てほしい。
絶対に見るな。時間の無駄。
①
現在風刺のように、SNSでの誹謗中傷や、LGBTなどが物語中に行き交いしたが、残念ながら、すごく不愉快でたまらなかった。監督は、そういうのがいけないんだ!って言いたいのかもしれないが、金を払ってまでグロテスクなやり取りを見たい人はいない。
②
ハッピーエンド風になっているけど、あのメンバーの全てがネット上に晒されて、あの後どうなったのかが説明されていない。恐らく、メンバーの殆どは、社会的死を遂げていると思う。
せめて、外国人少女を救い出した!!みたいなのがネット上に記事になっていれば、あのメンバーの尊厳は少しは回復したかもしれない。
だけど、それもないんじゃ、ただのバカ集団で終わってしまう。
③
あの秘書はなんだったんだ?自分の行動に責任取れよ。せめて、メンバーに加担してやれよ。最後の手のひら返しといい、臭いセリフといい、全てがウザかった。結局悪いのは、全部あの秘書だろ。
僕らの7日間戦争
ザ・青春。
前知識なし(小説あるのは知ってるが未読)で観に行きましたこの映画。賛否両論分かれてるが私はこの映画好きです。
作画が細田監督の作品に出てきそうでした。
アニメ映画とか、同じジャンルの映画ってどうしても他のものに被せて観てしまう傾向があるから、類似してる物を探してしまうのが私の悪い癖。
ストーリーはシンプルで大人VS子ども。
理不尽な大人への反抗。ちっぽけな反抗でもちゃんと、戦争だった。
1番印象的なのはSNSの使い方。
それは自分を守る武器にもなるし、自分を滅ぼす槍にもなる。
顔もわからないどこかの誰かから誹謗中傷を浴びて、それにあやかる人達。多勢に無勢。匿名って怖い。
SNSを使って描く描写が心に刺さった。
序盤の展開は遅くてイライラしたが山場がわかりやすいため、楽しめた。(逆に山場がわからないと楽しめないのは情けない。自分。)
本多さんが好き。いいぞ、もっとやれ。
※個人の価値観で書かれています。
※スマホのルールマナー良く。
本当に酷すぎる
冒頭から展開は絵も、曲も、テンポも、いま流行の新海誠風だった。
目くじらを立てる人もいるかもしれないが、広く大きな層へエンタテイメント作品でヒットを狙う角川映画だ。
だからまぁ、良いとする。それだったらそれでベタベタの青春群像劇がみられれば良かった。
だがしかし、ラスト前にヒロインが自分の秘密をカミングアウトして大爆死する。
別にLBGTが云々はどうでもいいがここで必要なカミングアウトですかねぇ、思わず映画館で「えー!」と声を上げそうになりました。
いじめからのキャラ変バレやら公共事業の談合やら社会問題を提起するのもなんだかなぁ、と思ったが結局のところヒロインと主人公いい形に収まっていればそんな不満も出てこなかったはずだ。
つまるところ、一番美味しくなければならない部分で観客の期待を裏切っているからあら探ししてしまう。
不法滞在の子供が真のヒロインだった落ち、ではまとまっていませんよ?
それならまだ主人公とヒロインが結ばれた後に同じような展開で三角関係に落とし込んだ方がよっぽど気持ちの良い青春ドラマでまとまったはずだ。
結果、主人公もヒロインも存在感がなく物語を終えるわけだが、だったら冒頭にあんな演出で期待感を煽るなよ。酷い、本当に酷い。
宮沢りえが出てきたところで聴ける曲が懐かしいな、くらいでムダ金を払ったわ。
あんまりに酷くて、思わず登録してレビュー書きました。
原作ファンはみるな、みるなら期待するな。
デジタルタトゥーの怖さを啓蒙する映画〜中盤からのトンデモ展開
予告編を見て絵が綺麗過ぎてちょっと、と思いましたが、原作(小説)ファンだしまずは見てみようと。
序盤から、
何でこのメンツ?
セキュリティガバガバ&何で使われていなかった炭鉱の設備が動く!そして危険!
幼い子供!?タイ人!?
いや今時のマトモな子なら家出はしても犯罪までは犯さないんじゃないかなー。
大人の撃退方法も殺人になってもおかしくないし。
とツッコミどころ満載。批評モードへ。
中盤からがドヒャーなんですよ。
主人公がSNSで大人たちとのいざこざ映像公開&議員の秘書(ヒロインの親父が地元でブイブイ言わせてる議員です)が腹いせで主人公たちの画像をネットに晒す。
案の定身バレ、名前、出身、黒歴史まで晒されるという二次災害。
他の方も言っていましたが、ここは妙に現実的だし、今後の人生オワタ\(^o^)/
お互いに疑心暗鬼になりつつ、よりによってここで告白をぶち込んでくる主人公。
そしてまさかのヒロインのレズ発覚。。
親父の会社存続のため偽ってヒロインと友達になる肌が黒いということは当然腹も黒い陸上部員。
いじめにより転校し、堂々の陽キャ&高校デビューを飾ったパツキン隠キャ。
クールなガリ勉を装った男は見たまんまのツイッタラーでした。
そして、果たしてこいつはいる意味あるんか子ギャル。
音楽とびっくら展開でお涙ちょうだい。新海作品を意識したのかな?
