「実際の事件を題材としているから緊張感が半端ない」ホテル・ムンバイ tik_takさんの映画レビュー(感想・評価)
実際の事件を題材としているから緊張感が半端ない
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実際のテロ事件を題材にした作品。高級ホテルにおける勇敢な従業員がお客様である富裕層を救いために奮闘をする。テロのリアルさが無残な暴力で描かれ、最後まで緊張感が続いた。
テロリストを含む人物の描き方も俊敏で、宗教や貧富の差なども考えさせられる映画だった。その中で私が一番気になったのは「お客様は神様」というシーン。Godといっている。日本でも三波春夫の曲で、お客様は神様であるというサービス概念が浸透しているが、テロリストであるムスリムや、シーク教の主人公、ロシア人客の十字架のネックレスとともに、この神という言葉が非常に心に引っかかった。
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