「靴が象徴的に扱われていたような…」ホテル・ムンバイ シャウさんの映画レビュー(感想・評価)
靴が象徴的に扱われていたような…
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冒頭、アルジュンの靴が映る。靴を履くのを忘れてサンダルで出勤してしまった。結局事務所にある小さな靴を履いてフロアに立つことになる。靴を忘れたことでルーム担当が代わり命が助かった、という意味だけなのかな?と思っていた。
いや、しかし、潜在的に足元に意識を向けるための意味があったのかもしれない。
テロリストの少年達はアメリカやイギリスは敵だ、と言っていた。でも履いている靴はvansとconverseではなかったか?
とするならば、あの少年達は本当に知識がなく、洗脳されているただの少年として描かれていることになる。
決してそこをフォーカスしたカットはない。
しかもイスラムの貧しいテロリストの少年達がそんな靴を履いているわけはない。
そこは本作の演出の1つなのだろう。
ってただ単に似てる靴ってだけだったりして。
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