ホントに終盤で中山ひとみ登場。乗っていた車のナンバープレートに”宗田”の文字が。財布からチラ見した免許証には”菊池ひとみ”と。原作を読んでから久しいので、まだまだ伏線があるかもしれません。
ただ、宮沢りえさん。
「意外と何とかなるもんよ。」
あんたの時代はそうだったかもしれないが、現代はちげーんだ。残念ながら。
映画館には幅広い年齢の方が。中には涙してる人がいましたが、思わず小声で え、と言ってしまいました。正直言って、劇場で見る価値はあまりないと思います。
もうちょっと人物を掘り下げられたんじゃないか?
あのオチで行くならタイの子についてもうちょっといじらしいシーンとかその後を出して欲しかった。
というか旧ヒロインのその後なんかより大事でしょ。
他の子も途中ヘビーな心理攻撃があったにも関わらず、ちょっと簡単にまとまるところが薄っぺらいと感じた。
ラストの脱出シーンも伏線を貼っていたのはいいけど元からあるならともかく、小さいのを大量に作っている余裕があるようには思えなかったし。
そもそも屋根の開閉シーンについても伏線を張って欲しかった。
とはいえ全体的には絵柄も好みだし、親子や社会との対立・利用、主人公の策士ぶり、展開の山あり谷ありは良かった。
大人たち
千代野議員以外は、この子達の冒険の意味が多かれ少なかれわかったのでしょうね。でなければもっと強行手段を取れていたのでは?ストーリー展開は面白かったけど、辻褄が合わない感じの所があったかな?
家出なのかキャンプなのか
まず、この設定は無理解な親に対するこどもの抵抗の物語だとして、親(大人)になにを
訴えたかったのか、家出して親を困らせて引っ越しを止めさせるつもりだったのか、高校生にしてはあまりに幼稚な発想だが筋は通る。が親公認の7日間のキャンプならなにも問題ない。それだと始まらないからたまたま不法滞在者のこどもを発見し、独断で保護しようとする。無責任な善意が無謀な騒ぎに発展する。そのこどもが日本語がエラク達者なのも謎。
高校生に対峙する大人たちを悪人のように設定しても言い分はこっちの方が正しい。スパイダーマンが登場しない普通の世界の話でも、アニメなんだからおかしなことは承知の上でスルーしてます、がよく伝わる作品でした。
創作物と割り切れば面白い
自分の感情を押し殺して、周りや目上の人間に合わせる行為を
「大人になる」ことと物語の中で定義しているように映画を通して感じました。
そして、高校生である主人公たちは、7日間限定で「大人になること」を全力で放棄し、戦う。
その7日間の中で、主人公たちは隠し事を全て掃き出し、本音を出し合うことで精神的に成長できた。
というのが、この映画のストーリーでしょうか。
とはいえ、SNSで主人公たちの顔写真を晒され、インターネット上で詮索されたことをきっかけに隠し事をインターネット上で晒されるというのは、社会的制裁として重過ぎます。
現代の価値観と合わせたのかもしれませんが、そこは現実味を追求しなくて良かったのでは?
そして、映画では7日間戦争のその後が描かれることはほぼありませんでした。
そのため、主人公たちの処遇が不明のまま終わったため、凄く後味が悪いと感じます。
下手なところを現実的にし、その後の処遇を濁すのは創作物においては、リアリティを追求した作品とは言えません。逃げの作品です。
リアリティを追求するのであれば、その後の贖罪も含めて物語として描くべきです。
それくらいであれば、青春活劇としてスカッとするものを描いてほしかった。
始めから創作物と割り切って、表面的にストーリーを追う限りではとても面白いと思います。
ただ、一度引っ掛かりを感じると違和感がぬぐえない、その違和感を払拭するような何かも特にないという今一つな作品だったと私は感じました。
まさかの展開
単なる青春ラブコメでは終わらないまさかの百合展開
予告編から全く匂わせなかったのは凄いが、個人的には百合展開は必要なかったとように思えた。
終盤のそれぞれが本心を吐き出していく中で唐突に百合告白がでてくるので、???となってしまった。
ぼくらの7日間戦争!!
コードギアスの脚本家…大河内一楼さんの脚本によるストーリーは、違和感なく観れました。キャラクターへの感情移入ができる作品でした。
宮沢りえ演じる中山ひとみが、登場する場面にはドキドキしました。サプライズみたいな演出…良かった!!
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