「「愛」とはなにかに気付かされる」ホテル・ムンバイ tomoさんの映画レビュー(感想・評価)
「愛」とはなにかに気付かされる
この映画の主題は、「愛」であると思った。
テロリストに襲撃され、極限状態に陥った状況では、人としての本質というのが浮き彫りになる。そういった状況で、顧客の人々は「愛」する家族を守るために、自分を犠牲にし、従業員は「愛」する顧客のために、自らの命を顧みず、危険を犯す。また、テロリストであっても、故郷にいる「愛」する家族のために、否応なくテロの決行を指示され、従う。まさに、さまざまな人物の「愛」が交錯した映画である。
最近、「愛」を感じていない人、「愛」とはなにかわからなくなっている人には、おすすめである。
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